fbpx

ゴールデンウィークがらみの嫌なアノマリー2つ=櫻井英明

株価下押し?さらに嫌な「ゴールデンウィーク中の円高アノマリー」

さらに嫌なアノマリーは、ゴールデンウィーク中の円高アノマリー。2008年〜昨年2015年まで、過去8年間のGW前後のドル円相場の動きを見ると、

★2008年:円高進行
GW期間中はほとんど動きがなかった。しかしGW明け直後5月7日105.60円→9日102.60円。

★2009年:円高進行
5月5日から15日までの10日間で99.70円→94.70円。

★2010年:円高進行
ギリシャのソブリンリスクが発生で5月5日94.90円→5月6日87.90円。

★2011年:円高進行
4月27日から5月5日までの8日間で82.70円→79.50円。

★2012年:円高進行
4月25日〜5月1日の6日間で82.70円→79.50円。

☆2013年:円安進行
アベノミクス背景。4月29日97.33円→5月7日99.43円。

★2014年:若干の円高進行
4月28日102.20円→5月2日103.20円。

☆2015年:円安進行
118円台→120円台

また、トヨタが最高決算を発表した後というのは、なぜか円高になるケースが過去にあったというアノマリーもある。

【関連】米「為替政策監視国」に指定された日本の自業自得と麻生財務相の勘違い=近藤駿介

1 2

「兜町カタリスト」』(2016年5月2日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

「兜町カタリスト」

[無料 平日刊]
個人投資家のみならず、マーケットのプロからも注目を集めてきたメルマガ櫻井英明責任編集「兜町カタリスト」。前場・後場の1日2回無料配信。マーケットのど真ん中からとっておきの情報を発信します。カタリストとは英語で「触媒」のこと。マーケットの動きを的確に知る触媒として、新たな情報ソースとして、ぜひご活用ください。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー