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インド市場で首位! ついに上場「Xiaomi」に見るスマホメーカーの新戦略=シバタナオキ

Xiaomiの各国での位置付けは?

そんな中、Xiaomiが各地域でどのようなポジションにいるのか、というのを表したのがこちらの図表になります。

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Xiaomiはグローバルでは世界第4位のスマホメーカーであり、中国では4位、インドでは1位、新興市場では3位となっています。

下の図がさらに特徴的なのですが、それぞれの地域においてXiaomiは、前年同期比で最も販売台数を増やしたスマホメーカーである、ということが強調されています。

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こちらは、中国とインドでのスマホのオンライン販売台数シェアです。

Xiaomiは、スマホをネット販売することに注力していることもあり、中国そしてインドで、最もネットでスマホを販売しているメーカーになります。

サービスセグメント:ハード市場の先にあるネットサービス市場

続いてサービスセグメントを見てみましょう。

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全体売上の約8.6%を占めるサービスセグメントですが、その内訳は広告が約56.7%、それ以外の課金型のサービスが約43.3%となっています。

こちらも今日、上場目論見書から全体の市場の様子を詳しく見ていきましょう。

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中国におけるネットサービス市場の内訳ですが、大きい順に上から、コマース・広告・ゲーム・ファイナンス・App Store、という順になっています。

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主要なネット大企業の顧客獲得コストです。どの会社が具体的にどの会社というのは開示されていませんが、新規にMAU(月間アクティブユーザー)を獲得するのに、$17.5〜$54.1(約1,750円〜5,410円)のコストがかかっていると計算されています。

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こちらは、ネット企業のMAUあたりの年間売上です。Xiaomiの場合は、月間アクティブユーザーあたり年間$9.1(約910円)の売上が上がります。

この2つのグラフで説明したいポイントは、

・他のネット企業は、アクティブユーザーを獲得するのに非常に大きなコストを払っているにも関わらず、Xiaomiはスマホを販売することで、アクティブユーザーを獲得しているため、実質的な追加コストは不要である

・一旦スマホを販売すると、そのユーザーから年間追加で毎年$9.1(約910円)ずつ売上が上がるというモデルになっている

の2点です。

Next: 非常にユニークなビジネスモデル。期待できるXiaomiの今後は

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