200万人の不思議な力があなたに降臨。運気のインスタント上昇法

お墓詣りに対して、ただただ面倒な儀礼的行事と思っている方、もしかしたらその考えを改めたほうがいいかも知れません。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、運勢が上向きになるお墓詣りの「効能」を紹介しています。

インスタントに運を改善させる方法

久しぶりに、怪しい系のネタを書いてみようと思います。

人間って、そして人生ってどうやっても運勢という大きな流れから離脱することはできないんですね。世の中の成功者ほどそのことを理解していて、だから

  • 人生で最も大事なことは運が良いことだ

って言われるわけですよ。故松下幸之助さんは、面接でこの質問を頻繁にしたようで、この答えが「イイエ」の人は決して採用しなかったというのも有名な話ですよね。

私も運についてはずいぶん長いこと研究しています。昔の私は非常に運が悪い人間でして、それが当たり前だと考えていたのですが、怪しい系の研究をするようになってから、それを修正することが出来るようになったんですね。

今では基本編セミナーや他のセミナーで、運を改善させる方法をあれこれ人に伝えられるようにまでなりました。

でもここで教えることって、王道で切れ味は良いのですがやっぱりちょっと時間が掛かるんですよね。今日やって明日から良くなるなんてことは全く無くて、長い目で見ると1年くらい掛かったりするんです。おまけにその間もずっと、トレーニングが必要だったりするので、飽きっぽかったり、継続力の無い人は、サクッと止めてしまうこともままあるわけです。

そこで私は考えました。私の人生で、運勢が好転する何かのアクションで、最もインスタントに効果が出たモノが無かったのかを。

そうしたらひとつ思い出したんですよ。これはスゴく簡単。おまけにやればやるほど効果が高まってくるというスゴいワザが。私は毎日やって2ヶ月継続したのですが、普通は10回とかでも効果が出るかも知れません

それは何かというと、お墓詣りなんですね

我々一人ひとりには、親が二人いるわけですよ。その親にもまた二人の親がいるわけですね。これを延々と続けていって今の私たちが存在しているわけです。最近では子供を産む年齢が高くなっていますが、歴史を振り返ってみると子供って、親が20代前半くらいまでに生まれることがほとんどだったんですよ。つまり100年経つと4世代から5世代になるわけですね。

このそれぞれに二人の親がいるわけですから、トータルでは2^4とか2^5(^はべき乗を表します)つまり16人から32人の先祖がいるわけです。これは一番古い4世代とか5世代前の先祖の人数で、親たちの合計は、16+8+4+2=30みたいになるわけです。

これを関ヶ原の戦いから計算すると、あれから400年以上つまり20世代くらいはこの連鎖が続いているんですね。2^20っていくつか計算出来ます?これ、だいたい100万人になります。20代前の先祖が100万人で、そこに行くまでの累計ではその倍の200万人になるわけです。

我々ってそういう先祖の連鎖の頂点にいるわけです。この人たちの一部が眠っているのが、先祖代々のお墓なんです。おまけに彼らはみなさんあなたの直系先祖ですから、基本的にあなたを応援する存在なんですね。

お墓詣りとは、そんなご先祖さんから応援波動をもらう行為ですから。これが効かないわけがないんですよ。行けば行くほど、あなたの運勢が良くなるようになっているんです。

私の父親の墓は、移住前の家のすぐ近所にあったので、簡単にお参りが出来たんですね。だからアメリカ留学の前は、2ヶ月くらい毎日仕事の帰りにお墓によって、軽く挨拶をしてから帰るようにしました。このアメリカ留学が私の人生の全てを変えたわけですからこの効果は確かにあったんですよね。

ちなみに私から見て、運が良いなと思われる人はみなさん、定期的にお墓詣りをするというか、年に何度かは自分の先祖のお墓に行く人が多いですね。結婚して親戚になると、相手の方の先祖のお墓にも行ったりしますから。

結婚って家と家との結びつきです。ということは、結婚して相手方のお墓に行くと、そちらの方からもエネルギーをもらえるわけです。だって既に親戚ですから。ご先祖様的にはもう他人じゃ無いんだからコッチの子孫にもエネルギーを与えてあげなきゃって思うわけですね。だからこれは行かなきゃ損ですよ。

ですから今ひとつ運勢が良くならないという人は、積極的にご先祖のお墓詣りをすることをオススメします。

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8050問題の入口を見た。高齢の親と引きこもりの子の住む家の未来

