米中摩擦がさらなる激化を見せています。日本市場は悲観ムードが漂っていますが、米国の利下げや中国の景気対策への期待も出てくるでしょう。(『証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』)
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米中摩擦が長引けば、米国利下げの可能性が浮上
米国の関税引き上げに、中国も報復措置か…
米中摩擦が一段激化、米国の関税引き上げに対して中国も報復措置をとることになるでしょう。
これまで米国経済は堅調で、米中摩擦が激化しても基調は大きな変化はないと考えられています。そしていまのところ物価は、関税引き上げ後も大きくは上がらないと思われています。
米中の通商交渉は今後長期化すると思われます。短期収束なら影響はほとんどないかもしれませんが、数か月後の年末にはどうなっているのかよくわかりません。米国の企業活動が弱まれば、米国FRBは利下げを検討する可能性が浮上してくると思われます。
利下げがいったん始まれば、ただ1回だけということはありません。回数で2~4回程度、利幅では0.5~1%程度の利下げもありえます。
米国株式市場は基本的に常に上昇機運に支えられており、日本のように過剰な悲観ムードに覆われることはありません。「恐れ」を過剰に恐れることはありません。
中国は国内景気を支えるために、景気対策のさらなる充実を図ることになります。米中摩擦激化という材料は、令和相場の最初の4日で市場に織り込まれました。日本国内の過剰な悲観ムードにとらわれず、マーケットに対処したほうがいいでしょう。
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『証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』(2019年5月13日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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証券アナリスト武田甲州が、経済やマーケットの先読み・裏読み情報を毎週月曜日に発行。2008年3月のセミナーでは米国で最大300兆円の公的資金投入を予想。2008年9月末時点で米国のゼロ金利、量的緩和政策実施を予測するなど大胆な未来予測情報もあります。