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もはや日本円はトルコリラ状態。岸田・植田体制の金融政策はアベクロを下まわる劣化状態に=今市太郎

円買い介入大失敗という未来も…

ゼロ金利をやめて利上げに踏み切ればとりあえず円安の問題は簡単に解決がつきますが、国が抱えるほかの部分で新たな問題が顕在化してくることになるのでしょう。

まあ為替の取引で利益を得ることだけを考えるのであれば、別に岸田政権や日銀が間違った政策をしようが何をしようが、儲かりさえすれば別に問題はないわけです。

それでも足元の過度な円安は、市場によって無理やりもたらされたものではなく、この国の金融政策のすさまじい思い違いが引き起こしていることを、当事者はもっと正確に理解する必要があるのではないでしょうか。

アベクロの緩和政策も後から見れば呆れるほどの大きな問題を抱えていたことがわかりますが、現状の岸田・植田ラインの政策は、それに劣るとも勝らない劣化仕様であることが露見しはじめています。

下手をすると年末までに我々は財務省の円買い介入大失敗の場面を目の当りにすることもありえそうな状況になってきています。

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  • 10月6日ロンドンタイム分析版(10/6)
  • 9月雇用統計は発表数値悪化に注意(10/6)
  • 10月5日ロンドンタイム分析版(10/5)
  • 日本円は既にG7の中のトルコリラ状態~岸田・植田体制の金融政策はアベクロを下まわる劣化状態に(10/5)
  • 相場下落要因が判明せずビビる市場参加者~財務省に都合よく利用される始末(10/4)
  • とうとう150円突破のどる円~介入もどきも出現して俄然相場は緊張状態に突入(10/4)
  • 10月3日ロンドンタイム分析版(10/3)
  • ドル円の中心的テーマはすっかり介入に(10/3)
  • 10月2日ロンドンタイム分析版(10/2)
  • 10月第一週相場分析(10/2)

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  • 9月30日月末雑記帳(9/30)
  • 9月29日ロンドンタイム分析版(9/29)
  • とんだ予測違い~月内の介入はもうないのかもしれない(9/29)
  • 9月27日ロンドンタイム分析版(9/28)
  • 上昇はするがボラティリティのなくなったドル円(9/28)
  • 9月27日ロンドンタイム分析版(9/27)
  • 米国では債務上限ではなく総額の劇的増加が問題に(9/27)
  • 9月26日ロンドンタイム分析版(9/26)
  • とうとう国内外双方で政策が理解不能と罵られ始めた日銀黒田総裁(9/26)
  • 9月25日ロンドンタイム分析版(9/25)
  • 9月最終週相場分析(9/25)
  • 9月23日週末特別版トレード雑記帳編(9/23)
  • 9月22日ロンドンタイム分析版(9/22)
  • FRBはなんとかして大統領選挙まで景気後退を遅らせるつもりなのか(9/22)
  • 9月21日ロンドンタイム分析版(9/21)
  • 9月21日号増補版(9/21)
  • FOMCはほぼ予想どおりの展開(9/21)
  • いよいよお待ちかねのFOMC 果たしてどう戦うべきなのか(9/20)
  • 9月19日ロンドンタイム分析版(9/19)
  • 中銀イベント前で材料枯渇、動かない相場(9/19)
  • 9月第四週相場分析(9/18)
  • 9月15日ロンドンタイム分析版(9/15)
  • 動かない相場にもそれ相応の理由がある~それが判るまで休むのも一つの方法(9/15)
  • ドル円は日柄的にも二番天井をつけて調整下落か(9/14)
  • 米国月次CPIによる相場下落完全不発(9/14)
  • 9月13日ロンドンタイム分析版(9/13)
  • 本日の米国月次CPI 作為的に低い数字が示現するのに注意(9/13)
  • 9月12日ロンドンタイム分析版(9/12)
  • 植田日銀総裁は市場とのコミュニケーション本当に大丈夫なのか?(9/12)
  • 9月11日ロンドンタイム分析版(9/11)
  • 9月第三週相場分析(9/11)
  • 9月8日ロンドンタイム分析版(9/8)
  • FRB利上げ終了で市場が注目しはじめるのがソフトランディングの実現(9/8)
  • 岸田の支持率が下がると日銀がなにか対策をはじめるという噂(9/7)
  • 足元のボラティリティで財務省は本当に介入できるのか(9/7)
  • 9月6日ロンドンタイム分析版(9/6)
  • 中国が為替介入のために米債を売却するとドル円は上昇する可能性大(9/6)
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  • イランから凍結資産の解除を求められた日本 ~国際社会の中での立ち位置が変わってきた(9/5)
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  • 9月第二週相場分析(9/4)
  • 酷く傷んだ為替相場(9/1)
  • 9月のドル円相場はずばり下押しか(9/1)

