Wordの校正ツール「スペルミスないよ」印刷したら何かおった!

文章作成ソフト「Word」にあるありがたい機能の一つ、文章校正ツール。

その校正ツールを使ってチェックしたにもかかわらず、印刷してみたら文章の中に「何かがおった!」と話題になっています。

そんな画像とコメントをつぶやいたのは、ツイッターユーザーのCHARTMAN‏(@CHARTMANq)さん。

どんなものが「おった」のか、さっそく以下のツイートをご覧ください。

 

 

きゃーーーーっする!(城)

なぜ、Wordの校正ツールの目をかいくぐって、見事に印刷されてしまったのでしょうか?

しかし、どうやったら城が出る状況になるのか、なぜ校正されなかったのか、謎は深まるばかり。。。

このツイートには現在、3万以上のRT、5万以上のいいね!がついています。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterの埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

何が鶴見辰吾を変えたのか? 失っていた「ジブンの時間」の大切さ

働き盛りの3、40代ともなると、仕事や育児に忙殺され「ジブンの時間」を持つことはどうしても難しくなります。そんな忙しい日々を送るオトナになっても新しいジブンを発見することはできるのでしょうか? オトナになって失った「ジブンの時間」を復活したくても、どうすれば「ジブン」を再起動できるのか分からない…ならば再起動できた人に聞いてみよう。というわけで、MAG2 NEWSでは趣味に仕事に忙しい日々を送っている俳優の鶴見辰吾さんに、「ジブン時間」をどうやって取り戻したのか、悩めるオトナたちに向けてエールを送っていただきました。

何が俳優・鶴見辰吾を変えたのか?

仕事、育児、年齢的問題。様々なことに追われ、生きる上での新鮮さをなくしたとき、人はどのように“再起動”すればいいのだろうか。そのヒントを掴んだ人物がいる。“芸は身を助く”を地でいく俳優鶴見辰吾(52)だ。40代から始めたロードバイクを皮切りに、バンド活動、スピードゴルフ、マラソン…と趣味を挙げたらきりがない。その多趣味ぶりが俳優業はもとより、生き様にも大きな影響を与えている。海外作品挑戦もその一つ。現在公開中の韓国映画密偵では、ソン・ガンホ、イ・ビョンホンら人気韓国人俳優と肩を並べてBAD GUYぶりを発揮。韓国では750万人がその熱演を見届けた。趣味は、鶴見の一体何を変えたのだろうか。

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何事もやってみなければわからない

ハリウッド進出も果たしたキム・ジウン監督が、約6年ぶりに韓国映画界にカムバックした『密偵』は、日本統治下にある1920年代の韓国が舞台。鶴見は独立運動団体・義烈団の撲滅を目論む朝鮮総監府警務局部長ヒガシを演じている。『密偵』は韓国で大ヒット。第89回アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品にも選出された。

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海外作品への挑戦を後押ししたのは、趣味から得た力も大きい。「自転車は40代半ばから始めました。ある時、都内から沼津の現場まで自転車で行ったことがありました。それは明らかに滑稽な行動なんだけれど、そんな自分がいることもやってみて初めてわかった。それがあって、前だったらやらなかったことも、やってみなければわからないからやってみようという考え方に変わった」と実感を込める。

俳優業だけに固執せず、バラエティ番組に顔を出すスタンスもそこからきている。「テレビドラマや映画に出ているだけでは、俳優というのは案外名前を憶えてもらえないもの。ヒットした作品の役名や印象では残るかもしれないけれど、名前を憶えてもらい、認識してもらうためには、趣味を磨いたり色々な場所に出たりしてどんな人間なのかを知ってもらうことも必要」と芸歴40年目にして辿り着いた境地を口にする。街で若者に見かけられた際には「いつも自転車に乗ってる人だよね、と思ってもらえたらそれで十分」と余裕の笑みだ。

鶴見にとって趣味とは「自分の意外性を発見させてくれるもので、その意外性は可能性にも繋がり希望や新たな挑戦へのモチベーションになる。自分の物事に対する態度や考え方を積極的に前向きにさせてくれた」もの。次なる新たな趣味にしようとしているのは、韓国語だ。「韓国映画界の熱量に刺激を受けまして、『密偵』のキャスト・スタッフに再会したときのために勉強しようかと。でも50歳を過ぎての語学習得は本当に苦しい! 半年くらいやりましたが、今は仕事が忙しくてちょっと挫折中」と頭を抱える一方で、新たなる挑戦に生き生きとしている。

