4)東アジアのウイルスと北米、ヨーロッパのそれとは異なったタイプ
この系統樹のマップを見ると、中国、韓国、日本などの東アジアで蔓延しているウイルスは、武漢で発生した型であるのに対し、ヨーロッパと北米はそれぞれ異なった変種である。
以上である。
これが、いままでさまざまな見方が出ていた新型コロナウイルスの変異型に関するもっとも包括的な研究である。
もちろんこれがすべてではなく、毒性の強い新しい変異型が発見される可能性もある。またこのウイルスが人工的に作成されたことを示す別な証拠が出てくるかもしれない。少なくともその可能性は否定できない。
しかしながら、現時点では、この「ネクストストレイン(NextStrain)」が最新の結果だ。このメルマガでは、新型コロナウイルスに関するさまざまな最新情報を紹介する。参考にしていただきたい。
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「未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ」(2020年4月3日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出し・太字はMONEY VOICE編集部による
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