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下落相場でも無関係!時間分散で、リスクを取らないコスト・ゼロ株のつくり方=山田健彦

ついに日経平均が2万円を割り込み、米市場も不安定なままクリスマス休暇入り。そんななか、不安がつのる株式投資初心者におすすめの投資手法をご紹介します。(『資産1億円への道』山田健彦)

投資初心者はまず、コスト・ゼロの株を持て

毎月一定額を同じ銘柄購入する、タテの分散投資

タテの分散投資とは、時間分散を行い、同じ銘柄を異なる時期に買い続けていく、というものです。

有名なのは「積立投資」と呼ばれるもので、毎月一定額で同じ銘柄を買い続けていきます。株価は高いときも低いときもありますが、長期に渡り積立投資を行うことで、高いときは少ない株数を、安いときは多い株数を購入し、株価の乱高下をうまく乗り切ることを目指します。

以前、このメルマガで取り上げたのですが、この方法で「コスト・ゼロ」の株を作ることが出来ます。

毎月一定額を投資に振り向けて、ある株式を購入し続けていき、株価が取得コストの2倍になったら手持ち株数の半分を売却して、今までの投下資金を回収してしまう、という方法です。投下資金は回収してしまったので、その後は配当をコスト・ゼロで享受します。

考え方にもよりますが、配当を考慮すればコストはマイナスにもなります。また残りの株はいつ売っても利益となります。

ところで、別に株価が倍にまで上昇しなくても、コスト・ゼロの株は作ることが出来ます。

これを大型株の動きに追随するETFである、TOPIX Core 30 連動型上場投資信託<1311>と小型株の動きに追随する代表的なETFであるラッセル野村コア・インデックス連動型上場投資信託<1312>という2つのETFでシミュレーションしてみました。

2つのETFを使用したシミュレーション

TOPIX Core 30指数は東証一部上場銘柄の中から時価総額、流動性の特に高い30銘柄で構成されており、日本を代表する大型株で構成されます。

主な組入銘柄は
・トヨタ自動車<7203>
・三菱UFJフィナンシャル<8306>
・ソニー<6758>
・NTT<9432>
など。

ラッセル野村コア・インデックスは日本の全上場銘柄のうち、時価総額で下位約5~15%の銘柄で構成された指数です。

主な組入銘柄は2018年10月31日現在、
・TIS<3326>
・東海カーボン<5301>
・大日本住友製薬<4506>
・MonotaRO<3064>
・ウェルシアホールディングス<3141>
などとなっています。

これら2つのETFを毎月3万円ずつ、月初の営業日の始値で購入し、積立を行ったとしてシミュレーションしてみました。目標はコスト・ゼロで100投資口数(ETFの場合は投資口数と表現しますが、意味は株数と同じです)を作ることです。筆者の使用しているデータベースでデータが取れる2009年3月を起点としました。

それによると、TOPIX Core 30 連動型上場投資信託<1311>では、積立開始から24ヶ月目にコスト・ゼロのETFが107口出来ました。

ラッセル野村コア・インデックス連動型上場投資信託<1312>では、75ヶ月目にコスト・ゼロのETFが100.301口出来ました。

このコスト・ゼロで100口数を取得するまでの期間の違いは、ラッセル野村コア・インデックスの価格がTOPIX Core 30のそれより遥かに高いからです。

ラッセル野村コア・インデックスETFの2009年3月の価格は7,500。直近の月初12月3日の始値価格は2万1,700。Topix Core 30 ETFの2009年3月の価格は448。直近の月初12月3日の始値価格は752。これを投資効率という観点でみると、小型株の動きに連動するラッセル野村コア・インデックスETFの方が遥かに良いこととなります。

つまり、2009年3月の価格7,500を直近の月初12/3の始値価格、2万1,700と比べると約2.82倍。Topix Core 30のETFでは同時期で1.68倍にしかなりません。

Next: コスト・ゼロの株はどんな銘柄でつくったらいい?

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文中に紹介されている価格については、掲載日時点のものとなります。実際の価格は購入先ページでご確認ください。

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