(3)必ず一度は失敗する。リカバーできるうちに気付くこと
お金の使い方に関しては、体験しない限り本当のことが分からないものです。なので、すべての人が必ず一度は失敗すると言ってもいいでしょう。
だからこそ、その扱い方を学ぶ必要があるのです。繰り返しになりますが、気の向くままにお金を使っている限り、すべての人が必ず一度は失敗すると言っても過言ではありません。
ただ失敗にも、リカバーできる「傷の浅いもの」と「致命傷になるもの」があります。
その失敗が十分に挽回できるサイズのうちに気付くのか、それとも手遅れになってから気付くのかの違いです。投資でも100%安全な投資などありません。そして投資に失敗し、すべてをスッてしまった時に限って勤めている会社の業績が悪くなり、給与が下がったり、突然の予期しない出費が必要になったりするのです。
お金の扱い方を学ぶ必要があるもう一つの理由は、お金の使い方はその人の“人間性”をさらけ出すものだからです。
その人のお金の使い方や扱い方を見ているだけで、人間性や器量までもがわかってしまいますから、将来大物になろうという気概のある人は、ことさら気をつけたいものです。お金にだらしない人は、どこかの国の都知事のように十字砲火を浴びて満身創痍になって、家族にも迷惑をかけてしまいます。
『資産1億円への道』(2016年7月8, 9, 11日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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資産が1億円あるとゆとりある生活が可能と言われていますが、その1億円を目指す方法を株式投資を中心に考えていきます。株式投資以外の不動産投資や発行者が参加したセミナー等で有益な情報と思われるものを随時レポートしていきます。