揺らぐ資本主義。「パナマ文書」で流出した大物政治家の実名リスト

全世界を震撼させている「パナマ文書」。各国の首脳・有力政治家のみならず日本でもセコム創業者らの名前も上がっているといいます。たしかにタックスヘイブンの利用は今のところ違法ではありませんが、国民や消費者から「収奪」したカネを脱税もしくは避税することは、モラル的に大問題と言えるのではないでしょうか。メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では今回の事態を受け、「グローバル資本主義は中枢部から腐り始めている」と厳しく糾弾しています。

「パナマ文書」で噴き出したグローバル資本主義の死臭

パナマの法律事務所──と言えば聞こえがいいが、実質はタックスヘイヴンを利用した「資金洗浄マネー・ロンダリング)」幇助専門のコンサルタント会社──「モサック・フォンセカ」から流出した膨大な内部文書の衝撃が広がっている。米誌「タイム」の4月4日付電子版は、これが「資本主義の大危機に繋がるかもしれない」という見出しの論説を掲げたが、それを大げさすぎると笑うことは出来ない。

もちろん、世界中の大富豪や大企業・大銀行だけでなく麻薬密輸団やテロリストなどの国際犯罪組織などまでがタックスヘイヴンを使って資金を洗浄して脱税したり秘密送金したりして来たのは、今に始まったことではなく、いわゆる「地下経済」の問題の一部としてさんざんに議論されてきた。しかし、今回の一件が特別に深刻なのは……。

2.6テラバイトの膨大な文書

第1に、漏出した資料の膨大さである。匿名の告発者から南ドイツ新聞に届けられた文書は、全部で1,150万件、電子データにして2.6テラバイトにのぼる。1977年から2015年末までの40年近くにわたり、モサックの本社及び全世界に35以上もある事務所と20万人/社に及ぶ顧客との間で交わされた480万通の電子メール、100件の画像、210件のPDF文書が含まれていた。2010年にスノーデンが米外交文書などを持ち出してウィキリークスで暴露した時に世界はその膨大さに驚いたのだったが、その量は1.7ギガバイトで、今回の文書はその1,500倍ほどもある。

とても1社では手に負えないと判断した南ドイツ新聞はこれを、ワシントンに本拠を置く「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」に持ち込み、そのコーディネートによって約80カ国の100以上のメディア(日本では朝日新聞と共同通信)から約400人の記者が出て、1年間かけて解析し取材した。ということは、これまでに報じられているのはまだ概略程度にすぎず、今後恐らく1年間かそれ以上にわたってさらなる新事実やディテール他の国際的腐敗事件との関連(例えばスイスと米国の検察当局が捜査中のFIFAの底なし汚職事件でもモサックを通じての資金操作疑惑が浮上して、すでにウルグアイ出身の幹部が辞任した!)などが次から次へと暴かれていくことになろう。

第2に、モサックの顧客たちの顔ぶれの豪華さ、とりわけ各国の大統領首相閣僚政府高官など政治指導者とその家族・親戚仲間たちの多彩さである。ICIJのウェブサイトではその主だったところを「パワー・プレイヤーズ」というタイトルで似顔絵入りで一覧に供していて「汚職と脱税のための世界首脳サミット」でも開けそうな雰囲気である。……と思っていたら、9日付朝日川柳に一句あり、「サミットはバージン諸島でどうでしょう」と。

似顔絵をクリックすると、それぞれの説明が出て来るので、詳しくは直接参照して頂きたいが、名前と肩書きだけ列挙すると(左上から)

Panama Papers The Power Players

マクリ=アルゼンチン大統領、イヴァニシヴィリ=元ジョージア首相、グンロイグソン=アイスランド首相(すでに辞任)、アラウィ=元イラク副大統領、アリ・アブ・アル・ラゲブ=ヨルダン元首相、ハマド・ビン・ジャーシム・ビン・ジャブル・アル・サーニー=元カタール首相、ハマド・ビン・ハリーファ・アル・サーニー=元カタール首長、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ=サウジアラビア国王、アフマド・アル・ミルガニ=元スーダン大統領、ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン=アラブ首長国連邦大統領、ラザレンコ=元ウクライナ首相(米国で服役後、財産差し押さえ)、ポロシェンコ=ウクライナ大統領。