新人になった気持ちで挑戦

韓国映画は2011年の『マイウェイ 12,000キロの真実』以来2度目。鶴見が出演した日本映画『DEAD OR ALIVE 犯罪者』『レイクサイド マーダーケース』、大河ドラマ「軍師官兵衛を気に入ったジウン監督からの直々のオファーだった。「内容が酷かったり、外国映画にありがちな偏った日本人像を描いていない限り、海外映画出演にも前向き。それに外国映画だと“鶴見辰吾”というネームバリューは通用せず、実力が試される。リフレッシュという意味も込めて、新人になった気持ちで挑戦しようと思った」と二つ返事で出演快諾。

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撮影地は韓国。スタッフ・キャストも韓国勢というアウェーな状況。だが映画作りに国境はなかった。「ジウン監督は細かい演出はせず、俳優に任せるタイプ。じっくりと観察しながら、何かあるとボソッと言う人で、照明部、録音部、演出部の雰囲気や風貌、立ち振る舞いも声を聞かなければ日本とほぼ同じように思えた。国も文化も違うのに、こと映画作りおいてはどうしてこうも変わらないのかと驚いたほど。現場に慣れてくると韓国語が日本語に聞こえるくらいでした」と目を丸くする。

日本映画界も見習うべき慣習

撮影現場の様子は日本とほぼ変わらなかったが映画に対する熱量は大きく違った。韓国での完成披露試写会後の打ち上げには、200人ほどが集まったそうだが「そのほとんどが『密偵』に関わっていない映画監督や俳優なんです。そういった人たちがわざわざやって来て映画の完成を祝福する。ライバルとして戦うところは戦うけれど、お互いのいいところは認め合い褒め合い高め合う。韓国映画界全体にそういった風潮があって、映画に対する愛が凄い。そこは日本も見習うべきだと思いました」。質の高い作品が生まれる理由の一端を垣間見た気がした。

東京の出張から帰ってくるお父さん

義烈団撲滅のためならば、拷問も厭わぬ冷血非道な男を不敵に演じきった鶴見だが「韓国という異国の地に一人で行って、韓国人スタッフに囲まれながら韓国人俳優を痛めつけるわけですから…演技といえどもドキドキしましたよ! とくにハン・ジミンさんは舞台挨拶で僕のことを気遣ってくれるようないい方なので…。本当に申し訳なかった!」と役柄とは裏腹に恐縮しきり

敵対したのはカメラの前でだけ。「女性スタッフも多かったので、僕が日本から韓国へ戻るときにはロイズの生チョコをたくさん買って差し入れて喜ばれたりしていました。ジウン監督からは鶴見さんは東京の出張から帰ってくるお父さんのようですね』と言われたりして」と照れ笑い。直属の部下を演じたガンホとはアルコールで意気投合。「最近の韓国ではチャミスルのブーム以来、度数の低い焼酎が人気で、ガツン!とくる焼酎が少ないんです。ガンホさんは見た目同様にガツン! とくるような焼酎好きなので、日本の焼酎を持って行くと『日本の焼酎は最高だ!』と大喜び。キリンビールも好きなんです」と劇中の緊迫感がウソのようだ。

取材・文・撮影:石井隼人

source:密偵

鳥貴族の客数が7%減。28年ぶりの「値上げ」は失敗だったのか?

10月から28年ぶりの値上げを断行した焼き鳥チェーン「鳥貴族」。同月の客足は7%減と、過去最大の下げ幅となりました。しかし、無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者・佐藤昌司さんは、10月の週末が1日少なかったことや台風が直撃したことなどもふまえ、結果は決して悪くないと分析。むしろ、値上げが成功した可能性を指摘し、その理由と外食産業の今後についても持論を展開しています。

鳥貴族の10月客数が7%も減少。値上げは失敗だったのか?