 80代の親を50代の子供が支えるという生活、この社会問題は通称「8050問題」と呼ばれていますが「この問題の入り口を見た」と話すのはマンション管理士の廣田信子さん。廣田さんは今回、自身の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』にて、マンション管理員の方々から聞いた8050問題に近しい事例を紹介しています。

「8050問題」の入口を見た

こんにちは!廣田信子です。

先日、管理員の方たちに、認知症、孤独死防止の対策についてお話ししたときのことです。皆さん、それぞれに、対応の経験をお持ちでしたが、その中で、こういうこともあるんだ…というお話がありました。

高経年の大団地で起こったことです。トイレに上の階からの漏水があるけど、上の住戸がずっと留守で困っている…との連絡が。管理員さんが電話をしても出ませんし、何度訪ねても留守です。住民の方によると、夜になっても明かりがつかないから住んでいないはずだ…と。

名簿では、高齢のご夫妻と娘さんが同居していることになっています。緊急連絡先になっている親類の方のところに電話をすると、少し事情がわかりました。

奥様は亡くなられて、今は、90歳代のご主人と、60歳代の娘さんが暮らしているはずだと…。で、その90歳代のご主人は、入院中。娘さんは、少し精神障害があって、ずっと自宅にいるはずだ…と。で、その娘さんのいとこに当たる緊急連絡先の相手は、うちも親も叔母も亡くなって、つきあいも無いので、もう連絡しないでくれ…と。

行政に連絡をすると、精神障害がある娘さんの存在は把握していましたが、今、その娘さんがどういう状態かは知らないのです。お父さんの病院の方も、見舞いに来たことは無いというし、ほとんど、自宅から出たことがない娘さんが、今どこにいるのか…夜も明かりがつかず、水漏れを放置している状況から、みんな、最悪のことも頭をよぎります。

警察に連絡しようか…というような話になっていたときに、近隣の方が、夜中に買い物から帰ってくるその住戸の住民らしい人を、見たことがある…と。えっひょっとして住んでいる?ということで、様子をみると、確かにその兆候が。

で、管理員さんが行っても、ご近所の方が行っても、行政が訪ねても、決して開かなかったドアが、あるとき、開いたのです。水道の修理の方が、「修理に来ました」と訪ねたときです。ダメ元で、管理事務室から依頼をしてみたのです。

やはり、水道管の継ぎ手からの漏水には、助けの求め方がわからない娘さんも困っていて、人と接したくないとも言っていられなかったのです。で、その修理の方からの情報で、その娘さんがどんな暮らしをしているかが、少しわかりました。

なぜ、明かりがつかなかったのかは、電気料金未納で止められていたのです。電気もガスも3ヶ月止まっている中で、密かに一人で生活していたらしいのです。水道だけは止められておらず、だから、漏水が発生して、娘さんの窮状が発見できたのです。

あとは、行政が対応することになると思いますが、管理員さんが言います。漏水がなければ、誰も気づかず、あのまま一人で暗い暖房も無い部屋で、一人でお父さんが帰ってくるのを待っていたんだろうか。もし、お父さんが帰らず、手元にある現金も底をついたらどうしたんだろう。そう考えると、あの漏水は、それを知らせるために発生したんじゃないかと…。

何だか私もそんな気がしました。

気づいてもらうきっかけがなく、高齢の親の保護が受けられなくなった後、困っている状況を誰にも知られずにいる…そんな例が、たくさんあるんだろうと改めて思いました。買い物に一人で行けるぐらいの生活能力があると、周りは本当に気づきにくいと思います。80代の親と50代の引きこもりの子供の生活破たんが心配される「8050問題」の入口を見た気がしました。

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冬場のだるさを撃退。冬期うつからあなたの身を守る、睡眠と朝日

季節の変わり目に気持ちや体調が変化するという経験、お持ちの方も多いのではないでしょうか。できることなら気候等に影響されない、平穏な日常を送りたいものですよね。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんな季節による気持ちと体調への影響を軽減するために気を付けたい「日々の習慣」を記しています。

冬になる

さて、本日は考えてみれば当たり前のお話。

冬になってくるとだんだん気分の落ち込む人、いますよね。そうでなくても「閉蔵」と呼ばれる季節ですから、快活に過ごすのはそもそも難しかったりするわけですよ。むしろ、どちらかというといつも元気イッパイの人もチョイおとなしめくらいになるのがフツーなんでしょう。

