迷惑系をやりたいなら、スタートダッシュに使え
意外なことやサプライズ的な動画は、確かに何もない凡人が目立つには有効でしょう。
だから、上記の条件の範囲内であれば、突拍子もないことをやってみる価値はありますし、それを否定はしません。
たとえば今は普通になりましたが、かつての女性の大食いグルメチャンレンジなどがそうですね。ただし、最初は意外性があって注目を集めても、5年・10年とは継続できない可能性があります。
かんたんに注目を集められるものは、かんたんに誰かに真似されるようになるからです。
それに、共感や尊敬を得られければ、本質的な影響力を持ち得ないでしょう。だからある程度の視聴者を集めたら、オリジナルコンテンツの発信に舵を切る必要があると考えます。
お笑い芸人でも「一発屋」を抜け出し、司会業や俳優・コメンテーターなどに舵を切って生き延びるようなものです。
初期ハードルを超えたら、コンテンツをシフトする
ちなみにYouTubeで収益を得るには初期ハードルが設定されていて、そこそこ人気のあるコンテンツをラインナップしておく必要があります。
その条件は下記となっており、いきなりお金が生まれるわけではなく、それなりに再生されている実績が必要なのです。
・直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
・チャンネル登録者数が1,000人以上
ちなみに1点目の「4,000時間」というのはトータルの時間なので、1本あたりの再生時間が短くても、本数を増やしてトータルの再生時間を稼ぐことでもカバーできます。
※参考:YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格 – YouTube ヘルプ
では、どれだけ稼げるのか?
YouTuberの報酬を推測する「チューバータウン」には日本のトップランキングが掲載されていて、1位の年収は3億1,482万円と推定されています
報酬の算出方法は公開されているわけではありませんが、一般のYouTuberは1再生あたり0.05~0.1円程度と言われていますから、月20万円稼ぐにも、200万~400万回くらいの再生回数が必要ということになります。
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