焼き鳥チェーン「鳥貴族の10月の既存店客数が前年より7.0%減りました。鳥貴族は2014年7月に株式を上場し、その翌月から月ごとの実績を公表していますが、その中では最大の下げ幅を記録した形です。

値上げが影響したと考えられます。鳥貴族は10月から、280円均一から298円均一(いずれも税抜き)に約6%値上げしました。28年ぶりとなる値上げです。値上げの理由は、人件費や食材の仕入れコストなどが上昇しているためとしています。

人件費に大きな影響を与えるアルバイトの時給は上昇が続いています。10月に東京都の最低時給は26円引き上げられ958円になりました。また、リクルートジョブズの調査によると、10月の三大都市圏の外食の平均時給(募集時)は前年同月比2.2%増の985円となっています。

食材の仕入れコストも上昇しています。例の1つとして、6月からの改正酒税法の影響で酒類の仕入れ価格が上昇しています。鳥貴族は値上げの理由の一つとして、このことを挙げています。

消費者の節約志向が弱まる気配を見せず、多くの外食が値上げに躊躇していますが、そうしたなか、鳥貴族は値上げに踏み切りました。そこで、その影響が出る鳥貴族の10月の動向に注目が集まっていましたが、結果、客数が7.0%も減少してしまったのです。

ただ、10月の客数が落ち込みを見せているのは鳥貴族だけではありません。外食各社で軒並み減少している状況です。

悪質な神戸製鋼に対して、被害者のJR東海が発した深いメッセージ

我が国を代表する企業のひとつ、神戸製鋼所による品質データ改ざん問題。8月の判明以来次々と明るみになる「不正」に、国内外が騒然となりました。メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で世界の鉄道事情にも精通する作家の冷泉さんが、この問題の「被害者」でもあるJR東海が取った対応を紹介するとともにその毅然とした姿勢を高く評価、さらに同社の判断が全世界の被害を受けたメーカーやユーザー、そしてメディアに対して発信したと思われるメッセージを読み解いています。

神戸製鋼問題と新幹線車両を考える

神戸製鋼による納入した製品に関する「品質データの改ざん」という問題は、日本の製造業の国際的信頼を傷つける大きな問題になっています。ちなみに、この事件を日産やスバルの「無資格検査」と並べて批判している記事をよく見かけますが、深刻度のレベルが100倍あるいは1,000倍は違う問題です。

日産やスバルの問題は、センサーなどで高度の品質管理を行って製造された車両を、「日本の公道を走らせる」ためには産業振興とは関係のない「国交省」という役所が指導する旧態依然とした「完成検査」というコストのかかる儀式を経なくてはいけないという、いわば「国内向けにも適用される非関税障壁」です。岩盤規制反対などと言っている人々が、この点を問題視しないのはおかしいと思います。

ですが、これとは違って神戸製鋼の問題は深刻です。納入先に対して商談で合意したスペックに達していない製品を作っておいて、データだけ偽造していたのですから深刻というより悪質です。

頑固なラーメン店主がこぞって使う、三河屋製麺の麺は何が違うか?

ラーメンの命といっても過言ではない麺ですが、人気ラーメン店がいま、こぞって注文する製麺企業があります。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者でMBAホルダーの青山烈士さんがその業務用生中華麺メーカーを徹底分析し、人気の秘密を解き明かしています。

個別カスタマイズ

人気ラーメン店を支える製麺企業を分析します。

三河屋製麺(業務用生中華麺メーカー) 

戦略ショートストーリー

ラーメン屋の開業準備をしている方をターゲットに「独自の技術とラーメン店主との信頼関係」に支えられた「要望に合う生中華麺を提供してくれる」等の強みで差別化しています。

無料サンプルや自店のスープに合う麺について相談に乗ってくれるなど、ラーメン屋を開業する方にとって、うれしいサポートにより支持を得ています。

分析のポイント

個別カスタマイズ

ラーメン店の特徴として、全体の約7割が個人経営であることがあげられます。全国にラーメン店は約3万2,000店あるそうなので、約7割ということは、個人経営のお店が約2万2,000店あるということになります。セブン-イレブンの国内の店舗数が、約2万店ですから非常に多いですね。

ラーメン店は、店主のこだわりが色濃く反映されますので、これだけ店舗数が多いということは、その分、様々なこだわりがあるということです。どういう意味かというと、麺に対してもカスタマイズの需要がものすごくあるということです。