アリエフ=アゼルバイジャン大統領の妻・子・妹、習近平=中国国家主席の義兄、李鵬=元中国首相の娘、プーチン=露大統領の仲間、アサド=シリア大統領のいとこ、キャメロン=英首相の亡父、ムバラク=元エジプト大統領の子、モハメッド4世=元モロッコ国王の秘書、シャリフ=パキスタン首相の子たち、クフオル=元ガーナ大統領の長男、ラザク=マレーシア首相の子、キルヒナー=元アルゼンチン大統領の秘書、ニエト=元メキシコ大統領のお仲間ビジネスマン、カルロス1世=元スペイン国王の姉、バグボ=元コートジボアール大統領のお仲間の銀行家、ズマ=南アフリカ大統領の甥、コンテ=元ギニア共和国大統領の未亡人……。

こうやって書き写しているだけで気分が悪くなってくるようなリストである。

この似顔絵リストには出てこないが、英紙ガーディアンの報道によると、北朝鮮の大同信用銀行(DCB)」もモサックの顧客で、06年にバージン諸島にフロント企業「DCBファイナンス」を設立し、同国の軍需企業のための資金調達など秘密の金融工作に当たっていた。DCBは13年以降、米国の制裁対象に指定されている。

ICIJによると、文書に出て来る政治家や政府高官は140人に上る。幸いと言うべきか、これまでのところ日本の政治家の名は出て来ていないが、経済界では、セコムの創業者の飯田亮と故戸田寿一=両最高顧問が大量の自社株をバージン諸島に移して管理する仕組みを作って、個人の持ち株を小さく見せかける操作を行っていた。他に福岡県のトレーダーや兵庫県の男性など400人ほどの名もあるらしい。

なぜ日本の外交は信用されないのか? 外国人の目に映る「不誠実」行動

日本人は世界中の人々から「誠実」「親切」といった印象を持たれているにもかかわらず、肝心の外交ではそれがまったく生かされておらず、むしろ「信用出来ない」とまで受け取られている、とするのは無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さん。なぜそのような事態に陥っているのでしょうか。昨今の安倍総理の言動から、日本の外交の問題点を探ります。

なぜ日本政府の外交は信用されないのか?

もう「大昔」といってもいいと思いますが。私と親友のYさんは、フィンランドの首都ヘルシンキの公園で、昼間からビールを飲んでいました。すると、ある女性がやってきて、「日本の方ですか?」とたずねます。私たちは、「そうです」と答えました。なんでも、その女性はカナダ人で、一緒にきた彼氏とはぐれてしまった。さらに悪いことに携帯電話をなくしてしまった。それで、私たちに「助けてほしい」と言うのです。

私たちは、もちろん助けることにしました。しかし、当時私たちがロシアで使っていた携帯電話は、フィンランドで使えなかったのです(大昔ですから)。仕方なく、その女性と一緒に、すでに数少なくなっていた公衆電話を探しまわりました。幸い、彼氏の電話番号は手帳に書いてあったので、無事連絡がつき、公園で待ち合わせすることになりました。

彼氏を待っている間、私たちはその女性に、「こんだけたくさん人がいるのに、なんで私たちのところにきたの?」と質問しました。するとその女性は、「日本に留学していたとき出会ったすべての人がとても親切だったから日本人なら必ず助けてもらえると思ったの」と言いました。私は、留学中の彼女に親切にしてくれた日本の皆さんに、心から感謝しました。彼女は、カナダに戻って、「日本人はみんな親切よ!」と勝手に宣伝してくれているのですから。

私もいろいろな国に行きましたが、どこにいっても「日本人の誠実さ」は知れわたっています。これだけだと、「だから自虐史観は捨てましょう」という話になるのですが…。しかし、残念ながら「日本政府の評判は、「イマイチ」なのです。

「不誠実」と認識される日本外交

毎度同じ話で恐縮ですが。2012年11月、中国は、モスクワで「反日統一共同戦線」形成をロシアと韓国に呼びかけました。必読証拠はこちら。

反日統一共同戦線を呼びかける中国

この戦略のポイントは、

  • 中国、韓国、ロシアで、「反日統一共同戦線」をつくろう!
  • 3国協力し、日本の「領土要求」を断念させよう。
  • 日本には、北方4島、竹島、「沖縄」の領有権はない!
  • 「アメリカ」を「反日統一共同戦線」にひきいれよう

この後、中国韓国は、日米を分断すべく、大々的な「反日プロパガンダ」を開始しました。日本は、「反日統一共同戦線」戦略を「無力化」すべく、「アメリカとの関係強化が最優先課題になったのです。

その後、日米中関係は二転三転するのですが、2015年3月から4月にかけて、日本は大きな勝利をしました。

まず3月、「AIIB事件」が起こった。日本以外のすべての親米国家が、アメリカを裏切り、中国側についた。しかし、日本は「AIIB不参加」を表明し、アメリカの完全没落を食い止めたのです。

