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IR事業、方針決める時期すら白紙へ。参入意欲のカジノ大手は突然の撤退

ここにも新型コロナの影響が

山積みの課題に、相次ぐ汚職事件。国民からは反対の声が殺到したが、それでも安倍内閣はIR基本方針の決定を諦めなかった。聞く耳を持たずに粛々と進めてきた方針決定を先送りする理由は何だったのか。背景には、新型コロナウイルスの感染拡大の影響があると考えられる。

産経新聞によると「横浜市のIR参入に意欲を示していた米カジノ大手のラスベガス・サンズは5月、突然の撤退を表明した」「ラスベガスやマカオ、シンガポールなどのカジノは新型コロナで次々と営業が停止。各国でIRを手掛けるサンズの1~3月の売上高は前年同期から半減した」という。もし仮にIR基本方針を進めるのであれば、当然新型コロナウイルスの感染対策も盛り込まなければならない。ただでさえ、対策が間に合っていないなか並行して進めていくのは困難と判断したのだろう。「Go To キャンペーン」をはじめとする問題が解決されていないなかでカジノ法案を先送りにすることは当然といえば当然なのだが、この決断については評価したい。

ツイッターの反応

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Source:ロイター産経新聞週刊朝日
Image by:Shutterstock

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