fbpx

FOMC、政策金利据え置きに市場ガッカリ。見通しは「消費減速、製造業は底打ち」=高梨彰

インフレ指標への注目度が高まる

昨日1月29日は、米国債市場では中長期債の買いが目立ちました。

一方、利下げ期待は高まらず短期金利は出遅れ。外為市場にて米ドルが売られても、短期金利が下がらないのならば、米ドル売りにも限度があります。

あとは株買いが続くかなど、リスク選好の問題です。

今後、インフレ率がさらに上がると、市場のボラティリティ(変動率)も上がります。インフレ率が上がれば金融緩和期待は減退し、株高期待も萎むためです。

新型ウイルスが物価に与える影響も気になります。今後のインフレ指標への注目度が高まってきました。

今回のまとめ

・Fedの見立てでは、「個人消費は減速気味、製造業は底打ちの兆し」
・インフレ率は目標に回帰しつつある、と
・インフレ率がさらに上がれば、市場のボラティリティも高まります

続きはご購読ください。初月無料です

<初月無料購読ですぐ読める! 1月配信済みバックナンバー>

※2020年1月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2020年1月配信分
  • Fedの見通しに市場はガッカリ(1/30)
  • ワクチンは数ヶ月、実用は1年(1/29)
  • 泣きっ面に蜂な日本の金融市場(1/28)
  • 後ろ向きな話、NBAからも(1/27)
  • 織り込みとは、「分かってら」となること(1/24)
  • 天然ガスに「降参」の売り(1/22)
  • IMF見通し、トランプへのやっかみ(1/21)
  • 邪な”I have dream”(1/20)
  • 「ウィンウィン」を連呼する中国テレビ局(1/17)
  • 中央銀行の陰り、政治屋インサイダーの増殖(1/16)
  • ゴキブリホイホイに支えられる市場(1/15)
  • ペルシャ語ツイートに感じる米大統領と米株の「勢い」(1/14)
  • 「市場は常に正しい」の意味(1/10)
  • 速さを追うより生身の人間らしく(1/9)
  • 100円レトルトカレーが株式市場を支える(1/8)
  • 「令和3年不況」記事の読み方(1/7)
  • 中東情勢、過去の例では「3ヶ月後には株高」(1/6)

いますぐ初月無料購読!

image by:Paul Brady Photography / ShutterStock.com

※本記事は有料メルマガ『高梨彰『しん・古今東西』』2020年1月30日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

【関連】新型コロナウイルスは人工的な生物兵器?陰謀論で片付けられない特殊性と迫る政変=斎藤満

【関連】日経平均は1万6,000円へ? 2020年、日本株は春と秋に2度暴落する=長谷川雅一

【関連】天才投資家ジム・ロジャーズが言う「早く日本から逃げろ」は本当か?金融のプロが裏読み=俣野成敏

1 2

高梨彰『しん・古今東西』』(2020年1月30日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

高梨彰『しん・古今東西』

[月額880円(税込) 毎週月・火・水・木・金曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
チーフストラテジストとして、年200回ほど発行していたメルマガ『古今東西』が、『しん・古今東西』としてここにリニューアル。株・債券・為替などの金融市場全般から、マクロ経済、市場心理など、「これ何?」なことを徒然なるままにお伝えします。四方山話も合わせ気軽に読めて、しかも相場を「自分で判断出来る」ようになるメルマガです。是非一度お試し下さい。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー