ここにも新型コロナの影響が
山積みの課題に、相次ぐ汚職事件。国民からは反対の声が殺到したが、それでも安倍内閣はIR基本方針の決定を諦めなかった。聞く耳を持たずに粛々と進めてきた方針決定を先送りする理由は何だったのか。背景には、新型コロナウイルスの感染拡大の影響があると考えられる。
産経新聞によると「横浜市のIR参入に意欲を示していた米カジノ大手のラスベガス・サンズは5月、突然の撤退を表明した」「ラスベガスやマカオ、シンガポールなどのカジノは新型コロナで次々と営業が停止。各国でIRを手掛けるサンズの1~3月の売上高は前年同期から半減した」という。もし仮にIR基本方針を進めるのであれば、当然新型コロナウイルスの感染対策も盛り込まなければならない。ただでさえ、対策が間に合っていないなか並行して進めていくのは困難と判断したのだろう。「Go To キャンペーン」をはじめとする問題が解決されていないなかでカジノ法案を先送りにすることは当然といえば当然なのだが、この決断については評価したい。
ツイッターの反応
IR法案そのものが無理筋の法案である。「基本方針」の策定時期を「白紙としている」が、IR整備法そのものを白紙撤回するべきだ。https://t.co/2n2MOV4Kt3
— Holmes#世論の理性 (@Holms6) July 21, 2020
https://t.co/rvSH98GthX
大阪へのIR誘致については基本的に賛成なんだけど、コロナに有効なワクチンなり治療薬が見つからないと、今のままでは無理だろうな。#IR誘致 #IR法案 #カジノ— 泉州岸和田インターネット通販【公式】 (@SINCE1967TETTE) July 21, 2020
横浜の林市長もカジノが怪しくなったので、今度はテーマパーク構想。
やりたい気分だけが先行。事業者のあてなし。 https://t.co/UIYfJ6rbeT— fuji70 (@fuji706) July 21, 2020
カジノも都構想も諦めて、検査と補償をやりましょう!
大阪IR、コロナが翻弄 事業者決定見通せず https://t.co/JWcDLHpYYL
「新型コロナの影響で、事業者選定の前提となる国の基本方針の策定が先送りとなったほか、日米の渡航制限でMGM側との打ち合わせも停滞」— イスーカワ (@ishikawakz) July 20, 2020
当たり前のこと。
— maakunkunma (@maakunkunma) July 21, 2020
もともと反対が多かったし実現不可では💦全業界見渡しても、生きるために不要なものは切り落とされていくような気がします😷我々も気を引き締めて業務に取り組むと共に、将来を見据え方向性を見定めなくてはなりませんね😥https://t.co/M2LzeSXiWs
— @も。 (@monmonmeimei) July 20, 2020
コロナ対策しかり、オリンピックしかり、アベノマスクしかり、カジノしかり極めつけはGO TOキャンペーンだか、この際、与党の出してるもの全て反対すれば正解の気がしてるのは私だけですか?#GoToキャンペーンを中止してください
— 中村泰大 (@keBWWUKdM6L4D8O) July 19, 2020
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Source:ロイター、産経新聞、週刊朝日
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