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コンビニなら「楽天ペイ」一択? 消費増税後のキャッシュレス還元で勝ち組になる方法=岩田昭男

楽天ペイは「上限なし」

前回、楽天ペイの対応については述べましたが、若干状況が変わってきましたので、改めて報告します。

【関連】還元率のPayPayか、店舗数の楽天ペイか。10月開始「キャッシュレス還元事業」で損しない方法=岩田昭男

楽天ペイの「キャッシュレス・消費者還元事業」での上限は1回当たり2万5,000ポイント。つまり50万円を使えば、2万5,000ポイントの還元です。

しかも、月あたり上限なし。この「条件なし」という部分で注目を浴びました。月に何回でも加算できるから青天井と期待されています。

PayPayは「10%還元」

ただし、後から詳細を出してきたPayPay「消費者還元事業5%」+「キャンペーン5%」=10%還元という高還元を打ち出しました。

これに比べると全体の迫力に欠けると言う声があり、楽天ペイは見直しを迫られました。

楽天ペイはコンビニで使おう

その結果出てきたのが、【「楽天ペイ」導入全店舗で5%還元となるキャンペーン】(第1弾 2019年10月1日〜2019年12月2日まで)です。

このキャンペーンが画期的なのは、他社はいずれも中小・小規模事業者だけを対象としているのに対して、その枠を取り払い、大手を含めた楽天ペイ導入全店を対象としたところです(筆者注:中小店での還元はエントリー不要ですが、楽天ペイ導入全店還元はエントリーが必要です)。

これまで恩恵のなかった大手企業や一部チェーン店、百貨店でも5%還元になりますから見逃せません。

それ以上に魅力なのは、ローソンセブンイレブンファミリーマートといった大手コンビニでの利用で、コンビニで実施される2%のポイント即時充当に加えて、楽天ペイで「5%還元」がそのまま適用されることです。

つまり、コンビニ各社の2%即時充当が適用された価格に、「楽天ペイ(アプリ決済)」で支払えば、追加で5%の還元を受けることが可能となります。

さらに「楽天カード」が「楽天ペイ(アプリ決済)」に紐づいていたならば、「楽天カード」利用分の通常のボイント還元(1%)も、受けることができます。

すると還元率は、2%+5%+1%となり、合計8%のお得を取ることができます。これは高還元率といえます。

Next: なぜこんなに難解な仕組みに?大手コンビニの還元策は「楽天ペイ」頼み

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