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よく当たる「理論株価」最新データ分析!日経平均の妥当水準は?

変動の範囲を日経平均ベースに引き直す

下図はこの変動範囲を日経平均ベースに引き直して日経平均と共に示したものです。

日経平均と変動範囲 ─2014.1.6~2015.10.23─

日経平均と変動範囲 ─2014.1.6~2015.10.23─

日経平均を青線で示し、通常の変動範囲を緑色、変動の限界を赤色の線で示しています。通常の変動範囲の上側は2万69円、下側は1万8190円となっており、直近の日経平均は通常の変動範囲の中に収まっています。

下図は、上図を7月以降に期間を絞り拡大したものです。

日経平均と変動範囲:拡大グラフ ─2015.7.1~2015.10.23─

日経平均と変動範囲:拡大グラフ ─2015.7.1~2015.10.23─

10月14日以降、日経平均は通常変動の範囲以内に入っていることが分かります。

株式相場は当面安定局面で静観か

下表は直近5日間について、日経平均、通常の変動範囲、変動の上限と下限、そしてかい離率をまとめた一覧表です。

日経平均と変動幅、乖離率の一覧表 ─2015.10.19~2015.10.23─

日経平均と変動幅、乖離率の一覧表 ─2015.10.19~2015.10.23─

なお、変動範囲は理論株価をベースとしますので、理理論株価の変動に伴って変動します。今後の理論株価の動き、すなわち前回記事でご紹介した説明式にある日経平均ベースの予想EPSと米ドルレートの見通しを併せて検討するようにしましょう。

業績が今後上方修正される、あるいは米ドルが高く(円安)なる場合は理論株価は上昇することに留意してください。

現状では、こうした環境に急激な変化がなければ日経平均は通常の変動範囲に収まると見られますので、当面は静観の状況と言えそうです。いかがでしょうか。

筆者プロフィール:日暮昭
日本経済新聞社でデータベースに基づく証券分析サービスの開発に従事。ポートフォリオ分析システム、各種の日経株価指数、年金評価サービスの開発を担当。インテリジェント・インフォメーション・サービス代表。統計を用いた客観的な投資判断のための市場・銘柄分析を得意とする。

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投資の視点』(2015年10月27日号)より一部抜粋

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