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今、情報弱者が狙われる!~日本の金融機関は信用できるところがない!?=俣野成敏

情報強者になるための3つのポイント

モノのよし悪しを判別できるようになり、悪徳業者の餌食にならずに済む方法は、自身のリテラシーを高めて選別力を身につけることです。

この選別力のことを、ここでは「フィルター」と呼ぶことにしましょう。情報強者になるということは、要はこのフィルターを強化することに他なりません。

情報強者になるには、以下の3つのポイントがあります。

  1. ダメ情報を恐れない
  2. 情報を比較する
  3. 情報の仕分けを大量に行い、検索能力を磨く

<情報強者になる方法その1:ダメ情報を恐れない>

(1)について掘り下げましょう。インターネット上などに流れているのは、ほとんどが無意味な情報か、有害な情報です。

多くの人は、この中から有益な情報をいきなりつかもうとしていますが、それは砂漠の砂の中から砂金を見つけるようなもので、どだいムリな話です。情報強者になるためには、絶対に訓練が必要です。つまり最初はダメ情報をつかむことを、ある程度は覚悟しなければなりません

<情報強者になる方法その2:情報を比較する>

(2)について、ある1つのことに関して情報の比較をしていくと、精度が上がります

比較する際のコツは2つあり、1つは「正反対の意見同士を比較すること」、もう1つは「なるべく遠いもの同士を比較すること」です。

たとえば、ある投資案件があるとして、必ず「よい」と言う人と「悪い」と言う人の両方がいるので、それらの意見を比較します。遠いもの同士というのは距離のことです。「日本の不動産と海外の不動産」「日本市場とアメリカ市場」などというように。

Next: 情報の仕分けを大量に行えば、目利き力が上がってくる

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