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日経平均は1万6,000円へ? 2020年、日本株は春と秋に2度暴落する=長谷川雅一

2020年日経平均は春と秋に2度暴落する

今年、「春と秋に2度、日経平均は暴落する」というのが、僕の予想です。
※参考動画「2020年日経平均は春と秋に2度暴落する

春の暴落は、2019年の上昇の反動によるもの。秋の暴落は、オリンピックの終了や、アメリカ大統領選挙による、米国の不透明感によるものであると、僕は想定しています。

春の暴落で、日経平均は2,000円~3,000円幅で下げ、秋の暴落で、日経平均は、3,000円~5,000円幅で下げ、その傾向はさらに2021年に引き継がれる。

2020年~2021年にかけて、日経平均は、1万6,000円程度にまで水準を下げる、というのが僕の予想です。

アベノミクス相場が始まる前、日経平均は8,000円でした。

これが2万4,000円にまで膨張したのですが、金融緩和の限界から、とりあえず「半値戻し」の1万6,000円まで下落する、というのが、テクニカル的に見ても自然な流れであると、僕は感じています。

あなたは「29年ぶりの高値」から買い上がりますか?

前年末に株価が堅調だと、「今年も上がる」という予想が出やすくなります。しかし、相場は「29年ぶりの高値」なのです。株は安い時に買わなければなりません。

「29年ぶりの安値」で買うのならわかります。しかし「29年ぶりの高値」から始めて、さらに高値を追うトレードは、極めて危険であると言わざるをえません。

2020年の相場は「売り目線」が基本でしょう。

アベノミクスの終焉とともに、株価は、とりあえず1万6,000円に向かう、という僕のシナリオが実現するかどうかは、わかりませんが、2020年、少なくとも、24,000円からの「高値追い」は無謀である可能性が高いことを意識しながら、慎重なトレードをするべきであると、僕は思います。

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