4月、安倍総理は、「希望の同盟演説」を行い、アメリカ議員たちを泣かせます。オバマさんも大喜びし、「日米関係がこれほど強固だったことはかつてなかった!」とツイートしました。日本は中国の戦略を完全粉砕することに成功したのです。ところが…。

「希望の同盟演説」で力を得たアメリカは、翌5月から中国バッシングを本格化させていきます。具体的には、2013年から始まっていた中国による「南シナ海埋め立て」を突如問題視し始めた。両国関係は急速に悪化し、「米中軍事衝突」を懸念する声も聞かれるようになってきました。

この時、「希望の同盟国」日本は、何をやっていたのか? そう、二階さんが3,000人を率いて訪中し、中国と和解していたのです!!! これ、オバマさんは、どう思うでしょうか?

「ああ、やっぱり日本は信用できない。シンゾーの『希望の同盟』演説を喜び、信じた俺がバカだった。キッシンジャーが、『ジャップは最悪の裏切り者』と言っていたが、本当だった…」

となるでしょう??? 安倍総理は、「歴史的勝利」を、わずか1か月で失ったのです。逆に、アメリカから信用できない奴と警戒されることになりました。

健康的な生活習慣で「がん」は本当に防げるのか? 30年も研究した結果

日本人の死亡原因1位のがん。長年の研究で治療法はかなりの進歩を遂げていますが、まずは「がんに罹らないこと」が一番ですよね。『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』では、生活習慣ががんの罹患率とどのように関係するのか30年にわたって調査したイスラエルのグループの報告が紹介されています。

やっぱり、がんを防ぐには健康的な生活習慣が一番

私が今一番気になる病気はがんと痴呆症で、何とか避けたいと願っています。そこで今日は、がんについてのお話を。

がんは代表的な生活習慣病の1つですので、健康的な生活習慣ががんの予防には一番という内容です。

これはがんと栄養の関係を取り扱っている専門誌Nutr Cancer誌に、イスラエルのグループ(Tel Aviv University)が報告したものです。

研究では、30年間にわたって生活習慣とがん罹患率との関連を調べました。1982年の研究開始時に、健康な男女632名(40-70歳)を対象に、食事調査や身体活動などの調査、血圧、体重、身長、血液検査が行われました。

その際、1年以内にがんと診断された13名、および極端な摂取カロリーの4名は除外されています。

その後、平均24.2年間の追跡調査したところ146名(23.7%がんに罹ったことが明らかになりました。

次に、食事内容などの生活習慣に関する解析を行ったところ、比較的よく野菜を摂っているグループではほとんど摂らない群に比べて全がんリスクが38%も低いことが分かったそうです。

なお、興味深いことに、果物をあまり多く摂るグループでは、逆にリスクの増加が認められています。

以上の結果から、がんを防ぐ生活習慣ライフスタイルとしては、

  1. BMIが正常範囲
  2. タバコは吸わない
  3. 食物繊維と野菜の摂取が多い
  4. 運動習慣

重要であることが分かりました。

また、このような健康的な生活習慣・ライフスタイルを行えば、全がんリスクも37%に低下すると結論されています。

やっぱり、がんを防ぐには健康的な生活習慣が一番という訳ですね。

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中国のネット検閲システムは有名無実!? 3割がVPNで回避、政府黙認?

中国のインターネットには大きな壁が立ちはだかっている。その壁のために、中国のネットユーザーはGoogle、Facebook、Twitterなどの海外サイトを利用することができない。自国の歴史や、現在の出来事について、正しい情報を得ることができない。政治的な発言も制限される。そして習政権は、ネットをますます厳しい統制下に置こうとしている。それでも中国のネットユーザーは、世界につながるルートをどうにか持っているようだ。

中国共産党に都合の悪い情報はシャットアウト

中国のネット検閲は悪名が高い。ブルームバーグは、中国は、中国共産党の方針への異議と、党が危険とみなす情報を抑圧するために、世界で最も徹底的なインターネット検閲制度の1つを用いていると語る。海外サイトへのアクセスが遮断されるほか、ソーシャルメディアの投稿が削除される、また、検索語句がブロックされることがある、としている。最近では「パナマ文書」に関する情報が検閲対象となった。

このネット検閲システムは通称「防火長城(グレート・ファイアウオール)」。ファイアウオール(防火壁)と万里の長城(グレート・ウオール)を掛け合わせている。フィナンシャル・タイムズ紙(FT)によると2003年から運用されているという。ソウルデジタル大学中国学科のイ・ミンジャ教授は中央日報で、ネット検閲に携わっている人員について、サイバー警察だけで3万人、インターネット管理人員が30万人に達するという噂があると述べている。

