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米国株は「2029年まで続く超長期上昇トレンド」の第2ステージに入った=江守哲

東京株式市場~日経平均株価しか見ていない人が知らないこと

日本株はまだまだ上値が重いですね。何か意図的な売りが入っているかのような動きです。もちろん、その背景はわかりませんが。

なかなか基調が上向きませんが、結局のところ、投資家が日本株全体に期待感を持てないということでしょう。

しかし、そんな中でも何とかして株価を押し上げようとする人たちが居ます。それが、ドル建て日経平均株価の話をする証券関係者です。

このような説明をする方が非常に多い印象があるのですが、何が目的なのでしょうか?おそらく、日本株はドル建てだと堅調だと言いたいのでしょう。

だから、どうしたというのでしょうか?日本株は強いという検証をしているつもりなのでしょうか?全く意味が分かりません。

我々が米国株を見るときに、円建てで見るでしょうか?そのようなことはあり得ません。

であれば、ドル建て日経平均という、架空の指数を投資家に示して、「日本株は堅調だから買い」というのは、私の感覚ではほとんど詐欺に近いですね。そのようなまやかしをしてまで、日本株が堅調であると言いたいのでしょうか?全く意味がないと思います。

日本の株式市場がグローバル化しない一因は、このような古いあるいは誤った考えの方がまだ多く存在することが背景にあるように感じます。わかりやすく言えば、スマートさがないということです。さらに言えば、本質とは違うところばかり見ているということです。

これは、市場動向を伝えるアナリストやストラテジスト、さらにマスコミにも責任がありそうです。

私からすればどうでも良い材料を、くどくどと市場変動の要因として説明しています。しかし、実際にはそのような些末な材料で市場は動いていません。

この2カ月間、日本株にどっぷりとつかって、実際に資金を入れて個別株を投資してみましたが、日経平均株価がいかに実態とかけ離れているかを実感しました。この指数を中心に見ていても、ほとんど意味がないことがわかりました。

個別株は本当に活況です。大型主力株だけを語っているアナリスやストラテジストには、これらの動きが見えていないのではかないと感じました。

もちろん、すべてを責めるわけにはいかないのも事実でしょう。大型主力株を中心に市場解説をしないといけないという不文律があるからです。中小型や新興株の動きだけを取り上げて説明すれば、多くの方が違和感を覚えるでしょう。

しかし、そうだからこそ、収益チャンスもないということになります。大型主力株に収益チャンスが多くあるとは感じません。安全かもしれませんが、市場全体が伸びていかないと株価も上がりません。

視点を変えると、こうも市場の見え方が違うのかと思うようになります。特に今年はそのように感じる場面が多いように思います。

私も仕事柄、テレビやラジオで市場解説をします。わかったようなことを話します。しかし、そんなものは必要ないのではないかと思うようになっています。そんなことを言っては、元も子もないのですが(笑)。

朝の某テレビ番組を見ていても、知らないと投資判断できないような話はほとんどありません。最近はあまり見なくなっていますが、それで困ることはほとんどありません。

知り合いがたくさん出ているので、出来るだけ見るようにしていますが、投資判断に影響を与えるようなコメントをされる方はまずいません(すいません、本当です)。所詮、その程度のものです。もちろん、自分も含めてですが(笑)。

さて、そんなことを言っていると、メルマガの読者が居なくなってしまいますので、この程度にしておきます(笑)。

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