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避けられない「超インフレと預金封鎖への道」 日本のGDPは捏造されている

「失敗だった」では済まされない マイナス金利がもたらす悪夢

アベノミクス」「マイナス金利の導入」…これら日本経済の刺激策のどれもが失敗でした。

しかし、マイナス金利の導入に関しては、「失敗だった」で済ますことのできない予想外の結果をもたらしつつあります。

ウォールストリート・ジャーナルは、マイナス金利プログラムは、さらなる負荷を日本の金融セクターかけることになると報じています。(全文を読むには登録が必要です)

日本銀行は今年2月より、マイナス0.1%の金利を商業銀行の保証金(当座預金)に強要し始めた。

商業銀行は日銀の当座預金に新たに資金を預けると、逆に金利を日銀に支払わなければならなくなるのだ。

商業銀行は、彼らの預金者にマイナス金利を転嫁させることができないので、それは銀行自らの利益が失われることにつながるのである。

今、日本の商業銀行は二重の苦しみの中でもがいている。

「正常な市場を破壊」国内アナリストらも懸念

日本の金融機関の多くのアナリストたちは、日銀によるこうした金融操作のすべてが、本質的に正常な市場の働きを破壊しつつあると不平を言っています。

以下は、4月4日のブルームバーグからの抜粋です。

日銀から岡三証券に移り、現在は同社のチーフ・エコノミストを務めている愛宕伸康氏は、「…信用取引市場は投資家から証券を購入し、中央銀行にそれらを売却することを探しているディーラーにとっては、単なるプロフィット・センターになった」と指摘した。

「今のところは、その戦略で儲かるかもしれないが、金融機関は、莫大な損失のリスクに直面している。

日銀との取引を、唯一の利益の源とすることによって、市場は予想外の不安定さに晒されている。

それが猛威を振るうようになるのは、こうした歪んだ取引が終わり、日銀が出口に向かい始めたときだ」と愛宕氏は警告する。

「市場は破壊されつつある」…

岡三証券の愛宕氏は、「民間銀行は額面100円の国債を買って、将来の値上がりが見込めるうちに少しでも高く売ってしまえ、と息せき切っている」と警告しているのです。

民間銀行は、国債を購入して日銀に売った途端、マイナス0.1%の金利を負担しなければならなくなるので、民間銀行は国債を売らずに市場で買いたい(まだ値が上がると予想している他の銀行など)投資家に売って、その利ザヤを稼ごうとするのです。

それが限界に達したとき(つまり、マイナス金利幅を拡大するというような)、このモデルは崩壊すると警告しているのです。

民間銀行に残されるのは、すでに大量に抱え込んだ国債をさばくことができないというリスクだけです。

つまり、これはババ抜きゲームです。最後のババを掴むのは誰だ、ということです。

ただし、日本向けのブルームバーグには、このように書かれています。

岡三証券の愛宕伸康チーフエコノミストは、3月22日のリポートで、「4月展望リポートで実質GDP成長率および消費者物価の大勢見通しが下方修正となるのはほぼ確実な情勢」とした上で、4月会合での追加緩和を見込んでいる。

金融関係者は、「日銀は、当面はマイナス金利の拡大は行わず、次なる量的金融緩和を行うこと」を期待していると書くのみです。

Next: 国民の犠牲の上に進行していく「金融機関の世界統合」

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