そして、カスタマイズをお願いする場合、実績のあるところでなおかつ、自店のこだわりに応えてくれる親身に相談に乗ってくれるところがいいですよね。これはまさに「三河屋製麺の提供価値そのものです。「三河屋製麺」は、顧客ターゲットのニーズにしっかりと応えることができているということです。

また、普通に考えれば、ラーメン店を開業する方はラーメンにこだわりがあることはもちろん、ラーメンについて研究をしている方だと思います。ということは、様々な人気ラーメン店の美味しさの秘密なども分析しているでしょう。そういった方は、自然と「三河屋製麺」に行き着くはずです。数多くの人気店が三河屋製麺の麺を使っているわけですからね。

ですから、自店の麺を検討する段階で、かなりの確率で「三河屋製麺」は選択肢に入ると思われます。いままで培ってきた実績があるからこそですが、その実績が大きなアドバンテージになっているということです。

そして、「三河屋製麺」の顧客との関わり方として、無料サンプル麺を提供するなどして、開業前から関わっていますので、長期的な関係にもつながります。なぜなら、ラーメン店にとって、提供しているラーメンの麺を変えるということは、大きな決断になりますから、そうそうあることではありません。つまり、一度、顧客との関係性を築くことができれば他社からみると入る余地が非常に少ないといえるでしょう。

上記のように、しっかりした戦略があるからこそ、「三河屋製麺」は製麺メーカーとして確固たる地位を築くことができているわけです。今後も「三河屋製麺」の麺づくりに注目していきたいです。

家に無言で届けられた「送り主不明の本」がとんでもない破壊力

最近、テレビや雑誌を賑わせている、大相撲の暴行問題。

真相はいまだ闇の中ですが、そんな角界の混乱を予見していたかのような、ある一冊の小説に書かれた「あらすじ」が、破壊力ありすぎだと話題になっています。

つぶやいたのは、ツイッターユーザーの春:霧128言下2878‏(@hellhev)さん。

どれだけ「破壊力」ある「あらすじ」だったのか、さっそく以下のツイートをご覧ください。

こ、これは! 小説とはいえ、パワーワードが多すぎます。このご時世で見ると、笑うに笑えない。。。

「爆死する力士」

「頭のない前頭」

「密室状態の土俵で殺された行司」

なんなんだ、この小説は!! 中身が気になって仕方ない。件の『大相撲殺人事件』のアマゾンページはこちら

このツイートには現在、それぞれ3万以上のRTといいね!がついています。

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image by: Shutterstock

台湾・九份の山を降りたら、意外なインスタ映えスポットに着いた

世界で一番「親日」の島国・台湾に2015年まで住んでいた日本人「小 籠包(しょう・ろんぽう)」さんが発行する無料メルマガ『〜台湾大好き!メルマガ〜 レレレの台湾』。今回は、台湾の観光スポットとして有名な「九份」のある山を海側まで降りたところにあるという、絶景にして奇怪な隠れ観光スポット「3連給水塔」や「天空の城」について紹介しています。あの九份近くにどんな風景が広がっているというのでしょうか?

観光客には教えたくない、台湾の隠れスポット 「十三層遺跡」

今回も、台北近郊の見てビックリなインスタ映えする隠れスポットをご紹介いたします!

さて台湾旅行といえばグルメに観光ですが、中でも有名な観光地が「九份」(キュウフン、ジョウフン)ですよね?

宮崎映画『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになったというあの石段や、お土産屋さんが沢山並ぶ、くねくねと続く細い路地と赤提灯、茶藝館でいただく台湾茶などが有名です。

単なる寒村だったというこの地域は、19世紀末に金の採掘がおこなわれるようになってから街が発展、日本統治時代には金採掘の最盛期を迎えて、街全体が「ゴールドラッシュ」に沸いていたそうです。

しかし、第二次大戦後に採掘量が激減し、1971年には金鉱山が閉山。人々の記憶から忘れ去られました。

1989年に台湾映画『悲情城市』(侯孝賢監督)でロケ地に使われてから再び脚光を浴びるようになり、その後、土産店や茶藝館もできて多くの観光客が訪れるようになったことは、皆様ご存知の通り。

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そんな九份も2回訪れると、3回以降は周辺の違う観光スポットに行って見たくなるのが台湾好きの性。

中には、九份の中にある民宿に泊まったり、近くの「黄金博物館」へ足を運んだという九份マニアの方も、多いのではないでしょうか?