現代人は、時間をとても無個性なものと考えがちです。春の一日も真冬の一日も同じ一日と考えますし、朝7時も夜の10時も同じ1時間だと考えます。でも、それ、感覚的に

  • いや、違うでしょ( ̄へ ̄)

って思いませんか。たしかに1日が24時間というのは変わらないですが、それは数えやすく分割しただけで、人間や動植物の活動側からみれば春と真冬朝と深夜の時間が違うのは当たり前です。

その意味で

  • 季節ごとに体調や気分が変化する

方がむしろ自然に沿っているといえるのではないでしょうか。この典型なのが、特に冬場になると落ち込むタイプで

  • 冬期うつ

というんだそうです。冬が長い地域に多いそうです。冬の陰鬱な気候の影響をモロに受けてしまうからでしょう。おそらく、本来ならゆったり静かに過ごせればいいんでしょうが、そうもいかないのが忙しい現代社会。

で、なんとかしたいわけです。

まずひとつが

  • 睡眠不足を解消する

こと。いや、現代人は寝ていませんから。特に、日本人とりわけ女性は世界で最も短時間睡眠で、睡眠負債が大きいことで知られていますから。少しでも長く、というか少しでも早く寝ることです。

そして、もうひとつが

  • 日光浴をする

ことだそうです。なんか、これ驚きませんか?うつ病って太陽が治してくれちゃうんだ…ってことですよね。太陽の光が差し込むだけで悪魔や死神がウゲゲゲッッッェエとか呻いて死に絶える映画とかゲームとかたくさんありますけど、あの悪魔や死神が病気のメタファーだとすると、あながち作り話ってことでもないんですね。

  • 朝起きたら必ずカーテンを開けて朝日を眺める

これだけでも、だいぶ違うそうです。ああ、悪魔や死神って朝日とともに胡散霧消しますよねえ。アレもホントだったんですね( ̄∇ ̄)

ちなみに我が家。夜によくココアを飲んでいます。もう、睡眠薬みたいなもんです。ホントにコテッとグースカですから。で、朝は、カーテンどころか窓まで開けています。は?寒い?そんな愚痴を言う家族もいますがガン無視です。ちょっとでもいいので、朝日と朝の空気を家に取り込んでますよ。気分いいですよ寒いけど

季節によって体調や気分が違うのは、当たり前。その上で、睡眠と朝日に気をつけましょう。

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自分に質問してみる。弁護士流、何事もうまく行かない時の解決法

とんとん拍子に話がすすむと思っていたら、思わぬ問題発生…。よくある話ではありますが、そんな時、あなたは自らの不運を呪いますか、それとも正面突破を図り問題にぶつかりつづけますか?今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では現役弁護士の谷原誠さんが、一発逆転の発想を自らに問いかける「斬新な解決法」を紹介しています。

うまくいかない時の質問

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

何かをやろうとするとき、障害が発生するのが常です。

「予算があと少しあれば…」
「人数がもう少し集まれば…」
「あの会社が協力してくれさえすれば…」

このような場合、障害を突破するためにまずは自分に質問するわけです。

「どうすれば、予算を増やすことができるだろうか?」
「どのタイミングで交渉すれば、予算を増やすことができるだろうか?」
「どんな条件を出せば、予算を増やすことができるだろうか?」

しかし、いくら考えても、うまくいかない、ということもあります。その場合でも努力し続ける、という方法もありますが、一度逆転の発想をしてみるという方法もあります。

反対から、自分に質問してみます。

「この予算でも成功させるには、どうしたらいいだろうか?」
「この人数でも成功させるには、どこを変えたらいいだろうか?」
「あの会社が協力してくれない場合、他に誰が協力してくれたらうまくいくだろうか?」

などです。ないことを前提に成功の方法を探してみる、ということです。「今ある環境の中で最大限努力する」ということです。

これは、自分の普段の生活についても同じです。

「お金さえあれば…」
「時間さえあれば…」
「あの上司さえいなければ…」

など、環境について不平不満に思う人が多いと思いますが、一度反対から、

「お金がなくてもうまくいくには?」
「時間がない中で、うまくやるには?」

など、自分に質問してみると、意外にうまくいく方法が見つかるかもしれません。

質問に興味がある方は、ぜひ、この本を読んでみてください。

人生を変える「質問力」の教え』(WAVE出版)

今日は、ここまで。

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根強い『御朱印』ブームの裏に神社側の見事なマーケティング力

昨今大ブームとなっている御朱印集めですが、是非は別としてその「流行」は立派なビジネスたりうるようです。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、マニア心を刺激し注目を集めている、とある神社を紹介しています。

神社仏閣の「御朱印」は、新たなビジネスモデルなのか?

