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手数料が高くて保険は勧められないが常識?米国でついに手数料フリーの商品が登場=小屋洋一

米国のNAPFAカンファレンスのセミナーやスポンサーブースの中で、「ノーロード保険」という保険商品を見つけました。そこで、保険の今後について考えてみます。(『億の近道』小屋洋一)

プロフィール:小屋洋一(こや よういち)
ファイナンシャルプランナー。株式会社マネーライフプランニング代表取締役。1977年宮崎県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、総合リース会社に就職。2008年、個人のファイナンシャルリテラシーの向上をミッションとした株式会社マネーライフプランニングを設立。

米国でノーロード保険商品の販売が開始された

販売手数料が高い保険商品に画期的な動き

前回のメルマガに続き、米国のNAPFAカンファレンスで見てきたことの報告です。

セミナーやスポンサーブースの中で面白い物を見つけました。「ノーロード保険」という保険商品です。
※参考:Right-priced solutions for your clinentsdpl‐ financial partners

日本でも米国でも、保険商品は販売者に対する販売コミッション(手数料)が高く、まともな資産形成のアドバイザーであれば、なかなか保険商品をお客様に推奨するのは難しいというのがこれまでのアドバイザー業界での常識でした。

数年前に同じカンファレンスに参加していたときには「ローロード保険」(手数料を安くしている)保険代理店と言うものは見たことがありましたが、ついに販売手数料フリーの商品も出てきたようです。

NAPFAのメンバーであるアドバイザーは、販売手数料を取らないという主義主張のアドバイザーの組織ですので、これまでこの団体に所属するアドバイザーは保険商品の販売は一切扱って来なかったのです。

こうした商品が開発されたのは、おそらく販売手数料なしの商品を開発すれば、こうした販売手数料を取らない主義のアドバイザーでも扱ってくれるという画期的で逆説的な発想です。

代理店が販売手数料を取らないで、そのかわりこうした商品を扱いたいアドバイザー側から会費を取るという新しいビジネスモデルです。

日本でも、保険商品というのは手数料が高くて、それがまたブラックボックスで購入者には伝わらないために、契約者はかなりの不利益を受けています。

こうした、米国のような手数料なしの商品開発などが行われるようになると、消費者にとってもとても良い商品が提供されるようになると思いますが、その道はかなり遠い印象があります。

まずは、無駄な保険には加入しないという啓蒙活動から行っていきたいと思います。

image by : G-Stock Studio / Shutterstock.com

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億の近道』(2019年10月24日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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