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SBIは、なぜ地銀と手を組みだしたのか?福島銀行・島根銀行ほかとの資本業務提携を発表

M&A業務の提携や共同店舗運営についての詳細を基本合意

一方、2019/11/8、「島根銀行の銀行主要株主認可取得に関するお知らせ」を発表した。
※参考:株式会社島根銀行の銀行主要株主認可取得に関するお知らせ‐SBIホールディングス株式会社(2019年11月8日公開)

9月6日「島根銀行との資本業務提携に関するお知らせ」

11月8日「島根銀行の銀行主要株主認可取得に関するお知らせ」

⇒島根銀行の銀行主要株主となることについて、銀行法第52条の9第1項に基づく認可を金融庁より受けた

<1.出資の内容>

(1)SBIホールディングス株式会社
1)引き受ける株式の種類/数 普通株式:1,747,200株、A種優先株式:940,840株
2)引受価額 普通株式:549円/株、A種優先株式:1,000円/株
3)出資総額:1,900.1百万円
4)出資後の議決権比率:20.92%※
※ A種優先株式は議決権を有しておりません。

(2)SBI地域銀行価値創造ファンド(追加型私募投信)
1)引き受ける株式の種類/数 普通株式:1,092,800株
2)引受価額普通株式:549円/株
3)出資総額:599.9百万円
4)出資後の議決権比率:13.08%

<2.当社業績への影響>

出資後においても、島根銀行は当社の持分法適用関連会社にあたらないことを含め、本件による当社連結業績への影響は軽微であると考えている

<3.今後の予定(ご参考)>

当社グループでは、島根銀行との資本業務提携契約に基づき、新たに株式会社SBI証券とのM&A業務に係る業務提携やSBIマネープラザとの共同店舗運営に関する基本合意、住信SBIネット銀行の多様な住宅ローンの提供に向けた基本合意など様々な取り組みがスタートしている。今後も当社グループの有する経営資源を最大限活用し、長期的な観点より島根銀行の収益力強化とそれに伴う企業価値向上に取り組んでいく

<感想>

本件は、SBIホールディングスの複数の地銀との資本業務提携

株式取得を通じたSBIの戦略が成功するのか。今後の動きにも注目して行きたい。

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image by : Syda Productions / Shutterstock.com

元証券マンが「あれっ」と思ったこと』(2019年11月13日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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