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韓国・徴用工問題、日本は国際裁判で敗北する?必ずしも日本有利と言えないワケ=世に倦む日日

国際司法裁判所の判事たちは「村山談話」に着目する

1995年の村山談話が新しい外交指針として打ち出され、1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定を相対化している外交事実を知るだろう。

1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定は絶対的なものではない。だからこそ、慰安婦問題については、アジア平和国民基金ができたし、日本政府からの見舞金が出るという展開になった。

河野談話(93年)と村山談話(95年)の外交が出発点となっている。ICJの判事たちは、この紛争の法的処理にあたって村山談話の意義に着目するだろう。

文在寅の年頭会見での大胆な発言は、ICJでの勝利を計算した上での自信を持ったものだったのかもしれない。

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  • ICJで日本は勝てるのか – ILO勧告、国連人権理事会、村山談話(1/21)
  • 文在寅は反日なのか – 日本マスコミの文在寅への誹謗中傷の嵐(1/18)
  • 徴用工問題のヒステリー – 嫌韓ショービニズムで染まった(1/16)
  • 【動画】天木直人氏との新春対談(1/11)
  • 2019年の朝鮮半島と米中新冷戦 – アメリカは常に『敵』を求めている(1/9)
  • リベラルからソシアルへ – 2019年、時代の底流(1/7)

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  • 新防衛大綱 – 「統合作戦室」の出所は第4次アーミテージ・レポート(12/21)
  • 新防衛大綱と対中戦争 – いつの間にか軍事大国になっていた日本(12/19)
  • 辺野古の土砂投入 – 面妖で不自然なNHK-NW9の「街の声」(12/17)
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  • フランスにおける階級闘争の勝利 – 国民的争議で最賃月20万円(12/12)
  • 何を守りたいのだろう – 「多文化共生」の美名の下で進める新自由主義(12/10)
  • 人手不足は日本人で補え – 「君たちはどう生きるか」プロジェクトの提案(12/7)
  • AIがホワイトカラーの労働をリプレイスする – その意味を考える(12/5)

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  • 正規・非正規・外国人の三階層の固定化 – 労働法制が解体された2018年(11/30)
  • ゴーン逮捕で移民法スピンに成功 – 日本をカースト構造にする移民政策(11/26)
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  • 二島返還で手打ちの暴挙 – 自画像の損壊、戦後日本の外交の否定(11/17)
  • 人手不足への対策案 – 200万人の引きこもりの再生とAIの活用を(11/14)
  • 入管法改正に反対する – 移民政策を美化・宣伝しすぎるマスコミ(11/13)
  • 11月11日、天木直人氏との対談(11/12)
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  • トランプの独裁権力強化となった中間選挙 – トランプ主義の米国(11/7)
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  • ペンス・ドクトリン – 同盟国日本への対中国経済制裁協調の押しつけ(10/10)
  • 玉城デニーはDCに飛べ、間髪を置かず自己決定外交に打って出よ(10/5)
  • 改憲シフトの党人事と安倍改憲の情勢 – 煽るマスコミ、醒める公明党(10/3)

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世に倦む日日』(2019年1月21日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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