fbpx

ガソリン価格はいつ下がる?供給不足が解消しない6つの要因、原油高騰はインフレに直結する=原彰宏

脱炭素運動も原油高騰の要因に

さらに原油価格を取り巻く問題として「SDGs」があります。

脱炭素運動により、生命保険、年金ファンドなどの機関投資家や銀行は、油田、ガス田・炭鉱などの化石燃料資源関連の会社に投資したり融資したりすることが、運用者責任、貸し手責任の観点から非常に難しくなっている風潮にあるということです。

原油関係事業が新たな資金調達が難しいとなると、資源開発が厳しくなり、製油設備のメンテナンスにも大きな影響をもたらします。

脱炭素は、資金を化石燃料から再生可能エネルギーに振り向けることをも意味しますからね。

不測の事態に対応する体力がなく、設備メンテナンスができないことで、機動力が奪われることになります。

そして、原油価格高騰は、直接「物価高」に繋がります。

生産コストの高騰による価格上昇だけでなく、輸送コストも上がることによる価格上昇、また、輸送コストが価格に転嫁できない場合は、収益圧迫に繋がります。

賃金が上がらない中での物価高は、人々の生活をさらに疲弊させていきます。

「石油」の価値に変化の兆し

これから世界各国は「脱ガソリン車」の動きを加速していきます。ガソリンというものが、生活の中で存在感が薄れてくる世界が待っています。

ただ、過渡期が一番混乱を招くことになるので、エネルギーとしての石油が今後どうなるのか、また金融市場における「オイル」の存在も変化してくるのでしょうね。

・シェールオイルの開発
・未開発の地下資源の開発(アマゾンや北極、深海など)

今まで私たちが意識していた「石油」というものの存在が、すごく近い将来に大きく変わっていくような気がしますが、まだ「現在」は石油依存度が高く、原油価格高騰で資源国通貨は買われる動きは続きます。

このままいけば、かつてのように、1バレル100ドルもあるかもしれないと指摘する専門家も出てきました。とにかく原油価格が大きく上昇しているのは事実です。

自公政権絶対安定多数となった結果を受けて、日経平均株価は大きく上がりました。それはマーケットが自公政権を歓迎しているのではなく、マーケットは「安定」を好むからです。マーケットは「変わること」を極端に嫌うのです。

世界は日本の選挙をどう見ているのでしょう。それはこれから各市場が、意思表明をしてくるでしょう。

続きはご購読ください。初月無料です

【関連】若者こそ知るべき日本会議と菅内閣の関係。彼らは自分の敵か味方か?=原彰宏

<初月無料購読ですぐ読める! 11月配信済みバックナンバー>

※2021年11月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2021年11月配信分
  • らぽ~る・マガジン第493号(2021.11.1)「ガソリン価格高騰の裏側/自民党勝利、野党惨敗…」(11/1)

いますぐ初月無料購読!


※本記事は、らぽーる・マガジン 2021年11月1日号の一部抜粋です。全文にご興味をお持ちの方は、ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込330円)。

2021年10月配信分
  • らぽ~る・マガジン第492-2号(2021.10.26)「なぜ日本の労働者賃金は上がらないのか…(2)」(10/29)
  • らぽ~る・マガジン第492号(2021.10.25)「なぜ日本の労働者賃金は上がらないのか…(1)」(10/25)
  • らぽ~る・マガジン第491-2号(2021.10.19)「猛烈野党批判のTwitterアカウント『Dappi』(続)」(10/19)
  • らぽ~る・マガジン第491号(2021.10.18)「猛烈野党批判のTwitterアカウント『Dappi』が実は…」(10/18)
  • らぽ~る・マガジン第490号(2021.10.11)「日大騒動は、新たな「モリ・カケ・桜」に発展するのか…」(10/11)
  • らぽ~る・マガジン第489号(2021.10.4)「『新自由主義からの脱却』を掲げる岸田新総理の経済政策」(10/4)

2021年10月のバックナンバーを購入する

2021年9月配信分
  • らぽ~る・マガジン第488号(2021.9.27)「アベノミクス検証、新自由主義からの脱却… 」(9/27)
  • らぽ~る・マガジン第487号(2021.9.20)「「45歳定年制」がバズっています…」(9/20)
  • らぽ~る・マガジン第486号(2021.9.13)「今話題の「MMT理論」を難しい言葉を使わずに説明します…」(9/13)
  • らぽ~る・マガジン第485号(2021.9.6)「菅総理退陣でマーケットは上昇、いよいよ政局へ…」(9/6)

