日韓共倒れは避けよ
日本からすれば韓国の「非礼」連発に堪忍袋の緒が切れたのでしょうが、かつて日本に侵略されたとの怨念が強い韓国には、これまでの非礼を顧みる余地はますますなくなり、再び日本に侵略されるな、悪いのは日本の侵略主義だと反日感情を高め、国がまとまりつつあります。
その間に、日韓には北朝鮮・中国・ロシアがチャンスとばかりに両国を攻め込んでいます。
日本も東シナ海、北方領土が中ロに脅かされつつあります。外交交渉が通じないと、韓国の非礼を安全保障問題にすり替えたために、GSOMIAの延長がなされない可能性が出てきました。
そうなると東アジア地域の安全保障がにわかに脅かされ、日韓が共倒れするリスクが出てきます。歴史認識問題を抱える両国に、理性・道理での解決は容易でありません。
米国の作家、ジョシュ・ビリングスは「許すことほど完璧な復讐はない」と言っています。日本は落としどころを見つけつつ、大人の対応が必要と思われます。
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- 韓国存亡の危機(8/5)
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『マンさんの経済あらかると』(2019年8月5日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。