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コロナで激変「就職・転職戦線」の勝ち組になる方法。新卒でもスカウト急増、自己アピール下手は仕事を選べなくなる=俣野成敏

中途採用ではスカウトが当たり前にありますが、新卒採用についても「逆求人サイト」の需要が高まっているとの報道がありました。今回はコロナ禍で大きく変わった就職戦線で勝ち組になる方法を考えます。(俣野成敏の『サラリーマンを「副業」にしよう』実践編

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※有料メルマガ『俣野成敏の『サラリーマンを「副業」にしよう』実践編』2021年3月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:俣野成敏(またのなるとし)
ビジネス書著者、投資家、ビジネスオーナー。リストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14億円の企業に育てる。33歳で東証一部上場グループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。2012年に独立。フランチャイズ複数店舗のビジネスオーナーや投資家として活動。投資にはマネーリテラシーの向上が不可欠と感じ、その啓蒙活動にも尽力している。自著『プロフェッショナルサラリーマン』が12万部、共著『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』のシリーズが13万部を超えるベストセラーとなる。近著では『トップ1%の人だけが知っている』のシリーズが11万部に。著作累計は48万部。ビジネス誌やwebメディア掲載実績多数。『まぐまぐ大賞』を5年連続受賞。

新卒にも「スカウト型採用」が普及

企業が有望な学生を指名する「逆求人サイト」への需要が高まっている、という報道がありました。

中途採用では、スカウトはすでに当たり前になっています。しかし新卒採用に関しては、これまでは主流ではありませんでした。
※参考:21就活まるわかり どう目にとまる?逆求人サイト編 – 日本経済新聞(2021年1月27日配信)

当メルマガ読者の中に、学生の方はいらっしゃらないかもしれませんが、中途採用の場合も、基本的な考え方は同じです。

コロナで今後、ますます人材の流動化が予想される中で、応募する側、される側の双方にとって、何かの参考になるかと思い、取り上げてみました。

応募者が増えても、雇いたいと思える人はなかなか来ない?

先に採用側の立場からお話ししますと、通常、応募者が多ければ多いほど分母が大きくなりますから、「よい人がくるのでは」と思いがちです。

しかし、それは結局のところ想像の世界です。実際は、応募者が何人増えようと関係ありません。

長年、採用面接を行ってきた私の経験をお話しすると、たとえば10人面接をしたのに、採用者ゼロの日もあります。逆に3人しか来ない日があっても、3人とも採用し、現在まで自社で活躍してくれていることもあります。

採用側にとって、本当に興味があるのは「欲しい人数に対して、何人分の枠が満たされたのか?」ということです。今までは、どの人が自社の求める人材なのか知る術がなかったために、広く募集していただけの話です。

企業は規模の大小に関わらず、どこも限られた時間と資金の中で活動しています。ですから分母が大きくなるのは、手間と時間とお金がかかるため、あまり歓迎すべきことではないのです。

Next: 激変する就職戦線で勝ち組になるには?

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