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3人の“黒船”が演出する「アベノミクス第3幕」 再び白羽の矢が立つ日本株式市場=藤井まり子

日銀の追加の金融緩和策はいつ発動されるのか?

2012年10月からのアベノミクスを「アベノミクス第1幕」、2014年10月からのアベノミクスを「アベノミクス第2幕」とするならば、2016年3月からのアベノミクスを「アベノミクス第3幕」と名付けてもよいでしょう。

「アベノミクス第3幕」は、近いうちに「ロケットスタート」する可能性が高いです!それは、今日とか明日に起きても不思議ではありません。

幾度も繰り返しお伝えしておりますように、従来通り、イエレンFRBが利上げ着手した2015年12月から半年後には、円安が容認されるはずなので、アベノミクス第3幕のロケットスタートは、4月になるかもしれないし、6月になるかもしれません。

日銀の追加の金融緩和策は、4月27日~28日の政策決定会合か、あるいは、6月2日の政策決定会合で、発動されることでしょう。

繰り返しになりますが、今の円の対ドルでの購買力平価は、おおよそ78円から129円あたりです。本日のドル円は、1ドル120円前後。日本の黒田日銀の場合は、「あまりに安くなり過ぎてしまったユーロ」とは全く違って、追加の金融緩和策を発動すれば、まだまだ円安になる余地があります。

次の日銀の追加の金融緩和策(あるいは、この緩和策への期待)が、「アベノミクス第3幕」のロケットスタートの引き金を引く可能性は、十二分にありますね。それを先取りして、ロケットスタートが本日あるいは明日始まっても不思議ではないのです。

みなさん、思い出しましょうね!

2012年9月は、「一度目の中国不動産バブル」が崩壊する中、中国各地では暴動が多発、中国国内では強烈な反日運動が巻き起きて、日本の現地法人が襲撃されました。この時期は、グローバル規模で「資源コモディティーバブル」まで弾けています。

日本株は、年初より、日経平均:8.500円ラインまで、幾度も理不尽なまでに売られ続けました。

2014年は、「二度目の中国不動産バブル」が崩壊する中、イエレンFRBがテーパリングを完了した年でした。10月末日までの日本株は、日経平均:1万4,500円ラインまで、幾度も理不尽なまでに売られ続けました。

2016年は、「中国経済そのものがクラッシュしている」中、イエレンFRBが「二度目の利上げ」を模索している年です。

「終わりかな?」と思って泣けてきているときに、盛り返すのが「アベノミクスの株式市場」なんですね。だって、2%インフレ目標は、まだまだ達成されていないからです。

Next: 3月のFOMC声明文に「注目の一文」が再登場したことの重大な意味

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