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日経平均テクニカルポイント/堅調、16,000円台で値固めとなるか(4/13)=清水洋介

銘柄ニュース

堅調な地合いが続くか。

宇部興<4208> 189 +4
全国農業協同組合連合会(JA全農)と肥料に使う国産の大粒硫酸アンモニウムの供給拡大で提携すると発表しました。国産品が不足し、割高な輸入品を購入していることに対応、国産品だけで賄える体制にするということです。

良品計画<7453> 23,250 -160
生活雑貨店「無印良品」を8~9月にインドで2店開業すると発表しました。日本の小売りがインドに出店するのは初めてということで、今後も年1~2店のペースで出店していく計画ということです。

明治HD<2269> 8,680 -240
乳業部門と製菓部門に分かれていた研究所を統合すると新聞で報じられました。別々に手掛けていた乳製品と菓子の得意技術を集約し、消費者が求める新商品の開発精度を高めるということです。

関西ペ<4613> 1,820 +31
北アフリカのモロッコに自動車用塗料の新工場を建設すると新聞で報じられました。モロッコでは政府による自動車産業の誘致を背景に欧州自動車メーカーが進出してきており、現地で安定供給できる体制を整え、欧州自動車大手などとの取引拡大につなげるということです。

ダイヘン<6622> 470 ±0
大阪大学と共同で暑い板を短時間かつ低コストで溶接できると技術を開発したと新聞で報じられました。来春までに一般的な厚板溶接としては生産効率が世界最高水準となるとロボットとして実用化し、鋼材加工メーカーなどに売り込むということです。

アークス<9948> 2,487 -3
サンドラッグ<9989> 7,970 -110
家電部門と住宅部門が一体で組織横断的な新商品を開発すると発表しました。住宅や家電の専業メーカーにない新しい発想を引き出すということです。

本日の投資戦略

夜間取引の日経平均先物などを見ていると先週までの売りはいったいなんだったのか?と言う感じです。2月の安値を付けたところでも同じような感じでしたが、オプションSQ(特別清算指数)算出をきっかけに相場つきががらりと変わったということでしょう。ここからは為替も株も戻りを試す動きとなるものと思われ、堅調な地合いが続きそうです。

為替の影響もあってここから決算発表が始まるところでは株価の下押し懸念も出て来るのではないかと思います。ただ、日経平均ベースで考えても、ある程度今期業績の伸びが鈍化するところまで織り込まれている水準と言うことでここからさらに円高が進むという事でもない限り、売られすぎ銘柄の買い直しなどは見られると思います。

こうなると先駆して戻った銘柄よりもまだ出遅れているものなどに注目です。小麦の値下げなどもあり、食品株などで出遅れているものは買い直されるのではないかと思います。明治HD<2269>や山崎パン<2212>などに注目です。

底入れ感は出ているものの25日移動平均線をしっかりと抜けてくるかどうかと言うところです。遅行線は日々線にサポートされており、ここから一気に75日移動平均線や雲を抜けて戻りを試す動きになってくるのではないかと思います。

【関連】巷に流れるヘッジファンド売買動向が「ガセネタ」ばかりになる理由=近藤駿介

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清水洋介の日々是相場 -朝刊-』(2016年4月13日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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