いま、神社仏閣の“御朱印集め”がブームとなっています。

「御朱印」とは、神社仏閣を参拝した証として頂くもので、「御朱印帳」という帳面に、「御宝印」という判子を押し、本尊の名前や日付などを墨で書き記しています。参拝の記念としてだけではなく、神や仏の分身と言われ有り難いものとされています。

本来は、寺への参拝者が写経を納めた際に頂く印だったのですが、いつの頃からか、納経をしなくても頂けるようになり、その後、神社にも広がったようです。神職や僧侶にお願いすれば、書いてもらえますが、「初穂料」や「御布施」として、500~1,000円程度が必要となります。

この「御朱印」が、なぜか若い女性に注目され、“御朱印ガール”と呼ばれています。「御朱印」の魅力に気づき始めたのです。

墨文字と印の朱色のコントラストの美しさ。個性ある筆づかいと印影のデザイン性。どこか厳かな佇まいがあり、見る者を静寂の世界へと誘います。私も以前から“カッコいい”とは思っており、収集したい気持ちもありましたが、まさかブームになるとは……。

元々、神社仏閣を訪れる女性は増えていました。その目的は、「さまざまな願いごと特別な場所での癒し」だったのです。そしていま、“御朱印集め”が加わったのです。

そんな“御朱印ガール”向けに、お洒落で可愛い「御朱印帳」もたくさん販売されています。ブームを見越しブームを盛り上げる商売が、すでに登場しているのです。

そこで、注目したい神社があります。栃木県鹿沼市の古峯ふるみね神社」。「御朱印」マニアの間では有名な神社で、この神社の「神使(しんし)」、すなわち神の使いである天狗の絵付き御朱印を頂けます。絵付きの「御朱印」は少ないので、人気が高いのです。

神職8人が、それぞれオリジナルの天狗イラストを描き、全部で16種類もあります。しかも、参拝する日によって神職は違い、必ずしも欲しい「御朱印」が頂けるわけではありません。欲しい「御朱印」があるなら、作者である神職がいる日に訪れる必要があります。神職のいる日は教えてもらえますが、何度か足を運ばなければならないのです。

また、コレクターとしては16種類すべてを集めたいもの。当然、1度や2度では集まりません。つまり、リピートしなければならないのです。初穂料も500円×16種類となります。16種類もあるのは、神社のサービス精神でしょうが、ビジネスモデルとしてもお手本となります。

願いごとができる癒しの時間を得られるコレクター心をくすぐられる」。そして、行くまでは「旅行気分」を味わえます。“客”が十二分に満たされる要素が詰まっているのです。それが、この「古峯神社」なのです。

“戦略”なのかどうかはわかりませんが、“マーケティングの基本”を押さえたビジネスモデルだと言えます。「天狗の絵付き」で注目させ、「16種類の品揃え」で、選ぶ楽しさ、集める楽しさを提供する。「提供できない日」で付加価値が高まる。

見事なマーケティング戦略です。

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習近平の「国賓招待」で、日本が世界に発信する誤ったメッセージ

日本政府の強い抗議で、中国当局に拘束されていた北大教授が無事解放されましたが、この一件を日中関係好転の足がかりになると日本側が期待することは「危険」なようです。情報戦略アナリストの山岡鉄秀さんは今回、無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』にその理由を記すとともに、人権侵害を続ける中国に日本政府が取るべき対応策を提示しています。

北大教授の解放は問題の解決を意味しない。日本政府が犯そうとしている致命的なミス

全世界のアメ通読者の皆様、山岡鉄秀です。

中国で拘束されていた岩谷將(いわたに のぶ)北海道大学教授が解放されてほっとしました。個人的に岩谷先生の講義を聞いて、ご挨拶したことがあるので、とても心配していました。