しかし、よくある観光ガイド本や観光Webサイトと同じことをしないのが、このメルマガ「レレレの台湾」。今回は、九份から山を降りたところにある隠れスポットをご紹介しましょう。

私は、台湾に住む前に九份へ3回、住んでからも5回は行ったので、普通のコースには飽き始めていました。日本人だらけだし。

そこで2014年初夏、この九份の山を降りて「水南洞(なんの字は、サンズイに南)」というエリアへ向かって見ることに。

当初、このエリアへは「黄金瀑布」という金色(実際には黄土色)に染まった岩を流れる滝や、そこから流れた水によって海の色が黄金(黄土色)と青色が混じる奇景「陰陽海」という海岸へ行くことが目的でした。

いつもの九份観光地を抜けて、私が目指すのは1062番のバスで終点の「金瓜石」。金鉱山だった頃の資料や模型が展示されている「黄金博物館」へはこちらで。ここから、海へ向かって山を降りました。

険しい崖を横に見ながら、緩やかに蛇行する舗装道路を延々と歩いて行くと、ようやく目的の「黄金瀑布」に到着。

ここは観光地として割とメジャーなため、私が訪れた時も多くの観光客が記念撮影をしていました。とはいえ、日本人は皆無で台湾の方ばかりでしたけど。でも、今回のメインはこれじゃ無いと、この時は知る由もありませんでした。

黄金の滝に別れを告げ、海に向かってしばし山を降りていくと、横を流れている「黄金色(黄土色)」の川があることに気づきます。

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先ほどから出てくるこの黄金色、金採掘のために掘った土の中の鉱物が酸化したものだそうで、このように世にも奇妙な景観を生み出しました。すると、川に沿って歩いている途中、小高い丘の上に不思議な三つの影が。何かと思って近づいてみると。。。

なんとも絵になる古い給水塔が朽ちた姿のまま3つも並んでいたのです。今風に云うと「インスタ映え」する風景とでも言いましょうか。

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まるで九份の石段同様に、宮崎駿監督の世界を思わせますね、『天空の城ラピュタ』とか。それもそのはず、この給水塔があるエリアの「十三層遺跡(十三層遺址)」は、まさに現地の人たちから「天空之城」と呼ばれているんです。さて、何やら廃屋的な雰囲気の建物が現れましたね。

それでは、山を降った場所から降りてきた山の方を見上げてみましょう。ご覧ください。この風景、まさに天空の城と呼ばれるにふさわしいじゃありませんか!

ここは、日本統治時代の1933年に日本人によって建てられた、金鉱山の精錬所だった「水南洞選煉廠」跡。つまり鉱山廃墟です。しかし、その姿はどう見ても要塞か城跡にしか見えませんね。先ほどの三連給水塔といい、まさに空想の世界にある天空の城といった雰囲気です。

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私は、こんな建物があるとはつゆしらず、しばらくぼう然と立ち尽くしてしまいました。。。当初の目的だった、海の色が黄金と青色に混じる陰陽海」の奇妙さも吹き飛んでしまいました。一応、ご紹介しておきますね、これが黄金と青色の混じる海の姿です。

さて、今回ご紹介した「十三層遺跡」について少しご説明いたします。

1890年に鉄道橋工事のとき偶然発見された砂金をきっかけに、九份や金瓜石で金鉱が発見されました。

その後、1895年に日本が台湾の統治者になると、明治の実業家だった田中長兵衛の田中組が採掘権を与えられ、のちに金だけでなく銀や銅も産出できることが判明して大きく発展していきます。

しかし、第一次世界大戦後の不況で田中組は水湳洞の銅製錬所を1923年に閉鎖。

1925年には新興実業家の後宮信太郎の金瓜石鉱山株式会社に経営権が継承されました。

1933年、久原房之助の日本鉱業が後宮信太郎から金瓜石鉱山を買収。

この年、のちに「十三層遺跡」と呼ばれる精錬所の建物が完成します。

以前はこの段々が18層分あったらしいのですが、廃墟となって現在は最上部のみが原型を留めている状態です。

当時は、金、銀、銅の採取・選別・冶金・精錬のすべてをここで行っていた一大製錬所だったとのこと。

1935年には1年に粗鉱量100万tを処理する「東洋一の大鉱山」として、その名を轟かせました。

最盛期を迎えた金瓜石は住民15,000人を数えましたが、日本鉱業が同地域の地下をくまなく掘り尽くしたため、太平洋戦争末期には鉱山の業績は下がり始め、ついに1943年には金の生産を中止。翌1944年には銅の生産も中止しました。

