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「隠れDV・モラハラ男」12の特徴とは?ゲスの毒牙を見抜く方法=午堂登紀雄

DV・モラハラ男による暴力や虐待は年々増加、社会問題化しています。暴力を振るう最低な男に捕まってしまったら最後、逃げ出すのは容易ではありません。そこで、どんなタイプの男が危険なのか。DV・モラハラの素質があるヤバい男の特徴と、そんな男を近づけないための対策をお伝えします。(『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』午堂登紀雄)

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プロフィール:午堂登紀雄(ごどう ときお)
米国公認会計士(CPA)。1971年生まれ、岡山県出身。中央大学経済学部 国際経済学科卒。株式会社エディビジョン代表取締役。一般社団法人 事業創造支援機構代表理事。

DVの相談件数、年間7万7,000件超え

ニュースでたびたび、DVや虐待の事件が報道されます。DVの相談件数は2019年で7万7,000件超、警察が児童相談所に通告した数は9万8,000件超もあるそうで、すでに社会問題化していると言えるでしょう。
※参考:ストーカー・DV等 – 警察庁
※参考:少年非行、児童虐待及び子供の性被害 – 警察庁

なぜこういうことが起こるのかというと、男女ともに「自己肯定感が低い」からだ、というのが私の見解です。

特に男性側で多いのは、説教・命令・オラオラ系のモラハラタイプで、こういう人が家庭内で暴力を振るったり、相手を支配しようとします。子どもを虐待して死なせる事件もあとを絶ちません(虐待の場合は母親によるものも数多い)。

そしていつも痛ましいと思いつつ、女性が抵抗しないとか、離婚に踏み切れない人も少なくありません。

そこで、自己肯定感が低いからこそ起こるこうした悲劇のメカニズムを、男性側と女性側の双方の視点から考察してみます。

なぜDV・モラハラ男が生まれるのか?

まず男性サイドですが、自己肯定感が低く、自分に自信がありません。だから自分より弱い存在を従えることで、自己有能感を得ようとします。自信があるように見えても、虚勢を張っているだけです。

たとえば、優秀な人の中にいると相対的に自分は落ちこぼれとなって自信を失いがちですが、自分よりダメな集団の中にいれば、相対的に自分は優秀となります。いわゆる対比効果による自信です。

だから自分より弱い存在を従えて支配したり、相手をマウントすれば、自分は強い人間なのだという自信を持てるわけです。

そして自分より弱い対象に暴言や暴力を振るったりすることで、自分の価値を確認しようとする傾向があります。児童虐待に走るのもたいていこういうタイプです。

あるいは、嫉妬心の強い粘着質だったり、何度でも浮気を繰り返す男性も自己肯定感が低いからです。浮気癖も、自我の確立が不十分なため、常にいろんな人から愛されていないと不安なのです。愛されている、自分は強い存在なのだと確認したいから、何度でも浮気を繰り返します。

こういう人は、自己肯定感が高く自立した女性には近づかないし、そもそも近づけません。彼らは凛とした女性を目の前にしたとき、自分ではこの人を支配できないと本能的に悟り、及び腰になります。自分よりも自立した相手と一緒にいると、自分がひどくちっぽけで無能な存在に思え、そう感じる恐怖感から、避けるという行動につながります。

逆に、精神的に自立できていない自己肯定感の低い女性を目の前にすると、俄然自信が出てきて猛アプローチをかけます。自己肯定感が低い男性は、なぜか本人と同じ自己肯定感が低い女性を見つける嗅覚が非常に鋭く、そういう女性をロックオンしては猛然とアタックするのです。

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