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その株、いつ買う? 銘柄分析の重要性を5年で株価2.8倍の「花王」で理解する=山田健彦

配当利回りから見た花王の売買ポイント

花王の売買ポイントとしては、28期連続増配という連続増配記録日本一を疾走している状態から考えて、配当利回りに着目して投資している長期投資家も多いと考えられます。

配当利回りと株価の関係を見てみますと、直近の過去2年間で配当利回りは、
最高値:1.93%
最小値:1.38%
平均値:1.61%
となっています。

最高利回りの1.93%をつけたのは、2017年2月2日で、株価は5,598円。
最低利回りの1.38%をつけたのは、2018年1月9日で、株価は7,820円でした。

ここで最高利回りを付けた日(2017年2月2日)と最低PERを付けた日(2017年2月17日)は極めて接近していることに気づきます。

このように、PERが最小値に近く、配当利回りが最大値に近いときまで待って投資すると良いのでは、という仮説が立てられます。

ちなみにこの原稿を書いている5月10日時点での予想配当利回りは、1.57%で過去2年間の平均(1.61%)よりは少し割安な位置につけています。またPERは24.89辺りで、平均値(24.1)よりはやや高めです。

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資産1億円への道』(2018年5月11日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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資産が1億円あるとゆとりある生活が可能と言われていますが、その1億円を目指す方法を株式投資を中心に考えていきます。株式投資以外の不動産投資や発行者が参加したセミナー等で有益な情報と思われるものを随時レポートしていきます。

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