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迫られる「米国か中国か」の選択。どっちつかずで沈む日本、覚悟を決めて成長するインド=原彰宏

日本はいつまで「どっちつかず」を続けられるのか?

欧州やアジア諸国は、自らの立ち位置をどう表明していくのか。項目ごとに手を組むパーシャル連合を模索するのでしょうか。

そんな中で、日本はいつまで「Don’t make us Chose」の姿勢を貫けるのでしょうか。この判断が、今後の日本の政局になるのかどうかも注目したいところです。

・日米同盟の真意
・中国が描く未来予想図

これらを常に頭において、世界地図を眺めることになりそうです。

そして、中国が描く未来予想図を知るうえで重要なのは、全人代で決められた中身です。内需と外需、両方を大きく育てる「総循環経済」を標榜しています。米国が中国をシャットアウトするなら、すべてを自前で作れるようにしようという、実にしたたかなものです。世界No1を目指す「次世代人工知能(AI)発展計画(『AI2030』)」は、2017年にすでに発表されています。

日米同盟に関しては、報道で言われていること以上のことを知る必要があり、それが「アーミテージ・ナイ報告書」であり、ワシントンにおけるシンクタンク情報なのかもしれませんね。

コロナにより、一度リセットされた世界秩序が、新しい局面を迎えるときに、新たな世界地図が示されるのだと思います。

脱炭素エネルギーは、当然中東諸国の動きにも直結します。ゴア副大統領の提言から随分時間が経って、今後は地球規模の「エコ」「地球温暖化対策」「ゼロエミッション」などが、世辞の表舞台に押し上げられてきました。地球温暖化対策の政治利用です。それは、内燃機関で圧倒的有利な地位にいた仁保に対する、いわば「トヨタ包囲網」が、EV車促進にあると思われます。

まさに日本は正念場を迎えてくると思われます。

国内労働者を守るために内燃機関にしがみついていては、本当に日本は沈没しそうな勢いです。長きにわたる対米隷属姿勢は、日本から大事なものが失われてきた年月になっているように思えてならないのですがね。

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  • 「外交における日本の立場、「米国か中国か」の選択(追記)」(3/23)
  • 「外交における日本の立場、迫られる「米国か中国か」の選択」(3/22)
  • 「東日本大震災復興予算の使われ方、復興行政のあり方を検証」(3/15)
  • 「なぜ総務省は接待されるのか。放送免許付与特権と報道の闇」(3/8)
  • 「これで良いのか日本の「ワクチン政策」&ワクチン外交による世界戦略」(3/1)

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らぽーる・マガジン』(2021年3月8日号)より
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