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あなたはもう投資の世界で迷わない。バフェットが財を成したバイ&ホールドの本質に迫る=栫井駿介

成長に賭けるか、確実に配当をもらうか

しかし、どんな銘柄でもただ持ち続けていればいいわけではありません。同じ株を持ち続ける以上、投資する銘柄は厳選しなければならないのです。

最低限として、潰れたり、衰退局面にある会社を選んではいけません。株価の動きだけを見て企業の中身を水に投資することは、バイ&ホールドでは最も危険なことです。

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避けるべき企業を避けたら、次は企業の成長性を見ます。せっかく株を買うのですから、株価が横ばいの銘柄を持っていても仕方がありません。利益を増やし、価値を増大し続けられる企業に投資しなければなりません

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同じ株を持ち続けていく上で、成長性と並んで重要になのが配当です。仮に株価が上がらなかったとしても、配当を出し続ける株を持っていればそれだけの利益は確実に受け続けることができます。その配当を再び投資に回すことで、雪だるま式に資産を増やすこともできるでしょう。

バイ&ホールドの投資においては、安心できる企業を選んだ上で、成長性か配当を意識した投資を行わなければなりません。そのどちらも意識していないのなら、「ボーっと投資してるんじゃねーよ!」と叱られてしまうでしょう。

バイ&ホールドの課題は「資金供給源」と「タイミング」

もちろん、バイ&ホールドもいいことばかりではありません。

最大の問題は、資金がすぐに尽きてしまうことです。一度買ったらそのまま資金を固定してしまうことになりますから、欲しい銘柄を買っているとあっという間に元手が尽きてしまいます。

頻繁に売買を行う投資であれば、欲しい銘柄があれば持っている銘柄を売って新しい銘柄へ乗り換えればいいのですから、持ち続けることにフラストレーションを感じてしまうかもしれません。しかし、その気持ちは成果とは何の関係もありません

バイ&ホールドは、積み上げ型の投資法です。保有株を積み上げるためには、常に新しい資金を供給し続ける必要があります。そのため、定期的な収入がある人なら、その2割を資金として確保することで、資金供給源を絶やさないことが必要になります。

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買うタイミングも非常に重要となります。いくらいい銘柄を買っていたとしても、相場が割高な時に買ってしまっては、利益を出すことは難しくなってしまいます

各銘柄の高い・安いを見分けることも重要ですが、なかなか一筋縄に行くものではありません。そこで、高い時に投資してしまわないためにも、時期を分割して投資することが有効です。

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年間の投資予算を設定し、その範囲内でできるだけ株価が安くなったタイミングで狙いをつけた銘柄を買っていくことが有効な手段となるでしょう。

Next: ただ持ち続けるだけが能じゃない。バリュー投資家が手放すのはどんな時?

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