報道によると、今回は日本政府も即時解放がなければ習近平主席の国賓待遇が困難になると抗議したとのこと。

産経新聞(11月15日)によれば、10月に今回の拘束が発覚してから、安倍首相は「即位礼正殿の儀」に参列するために来日した王岐山国家副主席や、タイ・バンコク郊外で談した李克強首相に強く開放を求めた。

それが功を奏したのは良かったけれども、まだ少なくとも9人も原因不明のまま拘束されている日本人がいるそうですから、問題解決には程遠いと言わざるを得ません。この点は自民党の議員からも指摘があると報じられています。

しかし、安倍首相と日本政府には絶対に忘れて欲しくないことがあります。

今回、岩谷教授を無事に帰国させることができたから、これで習近平主席を国賓として招くことへの障害が無くなったと考えていたら大間違いです。

このままでは日本政府は世界にどんなメッセージを送ることになるでしょうか?

「日本政府は日本人学者の救出には努力したが、香港やウィグルのことはどうでもいい。弾圧している側の最高責任者を平気で笑顔で国賓待遇する。やはり、日本は人権問題に疎い自己中心的な国だ

こういう印象を全世界にばら撒くことになります。

アメリカもかつて習近平を国賓待遇しましたが、当時と今とでは情勢が全然違います。今やアメリカは明確に中国を敵認定しています。

国賓を呼んでから冷遇する、というような芸当が日本政府にできるとも思えません。

まさかとは思いますが、アメリカだけに頼ると危ないから、保険の為に中国とも適当にうまくやっておこう、と考えているのなら、おめでたいにも程があります

中国は(中国だけではありませんが)弱い相手とは交渉しません。即時属国にすることしか興味ありません。アメリカとの同盟を恐れているだけなので、もしアメリカが覇権戦争に敗れることがあったら、日本は即終了です。すぐに今の香港のような状態になります。もっとも、日本人にはあのように戦うガッツはもう残されていないかもしれませんが。

ちょっと前の話ですが、映画監督の井筒和幸氏が「個別的自衛権だって必要ない。万が一他国が攻めてきたら国民は無抵抗で降伏し、すぐに首相や政治家が和平交渉に出るんです。九条が為政者にそう命じているんです。その方が被害は少ない」と言ったことが話題になりましたね(中日新聞2015年10月29日)。

だから、武力侵攻してくる国は弱者と交渉する気なんてさらさらないんですよ。在日韓国人の苛烈な生き方を描く監督がこの平和ボケですから、日本は最終的に憲法9条に殺されるのでしょうか。

香港ではいつ天安門事件が再現されるかわかりませんウイグル人弾圧の残酷さも日々明らかになっています。

まだ拘束されている日本人が大勢いるのであれば、

「国民感情に鑑みれば、日本人拘束の問題が短期間に解決されずまた香港の情勢も不透明であることから来日はしばらく延期した方がよい」と申し入れた方がいいと思います。

このタイミングで習近平を国賓として招くような外交センスでは、命綱のアメリカにも愛想をつかされ、取り返しのつかない失敗になってしまう可能性があります。

子孫のためにこの国を残したければ、国民の側から危機感をどんどん政府に伝える必要があります。

( 山岡 鉄秀 :Twitter:https://twitter.com/jcn92977110

image by: 首相官邸

敏腕コンサルが社員時代、日報を書くことを自己判断でやめた理由

みなさんの職場では、「目的と手段」の逆転現象が起きてはいないでしょうか。やることだけが目的になっている業務、目を通してもらっていることすら怪しい提出物…日々そんなことを求められているとしたら、社員のモチベーションが上がるはずもありません。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、「ゴールをはっきりさせる」ことの重要さについて、自身の経験を交えながら解説しています。

やらせることが、ゴールになってませんか?

昔、会社員でコンサルをやっていたころ、なんの目的だったのか忘れましたが、毎日日報を書くよう指示されました。その日報は、時間帯ごとに、何をしたかを事細かに書かなければならないもので、正直すごく面倒くさい業務でありました。

でも、この日報、だいたい1ヶ月ぐらいでやらなくなりました。というか、勝手に辞めてしまったというのが正直なところです。

なぜ、勝手に辞めたかというと、一つは目的が分からなかったから。指示を出した側には目的があったと思うのですが、僕にはそれが伝わりませんでした。

もう一つは、日報を毎日社長に提出していたのですが、書いた日報を明らかにみていないことがわかったからです。ただ、判子が押してあるだけで、日報の内容について何か聞かれることもなく、何かコメントを記入されることもなく…。

