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香港デモは終わらない。中国政府に屈せず自立する香港市民から日本人が学ぶべきこと=俣野成敏

自立した香港市民たちから日本人は何を学ぶべきか?

俣野:私たちは、この話から何を学ぶべきでしょうか?

S理事: もちろん、今いる環境を簡単に変えることなどできませんが、「今の自分には、日本以外にどんな選択肢があるだろう?」と考えてみることが、最初の一歩になるのではないかと思います。

私も日本に居た時は、何も考えていませんでした。「環境が人をつくる」ということです。

これをお読みのあなたも、ぜひ「日本以外に住むとしたら、どこに住めるだろうか?」と考えてみてください。

俣野:「選択肢を広げる」という考え方は、非常に大事ですよね。それは投資商品でもいいし、住む場所や、ご自身のキャリアでもいい。

もし、「わからない」という方は、まずは自分が違和感を感じる場所へ行ってみるといいと思います。

私もサラリーマン時代、意識して自分から違和感を感じる場所へ身を置くようにしていました。そういうところへ行くと、新しい発見があったり、自分がどう考えているのかがわかります

S理事:いいですね。私たちの話が、読者の方にとって何かのヒントになれば幸いです。

2. あまり知られていない香港の金融とデモの意外なつながり

ここまでお読みになって、「デモと金融と、一体何の関係があるのだろう?」と思われた方もいたかもしれません。

けれど実は、これらは見えないところでつながっているのです。

S理事のお話は続きます。

Next: なぜ香港は世界的な金融センターとして発展したのか?

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