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ソフトバンクの上場は市場にゆるされるのか?成功したといえるIPOの定義とは=炎

投資家はIPOのリスクを把握しなければいけない

目先よりも1年後、2年後が大事。

上場時は投資家に見向きもされない状態でも公開価格を下回ることなく、一定期間を経て評価を高めることができれば成功だとも言える。

そうした観点では今回のソフトバンクのIPOは失敗だったと言えますね。

でも上場した以上は宮内社長の言うように、ここをボトムに企業価値を高めることで株主に応えるとしか言いようがありません。それはもっともな話です。

ソフトバンクのような知名度があっても、親会社のための資金集めに利用された上場は歓迎されなくなるだろう。投資家もバカではないが上場を支援する方もビジネスだから手口は巧妙。つい騙されてしまうことの方が多い。

これからこれだけの規模のIPOは出てこないのかも知れませんが、投資家はしっかりとIPOというもののリスクを認識しないとならない。

今後のIPO銘柄のリスクを警鐘したという意味で、今回のソフトバンク株の上場は意味があったのかも知れません。

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億の近道』(2018年12月25日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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