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2023年8月配信分
  • 8月31日ロンドンタイム分析版(8/31)
  • 植田総裁なる人物は一体だれのご託宣で選ばれたのか?という問題(8/31)
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  • ジャクソンホールを経て市場は既に年明けにFRBの利下げを織り込む動きに(8/30)
  • 8月29日ロンドンタイム分析版(8/29)
  • ここからの秋相場徹底して逆張りをやめてみるという戦略(8/29)
  • 8月28日ロンドンタイム分析版(8/28)
  • 8月最終週相場分析(8/28)
  • 8月25日ロンドンタイム分析版(8/25)
  • 世界の8大産油国のうちの5カ国がBRICS正式加盟という新展開(8/25)
  • 8月23日ロンドンタイム分析版(8/24)
  • 自称処理水海洋放出でこの国は本当に国際的信用を維持できるのか(8/24)
  • 0.66%まで上昇した10年債金利~日銀と財務省はどう指値オペと為替介入をこなすつもりなのか(8/23)
  • 8月22日ロンドンタイム分析版(8/22)
  • 中国金融当局によるドル人民元為替介入による円高も厳重注意(8/22)
  • 8月21日ロンドンタイム分析版(8/21)
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  • 8月18日ロンドンタイム分析版(8/18)
  • 超のろのろ運転で上昇のドル円~連日50銭程度の上昇なら月末150円到達か(8/18)
  • 8月17日ロンドンタイム分析版(8/17)
  • 米債金利の上昇でついに146円超のドル円~財務省との介入チキンレース再スタート(8/17)
  • 8月16日ロンドンタイム分析版(8/16)
  • 日本株をバブル相場に戻したくない米国の意向で今回も為替介入という噂(8/16)
  • 8月15日ロンドンタイム分析版(8/15)
  • いよいよ145円超えのドル円~財務省はどこで介入してくるか(8/15)
  • 今年のお盆休みドル円は上値追いか?(8/14)
  • 8月第三週相場分析(8/14)
  • 8月11日ロンドンタイム分析版(8/11)
  • お盆期間でも財務省は介入することはあるのか?(8/11)
  • 8月10日ロンドンタイム分析版(8/10)
  • お盆の円高アノマリーは今年もワークするのか(8/10)
  • 8月9日ロンドンタイム分析版(8/9)
  • 8月24日のウクライナ独立記念日に停戦か終戦か敗戦が起きる可能性(8/9)
  • 8月8日ロンドンタイム分析版(8/8)
  • 米国が恐れる日本発緩和マネーの本国回避 ~これが発生すると本当に米株、債券市場に重大な影響示現(8/8)
  • 8月7日ロンドンタイム分析版(8/7)
  • 8月第二週相場分析特別編(8/7)
  • 8月4日ロンドンタイム分析版(8/4)
  • 本日のNFPでドル円は再度145円を狙う動きが出る可能性も(8/4)
  • 8月3日ロンドンタイム分析版(8/3)
  • 8月2日ロンドンタイム分析版(8/3)
  • ロンドン勢とNY勢では全く反応の異なるフィッチの格下げ問題(8/3)
  • 植田日銀初戦の政策変更大失敗確定でドル円はさらに上昇間違いなし(8/2)
  • 8月1日ロンドンタイム分析版(8/1)
  • 日銀YCC修正で日経平均下落、円高という見通しの大間違い(8/1)

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今市的視点 IMAICHI POV 今市的視点 IMAICHI POV 』(2023年10月4日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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