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震え上がる金正恩、ソレイマニ司令官殺害でわかった米国「北朝鮮つぶし」の本気度=江守哲

交渉は米大統領選直前までおあずけ?

北朝鮮はこれまでの非核化協議で、「米国が駐韓米軍を撤退させ、韓国と日本における米国の核の傘を撤去することで安全保障上の保証を与えるのであれば、北朝鮮が核兵器を持たないことを検討する」としてきました。

また、朝鮮戦争(1950~53年)は休戦状態との認識であり、北朝鮮と韓国は厳密には依然として敵国関係にあります。

18年に韓国で開催された冬季オリンピックの後に関係が修復し始めたものの、それまでは北朝鮮は韓国の主要な同盟国である米国を破壊すると脅かしてきました。北朝鮮は依然として中国・ロシアとの関係を維持しつつ、両天秤に掛けながら米国にゆさぶりをかけています。

米大統領選挙が11月3日にあります。ここに向けて、外交成果をどのように出していくのか。

トランプ大統領は上院での弾劾審議への対応や、EUとの貿易交渉で忙しいところです。しかし、いずれ北朝鮮問題は大統領選前に一定の結論を出すでしょう。

それまで、金委員長はイライラいさせられることになりそうです。

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image by:The Presidential Press and Information Office at Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

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