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ローソン、おにぎり無償提供で企業イメージ爆上げ。休校の親子への支援に感謝と称賛

大手コンビニエンスストアのローソンが2日、新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため臨時休校になった児童らの昼食をサポートすることを目的に、全国の学童保育施設へのおにぎりの無償配布を実施することをローソン公式HPで発表した。

3月10日、17日、24日の3日間、おにぎり各日10,000個(合計30,000個)を、希望する全国の学童保育施設に配送するという。配布されるおにぎりはシーチキンマヨネーズ、おかか、鮭、日高昆布等で、子ども1人につき2個まで、1施設最大200個までを提供する。応募多数の場合は原則先着順で、本日からHPで応募を受け付ける。

またローソンは、臨時休校により給食等での牛乳の提供が中断したことを受け、お客様の栄養補給とミルクの消費支援を目的に、MACHI café「ホットミルク」を半額、「カフェラテM」を30円引で販売する。

ローソンの広報担当者は、HUFFPOST の取材に対し、「学校が一斉休校になると、給食に代わる昼食の準備をしなければいけなくなる保護者の負担が生じます。その方々の負担を少しでも減らしたいと考えました」とおにぎりの無償配布の意図を語り、同社側が費用を負担することについては、「それ以前にコンビニエンスストアは地域のインフラであるべき。(新型コロナウイルスの感染が拡大する)このような危機において、困っている人がいた時に何が出来るのかをまず第一に考えることが重要だと考えています」と回答している。

こうしたローソンの取り組みについて、学童保育を利用する保護者からは「期間中は給食がなく、お弁当を早朝に作る必要があるので嬉しい」という声があがっている。

また「悪いニュースばかりだが、心が穏やかになるニュースだ」「まさにコンビニが社会インフラであることを示す事例」「子供が喜び、施設も親も助かる。ローソンの社会貢献に感謝」「ローソンのフットワーク軽すぎて素敵」と同社の企業姿勢を称賛する声や、「ローソンをもっと使いたい」「次にコンビニに行くときにはローソンにしよう」「こうゆう恩義は絶対に忘れない」と同社の取り組みを支持する声が溢れている。

ローソンだけではなく、新型コロナウイルスの感染拡大防止や休校による子どもへの支援に乗り出す企業が相次いでいるが、このような企業も同様に、「企業こそ苦しいはずなのに、利益より子供たちのこと最優先で素晴らしい」と企業イメージを高めているようだ。

民間企業から芽吹いてきた助け合いの輪。自社も苦しい局面で、困っている人たちのためにできることをしようという企業のあたたかな想いが日本全国に、そして政府に伝播することを願いたい。

Next: 民間企業の神対応の影で、頼りにならない日本政府に批判の声も

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