だから、1週間ぐらいは、真面目に書いていたのですが、面倒だし、意味がないと思ってしまって、適当に書いていても何も言われず。だったら、やってても意味ないし日報を書く時間があったら早く帰るか別の仕事をした方がいいと思い勝手に辞めてしまったのです。

この経験が今の仕事にも生かされています。

僕がご支援先の社長さんやスタッフに何か指示をだしたり、宿題をだしたら、提出されたものは必ず目を通し必ずコメントを返したりまたは次の打ち合わせでその話題を必ず話すようにしています。

もし、僕が出した宿題に関して何も触れないでいたら、きっと、ご支援先の社長さんやスタッフは、次から僕の言うことを聞いてくれなくなるでしょう。そうすると、僕のコンサルティングの成果は半減してしまうでしょう。なぜなら、相手がやってらくれないのですから。

普段、ご支援先の社長さんでも、たまにこんな人がいます。

「あーあ、やらせることだけがゴールになってるなあ」

って。毎月、営業計画的なものを作成しても、何もフィードバックしなかったり、何か指示をだしても、期限も決めないでいるので、やったかどうかも確認をしなかったり、店の改善も何かやらさるだけで、何もアドバイスもしなかったり。

なので、やる側(スタッフ)も、ただ、「やることだけがゴールになってしまい何かすることはするけれど成果に結びつかないのです。

行動させることは悪い事ではありません。でも、しっかりとチェックし、内容に対してフィードバックし、さらに行動させて、またチェックし、とこの「チェックフィードバックがないと相手が成果を出す確率は低いでしょう。

例えば、朝礼を現場に確実に実行させたければ、毎日、やっていることころを動画撮影させたりして、内容をチェックし、きちんとコメントをしてあげましょう。毎月の営業計画を立てさせるなら、しっかりと中身を精査し、フィードバックして、少しでも高い確率で成果がでそうなプランニングにしてあげましょう。

さて、あなたは部下に対して「やらせることがゴール」になっていませんか?

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香港デモを早く終わらせるために日本人ができる「一つの選択肢」

連日のように報道されている、香港の大規模デモに関するニュース。デモのきっかけとなった「逃亡犯条例」の改正について香港政府が撤回するも、抗議活動が終息する様子はありません。それどころか、学校に立て籠る大学生と現地警察との闘いは「デモ」という範囲を超え、もはや「戦争」状態で、現場は「戦場」と化しています。17日には観光で香港を訪れていた日本人の大学生が、デモ現場付近で逮捕されるという事件も発生しています。日を追うごとに泥沼化する香港を、再び「平和な姿」に戻すため、私たち日本人にできることはないのでしょうか。実は、「一つの選択肢」があります。それが以下のページへの署名です。
【署名ページ】● 常設仲裁裁判所へ香港警察の違法行為に関する調査のお願い(英語)

常設仲裁裁判所(じょうせつちゅうさいさいばんしょ)とは、1899年の第1回ハーグ平和会議で設立された常設の国際仲裁法廷で、オランダのハーグに設置されています。これは国家・私人・国際機関の間の紛争における仲裁・調停・国際審査を行うために常設されたもので、業務は国際法と国際私法の両領域を含みます。

この署名の起案者は「Reform Hong Kong Police(香港警察改革)」。彼らは常設仲裁裁判所へ2019年6月9日より香港警察が犯した「3つの大罪」の実態について調査してほしい」と訴えています。その3つの大罪とは、

  1. Crime of aggression(侵略
  2. Conventional War Crimes(戦争
  3. Crimes against Humanities(非人道的行為

のことです。現在も続いているデモは、すでに開始から5ヶ月以上が経過しています。起案者が示した、今回の香港デモに関する「数字」を見てみましょう。

  • 休まず続いたデモの日数163日(2019年11月19日現在)
  • デモに関する逮捕者の数4,491件以上
  • 自殺と報告された案件450件以上
  • 使われた催涙ガスの数10,000個以上
  • 警察によって発射されたとされる弾銃弾18発以上、ゴム弾2,000発以上、foam bullets700発以上、ビーンバッグ弾500発以上