2021年9月のバックナンバーを購入する

2021年8月配信分
  • らぽ~る・マガジン第484号(2021.8.30)「コロナ対策を考える…強制力のあるロックダウンは必要か」(8/30)
  • らぽ~る・マガジン第483号(2021.8.23)「横浜市長選挙結果検証「創価学会vs共産党の組織票合戦」」(8/23)
  • らぽ~る・マガジン第482号(2021.8.16)「大学ファンド10兆円…この運用益で研究資金を賄って」(8/16)
  • らぽ~る・マガジン第481号(2021.8.9)「国立競技場建替えの背景にある神宮外苑再開発事業」(8/9)
  • らぽ~る・マガジン第480号(2021.8.2)「東京五輪開催による「社会的負担」を考える」(8/2)

2021年8月のバックナンバーを購入する

2021年7月配信分
  • らぽ~る・マガジン第479号(2021.7.26)「「オーナー商法原則禁止」が明文化、若者対策は付帯決議に…」(7/26)
  • らぽ~る・マガジン第478号(2021.7.19)「日本の最低賃金引き上げ、“人身売買”と罵られる外国人技能実習制度」(7/19)
  • らぽ~る・マガジン第477号(2021.7.12)「えっ!京都市が財政財政破綻の危機!? 2028年にも再生団体へ」(7/12)
  • らぽ~る・マガジン第476-2号(2021.7.9)「中国共産党100周年大会から見えてくる中国の実態「経済編」」(7/9)
  • らぽ~る・マガジン第476号(2021.7.4)「中国共産党100周年大会から見えてくる中国の実態「政治・外交編」」(7/5)

2021年7月のバックナンバーを購入する

2021年6月配信分
  • らぽ~る・マガジン第475号(2021.6.28)「選択的夫婦別姓を、なぜ保守派は頑なに反対するのか…。」(6/28)
  • らぽ~る・マガジン第474号(2021.6.21)「半導体を制するものは世界を制する…。」(6/21)
  • らぽ~る・マガジン第473号(2021.6.14)「政治分野における男女共同参画推進法改正」(6/14)
  • らぽ~る・マガジン第472号(2021.6.7)「土地規制法、なぜ必要なのか…。」(6/7)

2021年6月のバックナンバーを購入する

2021年5月配信分
  • らぽ~る・マガジン第471号(2021.5.31)「経済情報『1年で価格が5倍。。ウッドショック』」(5/31)
  • らぽ~る・マガジン第470号(2021.5.24)「米中、地球温暖化対策主導権争い始まる。。 」(5/24)
  • らぽ~る・マガジン第469号(2021.5.17)「重要インフラ設備にハッカー攻撃」(5/17)
  • らぽ~る・マガジン第468号(2021.5.10)「菅首相、2030年温室効果ガス目標46%削減表明」(5/10)
  • らぽ~る・マガジン第467号(2021.5.3)「コロナ騒動で隠れた重大ニュース~国民投票法改正」(5/3)

2021年5月のバックナンバーを購入する

2021年4月配信分
  • らぽ~る・マガジン第466号-2「水道事業民営化を考える~社会的課題解決は民営化ではなく技術革新で救える」(4/27)
  • らぽ~る・マガジン第466号(2021.4.26)「」(4/26)
  • らぽ~る・マガジン第465号(2021.4.19)「中国や香港の投資家が日本の宿泊施設を買っている。。」(4/19)
  • らぽ~る・マガジン第464号(2021.4.12)「自民党提案「選択的週休3日制」を額面通りに受け取ってはいけない」(4/12)
  • らぽ~る・マガジン第463号(2021.4.5)「大阪府市一元化条例、2度も否決された『大阪都構想』が蘇る」(4/5)

2021年4月のバックナンバーを購入する

【関連】なぜ種苗法改正はひっそり進む?農業も水道も「日本が売られる」=原彰宏

【関連】日本人は本当に生産性が低かった。私たちの年収が世界最速で下がるワケ=吉田繁治

【関連】「彼氏にしたい職業」上位はぜんぶ地雷、玉の輿に乗りたいなら○○な男を選べ=午堂登紀雄

image by:FOTO Eak
1 2 3

らぽーる・マガジン』(2021年11月1日)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

らぽーる・マガジン

[月額330円(税込) 毎週月曜日]
絶対に知るべき重要な情報なのに、テレビなどが取り上げないことで広く知らされていないニュースを掘り起こし、また、報道されてはいるけどその本質がきちんと伝わっていない情報も検証していきます。情報誌は二部構成、一部はマーケット情報、マーケットの裏側で何が動いているのかを検証。二部では、政治や時事問題、いま足元で何が起こっているのかを掘り下げていきます。“脱”情報弱者を求める人、今よりさらに情報リテラシーを高めたい人はぜひお読みください。CFP®資格の投資ジャーナリストが、毎週月曜日にお届けします。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらTwitterでMONEY VOICEをフォロー