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「ヘッジファンドの帝王」レイ・ダリオの先行き悲観論はどこまで正しいか=江守哲

今週の「ポジショントーク」~個別株投資は好調

全般的にあまり大きな変化はないのですが、米国株の堅調さはうれしいですね。

特に主要4銘柄であるフェイスブックアルファベット(グーグル)アップルアマゾンの株価が堅調に推移しています。何をもってしても、まずはこれらの銘柄を保有していないと、話にならないでしょう。

ということで、これらの銘柄が上昇しているうちは、なんもしなくてもよいということになります。

エネルギー株がなかなか上げてくれないので、じれったいところもありますが、これらは配当利回りが良いので、持ち続けておくと、いつかは助かります。

日本株のポジション

日本株も個別中心ですが、保有していた評価損が出ていた銘柄にもプラスのモノが出てきて、収益は着実に増えています。

とにかく、割安と考える銘柄しか買いませんので、下値余地も小さいのです。上げていけば、その時点で収益を確定させていきます。これを繰り返すことで、キャッシュが出きて来ます。

そのキャッシュで再び投資をすれば、上手く回っていきます。すべての銘柄が良いわけではなく、大きな損失になっていものもあります。しかし、持ち続けるとプラスになると考えて、絶対に売りません。他の銘柄と同じような金額しか投資していませんので、痛みも知れています。

まぁ、我慢しながらの投資が続きそうです。

為替・コモディティのポジション

いまは為替はほとんどやっていません。それ以上に株式投資、それも個別株投資が面白いからです。もっと早くからやっておけばよかったと反省しています。

あとは金を粛々と買っているのと、下げた原油を買い増すぐらいでしょうか。

それほど多くのことはできませんし、効率も下がります。やれることを粛々とやるしかないと考えています。これからも、現在のポジションを維持しながら、下げたら買うというスタンスでいきます。

株式やコモディティに言えることですが、どこかで調整があるかもしれませんが、それを怖がっていては、投資などできません。

下げが来たら喜ぶくらいでないと、長期投資では上手くいきません。いずれ相場は戻ります。というよりも、戻す銘柄を買っておくことが肝要です。

その戻す銘柄を間違えなければ、何も心配する必要はありません。もちろん、持ち続けるのではなく、利益が出たらポジションを入れ替えていくことも重要です。

押し目をしっかりと狙うこと

とにかく、「投資は安い時に買う」のが鉄則です。そうすれば、心理的・資金的な負担が減ります。割高なところを買ってはいけません。押し目をしっかりと狙うことが大事です。

ただし、市場は急変する可能性があります。日々の市場動向は確認するようにしておきたいところです。そして、下げた時にはポジションの調整や押し目買いも必要です。
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・マーケット・ヴューポイント~「ロシアゲート疑惑はリスクか」
・株式市場~米国株は高値更新を継続、日本株は上昇の準備期間
・為替市場~ドル円は111円を支えに堅調推移
・コモディティ市場~金は堅調を維持、原油は割安
・今週の「ポジショントーク」~個別株投資は好調
・ヘッジファンド投資戦略~「悲観論を継続だが、それは正しいのか」-投資戦略構築のポイント
・マーケット人生物語~私の人生を変えたアノ事件
・ベースボール・パーク~「連勝で全勝」
・セミナー・メディア出演のお知らせ


本記事は『江守哲の「投資の哲人」~ヘッジファンド投資戦略のすべて』2017年5月29日号の一部抜粋です。全文にご興味をお持ちの方はぜひこの機会に、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した内容(マーケット・ヴューポイント~「ロシアゲート疑惑はリスクか」と題して、足元の株式・為替・コモディティ各市場をより詳しく分析)もすぐ読めます。

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株式・為替・コモディティなどの独自の市場分析を踏まえ、常識・定説とは異なる投資戦略の考え方を読者と共有したいと思います。グローバル投資家やヘッジファンドの投資戦略の構築プロセスなどについてもお話します。さらに商社出身でコモディティの現物取引にも従事していた経験や、幅広い人脈から、面白いネタや裏話もご披露します。またマーケット関連だけでなく、野球を中心にスポーツネタやマーケットと野球・スポーツの共通性などについても触れてみたいと思います。

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