成功のカギは「どこまで手続きをシンプルにできるか」
再度、冒頭で紹介した「発行枚数」の表を見ていただくと分かりますが、今回参加を表明した事業者は発行枚数の多さにほぼ比例しているところが注目です。
<交通系電子マネー発行枚数(2019年8月)>
※●印はキャッシュレス還元事業に参加
第1位:Suica(スイカ)JR東日本 7,616万枚 ●
第2位:PASMO(パスモ)関東の私鉄 3,844万枚 ●
第3位:ICOCA(イコカ)JR西日本 2,148万枚 ●
第4位:manaca(マナカ)名鉄など 680万枚 ●
第5位:nimoca(ニモカ)西鉄 399万枚 ●
第6位:PiTaPa(ピタパ)関西私鉄 332万枚 ●
第7位:TOICA(トイカ)JR東海 291万枚
第8位:SUGOCA(スゴカ)JR九州 289万枚 ●
第9位:KITACA(キタカ)JR北海道 160万枚
第10位:はやかけん(福岡市交通局) 133万枚
各社の情熱のかけ方が、そのまま表れていると思います。
ほとんどすべてのコンビニで利用できる交通系電子マネーですから、その事業者が加わったことで、キャッシュレス決済は確実に進むでしょう。
しかし、手続きをどこまでシンプルにできるかが、成功を左右します。
<初月無料購読ですぐ読める!10月配信済みバックナンバー>
※2019年10月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
- 交通系電子マネー参入・足りないシンプリシティの思想(10/1)
※有料メルマガ達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』好評配信中!ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』(2019年10月1日号)より抜粋
※タイトル、見出し、太字はMONEY VOICE編集部による
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場
[月額880円(税込) 毎月1日・15日配信]
世の中すっかりカード社会になりましたが、知っているようで知らないのがクレジットカードの世界。とくにゴールドカードやプラチナカードなどの情報はベールに包まれたままですから、なかなかリーチできません。また、最近は電子マネーや共通ポイントも勢いがあり、それらが複雑に絡み合いますから、こちらの知識も必要になってきました。私は30年にわたってクレジットカードの動向をウォッチしてきました。その体験と知識を総動員して、このメルマガで読者の疑問、質問に答えていこうと思います。ポイントの三重取り、プラチナカード入会の近道、いま一番旬のカードを教えて、などカードに関する疑問にできるだけお答えします。