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Amazon GOに対抗か?Googleが「小売り参入」へと動いた理由とその狙い=シバタナオキ

PointyとGoogleの連携方法の詳細

さて話を本題に戻します。GoogleがPointyを活用した、どのような小売戦略を立てているのかということを書いてきたいと思います。

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小売店がPointyを導入して自店舗の商品を登録すると、このようにオンラインに自動的にEコマースストアが開設されることになります。

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登録された商品やお店の情報は、Googleの検索結果やGoogle Mapの検索にもヒットするようになります。

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こちらの動画でPointyの利用者の声を見ると、今まで1店舗の店にしかなかった商品が、Googleというチャンネルを通じて多くの人の目に触れることになり、小規模店舗の集客問題が一気に解決するケースがあると言っています。

Pointyを活用したGoogleの小売戦略とは?

勘が良い方であればすでにお分かりいただけたかもしれません。Googleの狙いは、「今までオフラインにしかなかった小売店の在庫情報をオンラインに吸い上げる」というのが最大の目的ではないかと思います。

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このグラフを見れば分かるとおり、アメリカにおいても現在のEコマース化率は10%程度に過ぎません。別の言い方をすれば、残りの90%はオフラインの店舗に在庫として眠っているわけです。

Googleとしては、そのオンライン上に情報が無い市場の90%の商品情報、在庫情報を全てオンライン上に吸い上げて、全てGoogleで検索可能にする。そしてそこから店舗への送客を行い、最終的には広告でマネタイズする。というモデルを狙っているのではないでしょうか。

Amazon GOとは全く異なる小売戦略ですが、いかにもGoogleらしい、そして目の前に明確な戦略がある素晴らしいM&Aだと個人的には思いました。

今後のAmazonとGoogleの小売市場での動きにも注目していきたいと思います。

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image by : PK Studio / Shutterstock.com

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『決算が読めるようになるノート』 2020年1月21日号『Q. Googleの小売戦略はAmazon Goと何が違うのか?』より抜粋
※記事タイトル・本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部による

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