これらの数字だけ見ても、今回の香港デモに関する香港政府や香港警察の「横暴」が伝わってきます。署名の起案者は、「常設仲裁裁判所が、警察による事件の数々を真摯に調査することを願っている」としています。署名ページに寄せられた寄付金は、この署名活動のPR活動に充てられるということです。

香港デモの発生当初から香港市民による5つの要求」は変わりません。新ためて、その要求を振り返ってみましょう。

  1. 「逃亡犯条例」を全面撤回すること

  2. 平和に行われたデモを「暴動」と定義しないこと

  3. 逮捕されたデモ隊の「罪を撤回」すること

  4. 職権を乱用した警察の暴行を追及すること

  5. 林鄭月娥行政長官は責任をとって辞任すること

1の全面撤回こそ実現したものの、2から5まではいまだに実行されていないのが現状です。「常設仲裁裁判所のような国際組織を経由しない限り、平和と秩序が我々の香港に戻ってくることはない」と起案者は訴えています。

この署名ページは多くの香港人らによって拡散されています。

学生や市民と、香港政府との「我慢くらべ」の様相を呈してきた香港デモ。国際的な第三者機関の力を借りれば、もしかするとあの平和な香港を早く取り戻すことができるかもしれません。あなたはこの署名に賛同しますか? 

【署名ページ】● 常設仲裁裁判所へ香港警察の違法行為に関する調査のお願い(英語)

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

text: kouikusen & MAG2 NEWS編集部(日本語テキスト)

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気づかないとマズい「部長なりのご意見をお願いします」の間違い

普段の会話ではよく使っていたとしても、ビジネスシーンで使用するにはふさわしくない言葉というものは数多く存在します。今回の無料メルマガ『神垣あゆみメールマガジン』では、社会人ならば覚えておくべき、使い方に注意が必要な3つの言葉を紹介しています。 

気をつけたい言葉 「いまいち」

すっかり定着している省略語が「いまいち」です。ご存じの通り「いまひとつ」の省略形ですが、会話でも抵抗なく普通に使っていることが多い気がします。

会話で使う調子で書き言葉にも使ってしまいがちですが、ビジネスメールでは「いまひとつ」とするのが無難。その際、「いまひとつの後に具体的な内容を述べるようにすると、文としても収まりがよくなります。例えば

「いまひとつ反応がないので、再度、告知していただけますか」
「今回のプランは、いまひとつ決め手に欠けるようです」

といった具合です。

「いまひとつ」以外の言い回しとしては、「期待していたほど~ない」「あまり~ない~が少し足りない」「あと一息」が挙げられます。

上記の例文は

「期待していたほど反応がないので、再度、告知していただけますか」
「今回のプランは、決め手になるものが足りないようです」

と言い換えることができます。

気をつけたい言葉 「はなむけ」

」と書いて「はなむけ」と読みます(表記としてはひらがなで書くのが一般的)。「餞別」と意味は同じで、別れる人の旅立ちや門出を祝い、贈る金品や言葉を指します。卒業シーズンには、「卒業生に贈るはなむけの言葉」というふうに、よく使われる表現です。

門出を祝う言葉という意味から、祝いの席で使う言葉と誤解し「新入社員へのはなむけの言葉のように使うのは間違い。「はなむけ」は旅立つ別れる人への言葉であり、新たに人を迎える場合は、「新入社員へのあいさつ」「新入社員への(祝いの)言葉」とするのが適切です。

「はなむけ」は、「馬の鼻向けに由来します。かつて、遠方に旅立つ人の前途の安全を祈り、旅立つ先の方向へ馬の鼻先を向ける習慣を「馬の鼻向け」と言い、それを略して「はなむけ」という言葉が生まれたようです。

気をつけたい言葉 「なり」

「私なりに考えてみたのですが…」
「彼なりの判断でしたことだと思います」

このように「~なりに」「~なりのは、名詞や形容詞の後に付いてそれ相応のそれにふさわしい状態を意味します。

注意しなければならないのは、目上の相手には使えない表現であるということ。たとえば

「部長なりのご意見をお聞かせください」

は、相手を見くだした感じを与えてしまい、目上の相手に対して使う表現としては不適切です。この場合は

「部長はどのようなご意見をお持ちでしょうか」
「部長はどのようにお考えですか」
「部長のご意見はいかがでしょうか」

のように言い換えます。自分より目上の相手、敬意を示す相手には「~なりに」「~なりの」を使うと失礼になることを覚えておきましょう。

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