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高値更新するNYダウに比べ、下値を模索する日本株…個人投資家の心理状態は?=炎

米株価が新高値をつけても日本株には影響せず、それどころか下値を模索するなど日本株に向かう投資家のパワーが委縮している。その原因はどこにあるのか。(『億の近道』炎のファンドマネージャー)

プロフィール:炎のファンドマネージャー(炎)
小学生から証券会社に出入りし、株式投資に目覚める。大学入学資金を株式の利益で確保し、大学も証券論のゼミに入る。証券会社に入社後は一貫した調査畑で、アナリストとして活動。独立系の投資運用会社でのファンドマネージャーの経験も合わせ持つ。2002年同志社大学・証券アナリスト講座講師を務めたほか、株式漫画の監修や、ドラマ『風のガーデン』(脚本:倉本聰)の株式取引場面の監修を行う。

世界にの株価に後れを取る日本株に、投資家の思いは…

株価が上がれば買いたくなり、下がれば売りたくなる

個人投資家の皆さんは自己責任の下で自由に株の売買ができる。売買の結果はすべて自身の運用成果に反映される。プラスになったりマイナスになったりと変化が激しいのが株の世界。

うまくいく場合もあれば駄目な場合もあり、株式投資の悩みは尽きない。

これだけNYダウやNASDAQ指数が新高値をつけても日本株にはまったく影響せず、それどころか下値を模索するなど日本株に向かう投資家のパワーが委縮している。

どこにその原因があるのか。

米中貿易摩擦、中国経済のスローダウン、日韓の軋轢による経済への影響、少子高齢化、10月からの10%への消費税増税など、悪材料を上げ出したら切りがない。メディアではネガティブキャンペーンばかりが目につき、日本経済の未来を明るく語る論調は滅多に見られません

経済界でもソフトバンクGの孫社長が日本のAI企業には見るべきものがなくファンドでは投資しないと断言。AI後進国となり下がった状態の日本。

米国が世界に誇るGAFAと言われる一連の企業群、さらにはそれに続くユニコーン企業の存在。日本とは圧倒的に異なる株式市場のプレイヤーが織り成す時価総額が、米国ではますます拡大。一種のバブルのような様相を呈してはいるが、デフレ経済の道を選択した日本とは根本的な違いがある。

こうした株式市場の潮流に竿さすわけにはいかず、日本株は委縮する投資家心理をベースにローカルな市場に段々となりつつあるというのが筆者の率直な印象だ。

投資家心理というのは摩訶不思議な世界でもある。

低コストで取引ができるオンライン証券が短期投資家を呼び込み、短期の値動きを見ながらホットマネーが動くので株価が継続的に上がれば買いたくなり、継続的に売られて安くなればますます売りたくなるとがいうのが現実に起きている現象なのかも知れない。

Next: 投資家がつい高値を買いたくなってしまうのはなぜか?

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