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歴史は繰り返さないが韻を踏む…ドルが基軸通貨から滑り落ちるタイミングと理由とは=藤井まり子

アセット・アロケーションとリスク管理が一番重要!

しつこいようですが、自分に合ったリスク許容度で、その都度「最適なアセットアロケーション」を順守して、国際分散投資を継続することが、あなた資産形成の勝敗の9割を決めます!(一時的な評価損に耐えられないようならば、あなたはリスクの取り過ぎかもしれません)

「アベノミックス第3弾」が始まる可能性が出てきたので、再び、長期投資の中にTOPIXを入れてゆきましょう。従来コース:『「TOPIX:TOK:VWO」≒「4:6:0」~「4:3:3」』です。新興国株がどうしても苦手な方は、ゼロポジションでもOKです。

そして、「VT一本だけ」(そして好みに応じてTOPIXをちょっぴり)というアセットアロケーションも、引き続きOKです。

今後、先進各国の政治家たちは、インフレを巻き起こすためにヘリコプターマネー(ゼロ金利の中での財政刺激策)を連打してきますから、金融資産の5%~7.5%くらいは、ゴールドETFを保有しましょう。

くれぐれも、リスク許容度には要注意!TOPIXならば、20%~30%のボラティリティー(価格の乱高下)があります。TOK、VTならば、為替変動も加味すると、30%~40%のボラティリティーがあります。VWOならば、為替変動も加味すると、 50%かそれ以上のボラティリティーがあります。VWOは超々ハイリスクなので、要注意です!ボラティリティー(=リスク)は、

「ETFのTOPIX」に連動して動く「ノーロードの投資信託」には、
・ニッセイTOPIXインデックスファンド
・日本株式インデックスe
・SMT TOPIX インデックス・オープンなどなどがあります。

「ETFのTOK」に連動して動く「ノーロードの投資信託」には、
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・外国株式インデックスe などなどがあります。

VTに連動して動く「ノーロードの投資信託」は、以下のようなものがあります。
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド(円建て)
・マネックス:バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド(ただし、こちらはドル建て) などなどです。

ゴールドETFには、以下のようなものがあります。
一番のお勧めは◎印の「SPDRゴールドシェア<1326>」です
が、
以下の5つしたら、どれでもOKです。

○金価格連動型上場投資信託<1328>
◎SPDR ゴールド・シェア受益証券<1326>
○ETFS金上場投資信託<1672>
○純金上場信託(金の果実)<1540>
○One ETF 国内金先物<1683>

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【要注意!】なお、資産形成および投資は、必ず「自己責任」でお願いします。この記事は藤井まり子の個人的見解を述べたもので、当メルマガ及び記事を読むことで何らかの経済的及び精神的被害を被ったとしても、当方は一切責任を負いません。

※本記事は有料メルマガ『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』2020年1月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

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image by: Drop of Light / Shutterstock.com

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藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』(2020年1月24日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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