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富裕層ほど騙されやすい…3つの富裕層のパターンと騙されないポイントとは?=小屋洋一

野村総合研究所の2017年の調査によると、日本には8.4万世帯の超富裕層が存在するよう。資産運用のアドバイスをしている立場から、気を付けるべき点をまとめる。(『億の近道』小屋洋一)

プロフィール:小屋洋一(こや よういち)
ファイナンシャルプランナー。株式会社マネーライフプランニング代表取締役。1977年宮崎県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、総合リース会社に就職。2008年、個人のファイナンシャルリテラシーの向上をミッションとした株式会社マネーライフプランニングを設立。

富裕層は狙われやすい!その理由はどこにあるのか?

日本には超富裕層が8.4万世帯、富裕層が118.3万世帯存在

野村総合研究所の2017年の調査によると、推計ではあるが、日本には超富裕層(世帯の純金融資産保有額が5億円以上)が8.4万世帯、富裕層(同1億円以上5億円未満)が118.3万世帯、準富裕層(同5,000万円以上1億円未満)が322.2万世帯存在するようである。
※参考:野村総合研究所、日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計‐野村総合研究所(2018年12月18日公開)

当社は、個人向けの資産アドバイス業を行っているが、相談にいらっしゃるお客様の大半はこの準富裕層と富裕層である。

資産運用のアドバイスをしている立場から、こうした富裕層の方々とお話をしていると下記の3つのタイプに分かれているような気がする。

1つ目は「これまで信用できる人に出会っていない」タイプ

富裕層と接してきて一番かわいそうだと思うのは、周囲に取り巻く人間関係が良くないためにある種の人間不信に陥っているケースである。

つまり人と接していても、「自分」そのものが人気があるのか「自分の保有するお金」に人気があるのか自分で判断できなくなってくるケースである。

男性の場合、女性にもてている原因が「自分」なのか「お金」なのか不信になるのと同じ話だ。

子供のころから富裕層である方々は、こうした人間不信感を幼少期のころから感じることがあり、それはそれで若いころの人格形成が大変だなと感じる。

読者の中には、「お金があれば幸せになれる」と思っている人が多いと思うが、このような富裕層と会っていると「お金があれば幸せだ」とは限らないものだとつくづく思う。

こうした人間不信タイプは、資産運用の面ではあまりしっかりとした運用を行っているケースは少ない。周囲の人間が信じられないのだからそれも当然だ。

多くの金融資産は銀行預金に眠っている。もっとひどいケースだと銀行すら信用できずに自宅でタンス預金や金庫預金をしているケースだってあるのだ。

一方で消費については、周囲と関与せずに質素に暮らすパターンと、信用できないがゆえに自暴自棄的に消費してしまうパターンがある。

後者の場合には資産運用ができずに消費してしまうので、富裕層であり続けるのは難しい。

私が会った中では、まじめにコツコツと資産を形成して数億円の資産を築いたが、あまり周囲に安心して相談できる人がいないのか、独力で勉強はするものの、資産運用にはほとんど取り組めていないという人がいた。

当社に相談に来るぐらいなので、資産運用のアドバイスを受けたいのだと思ったのだが、当社のアドバイスを真に受けることもなく、あまり信用されなかったのか、アドバイスを採用して実行するような節も見えなかった。

ただし、倹約で資産を形成してきた方のようなので、特段散財するようなことも無さそうなので心配はしていないが、何となく全体的に寂しそうにはみえた。

Next: だれも信用できない…そのほか2タイプの富裕層とは?

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