戦後、日本が台湾から撤退した後も、中華民国政府が金瓜石を没収して1955年に鉱山の操業を復活。

しかし、次第に鉱脈は尽きて1985年に廃業を決定し、1987年に閉山しました。

現在、この「十三層遺跡」周辺はもちろん立ち入り禁止です。中には立ち入らないでくださいね。

↓インスタグラムには現地の方々がインスタ映えする素敵な写真をUPしていますよ。中には侵入している写真もありますが。。。

● 十三層遺跡のInstagram検索結果

さて、このスポットへの行き方ですが、タクシーに頼んで行ってもらうのが無難です。バスの本数が少ないですからね。

台北から九份へ行くのに、台湾鐵道「瑞芳(ルイファン)駅」からバスを利用される方も多いかと思いますが、今回ご紹介した場所へは、瑞芳駅前からタクシーを使った方が便利ですよ。

すでに周遊コースを設定しているタクシーも多いらしく、瑞芳の駅前では、

瑞芳車站→南雅奇岩→十三層遺跡→黄金瀑布→九份老街 1000元(金額はあくまで一例)

みたいな書かれたボードを掲げているタクシーも多いようです。

世界遺産登録へ向けた動きもあるとのことで、登録されたらメジャー観光地になってしまいますので、九份のように日本人だらけになってしまう前に、ぜひ行って見てくださいね! あ、もう一度。建物の中は立ち入り禁止ですよ!

image by: 小 籠包

 

陰口 ツイッター

「陰口を聞かされてウンザリするときは疲れてる」に共感の声

他人の陰口や悪口をコソコソ話したりするのが趣味っていう人、よくいますよね。

でも、話した後でイヤーな気持ちになっていないとしたら、もしかすると陰口を叩いている人自身の心に問題があるのかもしれません。

そんな、陰口や悪口についての「格言」のようなツイートに多くの共感の声が寄せられています。呟いたのは、ツイッターユーザーのカツセマサヒコ‏(@katsuse_m)さん。

どんな「格言」だったのか、さっそく以下のツイートをご覧ください。

確かに、他人の陰口や悪口を電話や飲み会で聞かされると、ドッと疲れることありますよね。

そして、そんな陰口や悪口に乗っかってノリノリで盛り上がっちゃうことも覚えがあります。。

さらに、自分から言っちゃったことも、、、はい、あります。。。。

「疲れてる」だけで済まされる問題ではありませんが、ちょっと心が病んでいたり荒んでいる時は、他人のアラを探すことより、もっと楽しいことだけ考えていたいですよね!

この格言ツイートには現在、1万近くのいいね!がついています。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterの埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: Shutterstock

韓国のおもてなしにイラッ。米国が文在寅政権に突きつけた「制裁」

11月20日北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定、翌21日には中朝企業などを対象にした追加制裁を発表した米国トランプ政権。北朝鮮の反発が予想されますが、「再指定で最も追い詰められるのは韓国」とするのは台湾出身の評論家・黄文雄さん。今回、黄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の中で、今日に至るまでの韓国の対北姿勢や旗幟を鮮明にしてこなかった外交等を振り返りながら、「韓国が追い詰められる根拠」を記しています。

【韓国】アメリカの北朝鮮「テロ支援国家」再指定で最も追い詰められるのは韓国

● 米、北朝鮮をテロ支援国家に再指定へ トランプ大統領が発表

今月20日、トランプ大統領は北朝鮮をテロ支援国家に再指定することを発表しました。以前、核施設の凍結を条件に北朝鮮のテロ支援国家指定解除に踏み切ったのは2008年のブッシュ政権時ですから、再指定は9年ぶりです。

11月のアジア歴訪において、トランプ大統領は各国で北朝鮮に対する圧力強化を訴えてきましたが、武器を売りつけるために北朝鮮情勢を煽っているだけだという見方もありました。ただ、6者協議の当事国のうち、日本以外の韓国と中国では、「対話路線」を強調し、実質的に成果がありませんでした。そうしたことも踏まえての、テロ支援国家の再指定なのでしょう。

