キャッシュレスを促進するにはまだまだポイント付与を続けよ
だから、いまが最も大切な時といえるでしょう。
還元事業で獲得した利用者の「スピーディ」という体験を潰さずに大切に育てることを考えるべきです。店主の「スピーディ」という体験も潰さずに大切に育てるべきです。
それにはポイントの継続を7月以降も行い、店には手数料などの補助を続けることしかないでしょう。
少なくとも2020年内は補助を続けるべきでしょう。
マイナンバーカードが物議を醸す
また、9月からマイナンバーカードのポイントサービスが始まり、25%ポイント還元もあり、騒ぎになりそうです。
マイナンバーカードはクレジットカードや電子マネーとは異質ですから、利用は慎重に考えてほしいですね。
キャッシュレスは大企業の覇権争いへ
ポイント還元事業のスタート時は、ポイント還元率やキャンペーンが話題になりましたが、いつの間にかヤフー・LINE・楽天・JR東日本・トヨタといった大企業が表舞台に現れてしのぎを削り始めました。
つまり、QRコード決済の本質は、大企業の覇権争いにあったということだったのです。
そこから何が消え、何が生まれるのか。
忘れてほしくないのは、儲け第一に走ることでなく、社会課題の解決を第一に掲げて欲しいということです。
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- 孤高のエポスカード、強さの秘密(12/1)
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『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』(2019年12月1日号)より抜粋
※タイトル、見出し、太字はMONEY VOICE編集部による
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達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場
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世の中すっかりカード社会になりましたが、知っているようで知らないのがクレジットカードの世界。とくにゴールドカードやプラチナカードなどの情報はベールに包まれたままですから、なかなかリーチできません。また、最近は電子マネーや共通ポイントも勢いがあり、それらが複雑に絡み合いますから、こちらの知識も必要になってきました。私は30年にわたってクレジットカードの動向をウォッチしてきました。その体験と知識を総動員して、このメルマガで読者の疑問、質問に答えていこうと思います。ポイントの三重取り、プラチナカード入会の近道、いま一番旬のカードを教えて、などカードに関する疑問にできるだけお答えします。