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FOMCの利下げはほぼ確定、焦点は利下げ幅へ。エコノミスト予想では0.25%が8割越え=街

米国の利下げを材料にしたリスク先行相場の流れは、一時大きく売られる場面もありましたが直ぐに戻ってきました。今後の焦点となるFOMCの見通しを解説します。(『億の近道』街のコンサルタント)

プロフィール:街のコンサルタント
20数年間を金融(主に証券)会社で過ごし、投資銀行業務や事業育成の業務を担当。「金融機関に籍を置く(安全な)立場で客観的なことを言うより、いっそのこと経営者と同じ立場で事業拡大のお手伝いを出来ないものか」と思い立ち、2005年春に証券会社をリタイアしてコンサルティング会社を設立。

為替市場動向~利下げの夏~

0.25%か0.5%か?30~31日のFRBの焦点は利下げ幅

米国の利下げを材料にしたリスク先行相場の流れは、先週一時的に、米国の住宅関連の数字の悪化を理由に、一時大きく売られる場面もありましたが、米中貿易協議再開というニュースも手伝い、直ぐに戻ってきました。

相場の大きな材料になっている7月のFOMC(30日~31日開催)での利下げ決定は、ほぼ確定とみられていて、焦点は0.25%か0.5%になるのかという幅の問題に。

利下げ幅については、FOMC開催一週間前(今回は7月23日)から、ブラックアウトという要人が金融政策についてのコメントを避ける期間に入ってきたため、ヒントになるかもしれない要人発言は聞けなくなります。

FOMC開催までに発表される重要な経済指標は26日に発表される米国4~6月期のGDP速報値(事前予想は、前期比+1.8%年率)があります。前の期の+3.1%から下がるものの、今年の半期として捉えれば、FRBの想定する成長率を上回るものと見られ、米景気の悪さを示すものにはならないと予想されます。

今回の利下げについては、景気は悪くはないが、海外要因も含めて、今後の景気に懸念材料がある、さらに最も懸念材料とされる低インフレによるデフレリスクを防ぐための予防的利下げとされているので、利下げ幅は0.25%と見るのが妥当かと思われます。

もし、0.5%下げた場合には、FRBは景気見通しをかなり悪いと見ているのだろう、と市場は受取り、逆に株式市場にはネガテイブなインパクトを与える可能性もあります。

ちなみに、現時点での、エコノミスト予想は、0.25%が82.5%、0.5%が17.5%です。

夏休み前の7月開催の主要国の金融政策決定会合。月末のFOMCが注目を集めていますが、25日にはECB(欧州中銀)の理事会が開催されました。

利下げや、量的緩和の方向性は、ECBのみならず、昨日23日にはニュージーランド中銀(RBNZ)も量的緩和について示唆し、ニュージーランド・ドルが売られるという展開に。利下げ、あるいは緩和競争になるような様相

米国の利下げで、ドル安方向に動いた為替相場ですが、直近の相場はドル高傾向にあります。ドルの相対的価値を示す「ドル指数」は、直近97.75。6月末にドル安に傾いた時の95.84水準から、しっかりリカバー。

Next: FOMCのほかに、これから注目すべきポイントとは?

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