とくに韓国では、トランプももともと期待していなかったこともあり、文在寅大統領との首脳会談は30分も満たずに終了してしまいました。通訳の時間を除くと、十数分に過ぎないとのことです。

● 商談で終わった26分間 事実上のコリア・パッシング、文在寅大統領のサプライズは空回り

文在寅大統領はトランプ大統領の歓心を買おうと、トランプが到着した在韓米軍基地(平沢基地)に突然現れて、サプライズの出迎えを演出しましたが、その様子を携帯電話で撮影していた韓国の報道官は、米国側に「やめろ」と制止されてしまいました。

しかも、そのような演出のためにさまざまな予定時間が押してしまい、その後の晩餐会は2時間の予定が50分で終了、さらには文在寅が提案した南北軍事境界線がある板門店の非武装地帯(DMZ)への早朝サプライズ視察も、文在寅が先に行って待っているなか、トランプ大統領は「天候が悪くてヘリコプターが飛べないという理由でキャンセルしました。

こうした結果を受けて、韓国のメディアは一斉に「トランプ訪韓は韓国にとって大失敗」だと論じました。その理由として、上記以外にも、文在寅大統領が手を差し出して握手を求めたのにトランプ大統領は無視した、日本に到着したメラニア夫人は手を振ったのに韓国では振らなかった、メラニア夫人は日本の横田基地には来たのに、韓国の平沢基地には来なかった、などといったことが報じられています。

● 文在寅大統領とトランプ大統領の会談 韓国国内で広がる「失敗」論調

せっかく晩餐会で「元慰安婦の出席」「独島エビでおもてなし」という反日メニューを揃えていたのに、思うような効果が得られないどころか、文在寅大統領の対応のまずさと存在感のなさがクローズアップされる結果となってしまいました。

NYの2000円ラーメンを笑う日本人に教えてあげたい「景気の話」

NYでは日本の「一蘭」のラーメンが一杯2000円もするそうですが、これを聞いて「クーポンで割引もある日本に住んでて良かった! 」と思った方は、その値引きされた分の金額のしわ寄せがどこに行くかを考えたことはありますか? 今回のメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』では、著者で米国の邦字紙「WEEKLY Biz」CEOの高橋さんが「日本が景気回復からは程遠い」と確信した理由について記しています。

特別コラム:外から見ると

12月の初旬にまた東京へ出張に行きます。行けば、確実にウエイトアップしてニューヨークに戻ります。それを計算済みで、出張前から気持ち若干のダイエットに励みます。世界一美味しい街で、食べずにガマンするのは無理。過去何度も挑戦しましたが、今となっては無理な注文だと自覚しています。

外国人が食べても美味しい!と思う、東京のレストラン群。 日本生まれの日本育ちのアメリカ暮らしの僕は、もう、なんなら「食べる為に東京出張の予定を入れてるようなもの(ウソですよ♥)出張前には「食べログ」などを参考に「行くレストランリスト」まで作ったりします。

クオリティーと同時に、驚くべきは、その価格。世界一物価の高い街から来た僕には、日本だと行くお店すべてが、「なにかのキャンペーンをしているの?」ってくらい安く感じます。

つまりはニューヨークの日本食レストランは、アメリカ人にとっても「高級店」のイメージ。僕の友人も「記念日くらいにしか行けないなぁ」と言ってました。

ラーメン一蘭が一杯(日本円で)2000円、というのが日本でも報道され話題になっていましたが、僕たちからすると、以前からの「常識」なので、「今頃、ニュースになってんのかぁ」って感じでした。

例えば、旅行で来た際、一蘭のラーメンを2000円で食べたら話のネタになります。 でも、在住の僕たちからすると面白くもなんともない(笑)。日々の生活にモロ直撃する問題です。

ニューヨークで日本の味をそのまま再現するということは、当然、食材の入手ほか、あらゆる問題をクリアしなきゃいけません。 なので、当然と言えば当然の価格ではあります。お店側も必死で、決してぼったくってるわけじゃない。2000円でやっと利益が出る、そんな感覚です。

特に、食材が命の、高級なお寿司屋さんは2人で行けば日本円で10万円は覚悟しなきゃいけないお店が結構あります。 特にニュースにはなりません。珍しくはないから。