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ファンド勢が警戒する夏相場の大異変。8月ドル円相場の下落幅はいかほどか?=今市太郎

例年、円高が進みやすい8月。今年は米国の中間選挙年ということもあり例年以上に株式相場が下押すことが予想されていますが、ドル円相場はどうでしょうか。(『今市太郎の戦略的FX投資』今市太郎)

※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2018年7月26日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。

異変があるとしたら下方向。市場が夏相場に警戒感を深めている…

完全に上値を叩かれたドル円

7月大きく上昇して年初来高値を示現するかと思われたドル円は、意外にもトランプ砲日銀の緩和観測報道で完全に上値を叩かれる形となってしまい、なんとも元気のない相場状況へといきなりセンチメント(市場心理)が変わる状況になってしまいました。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

8月は例年でも円高が進みやすいドル円ですが、今年は米国の中間選挙年ということもあり、アノマリー的には例年以上に株式相場が下押すことが予想されるだけに、ドル円がそれにどこまで付き合うことになるのかが注目されるところです。

2017年で1.9円、2016年は3円以上の値幅

8月のドル円相場というと、株価が弱いだけにどうしても弱含みを想定し易くなります。

実際、昨年は8月単月で1.9円ほどの下落があり、月初から中盤のお盆休みに下げて月末ほとんど戻すという行って来いの展開となりました。

また、2016年はほとんど中盤まで動きがなかったものの後半に3円近く上昇するという動きで、月足では陽線引けしています。

お盆シーズンまでは「下押し」に警戒を

こうやってみますとすべてが下押しというわけではありませんが、少なくともお盆シーズンまでは下押しに警戒すべき状況になってきているのではないでしょうか。

ちなみにここから2円近く下げればちょうど109円がターゲットになりますし、さらに3円となると108円が下値メドとなります。材料は、トランプの口先介入と米国の株価動向、債券動向あたりが非常に大きな影響を与えることになりそうです。

さらにですが、チャイナショックで株も為替も大きく下げた2015年8月の場合、下落の値幅はおよそ6.2円ほどでした。同規模のフラッシュクラッシュのようなものが起きた場合には105円あたりまで下落するというシナリオも全く架空のものではない状況で、下落ひとつをとってみても、その材料次第では相当値幅は違うものとなることが容易に予想されます。

Next: 一部のファンド勢はこの夏の相場下落を警戒している…

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