この防火長城は中国のネットユーザーには大変評判が悪い。それもそのはず、これのせいで、Google、Facebook、Twitter、YouTube、一部ニュースサイトなど、さまざまなウェブサイトやサービスが利用できないからだ(どのサイトがブロックされているかは「GreatFire.org」というサイトで確認できる)。

この防火長城の開発で中心的役割を果たし、「防火壁の父」と呼ばれる方浜興氏が先日、中国の大学での特別講義中に、韓国のウェブサイトにアクセスしようとして、自ら防火長城にブロックされるという出来事があった。この皮肉な事態に、中国のソーシャルメディアは大いに沸いたようだ。TIME誌によると、方氏は中国ではいささか嫌われ者になっており、2011年には、怒ったブロガーによって卵と靴を投げつけられたことさえあるという。

VPNを利用して海外サイトにアクセス

この話にはさらに落ちがあり、FTによると、方氏はその後、学生たちに仮想プライベートネットワーク(VPN)を使用して防火長城を迂回(うかい)する方法を平然と教えてみせたとのことである。

アクセス制限を迂回するためにVPNを経由するという方法は、TIME誌によれば、多くの中国人が使用しているものだ。WIRED(UK版)が統計ポータルサイトStatistaのデータとして伝えるところによると、昨年10~12月、中国のネットユーザーの29%がVPNを使用したそうである。なお、中国ネットワークインフォメーションセンターによると、中国のネットユーザー数は昨年末時点で6億8800万人だった。

TIME誌によると、個人ユーザーは政府機関に未登録の商用VPNサービスを利用するが、これらのサービスは公式には禁止されているという。とはいえ、これまでに未登録VPNの利用で起訴された人はいないそうだ。

FTによると、中国の官僚の間でも、VPNを使用して海外サイトのアクセス制限を迂回する方法は広く普及している。世界全体で何が起こっているかを知る必要のある中国官僚にとって、ブロックされているサイトにアクセスするために、VPNサービスやその他の回避法は非常に需要が高い、と大勢の元中国官僚が内密に語っているとのことだ(ただし、そこで使用されているVPNサービスはおそらく公的なものだろう)。

実は政府があえて黙認している?

このVPNによる防火長城の回避法は、常に使えるものではないらしい。先月北京で行われた全国人民代表大会のような、非常にデリケートな時期には、VPNはたいてい機能を停止する、とTIME誌は伝える。

デリケートな時期には当局がVPNアクセスをブロックできるということは、ではなぜ常にブロックしていないのか、という疑問を当然生じさせると同誌は指摘する。これについて、北京のIT調査会社マーブリッジ・コンサルティングの設立者マーク・ナトキン氏は、「政府は、企業、大学、研究者には中国国外の情報にアクセスする必要があり、もしそれ(VPN)をブロックすれば、発展を妨害し、強い反感を生むだけだと承知している」と語っている。必要性が分かっているから、あえて目こぼししている、という見解だ。

そもそもVPNを使用しなければならないという状況に憤っている人もいる。中国のあるインターネット企業の設立者は、「個人にとっては、防火長城を迂回するためにVPNを使用することは、ネットワーク税を払うようなものだ」「企業にとっては、防火長城を迂回しなければならないことが競争力に悪影響を与えており、リソースを空費している」、とウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)に語っている。

だがそれでも、現状、VPNは中国のネットユーザーが世界を知る窓になっていると言えるだろう。中国国民が、国際社会の見方や自国の実情について知ることができるよう、この窓が開き続けていることが期待される。

習政権はネットの統制をさらに強めようとしている

気がかりなのは、習近平国家主席の下、中国政府がネットの統制を強化していることである。3年前の習主席の就任以来、政府はますます規制を強めている、とブルームバーグは語る。例えば、目下、中国当局は、自国内でアクセス可能なドメインについては、政府認可のドメイン名登録機関が管理するものでなければならない、という趣旨の条項を含む規制法案の検討を進めている。FTの他記事によると、GreatFire.orgのチャーリー・スミス氏は、規制案の文言は意図的に曖昧にされているように見える、と語っている。

専門家らはこの条項に危機感を抱いている。条文の取り方によっては、海外サイトへのアクセスに一律に制限をかけることが可能になるとも取れるからだ。当局はそのような意図を否定しているが、WSJによると、2012年の習主席の就任以来、インターネットの統制がますますきつくなってきた状況を考えると、これは信じがたい、と多くの人が感じているという。

香港中文大学ジャーナリズム・コミュニケーション学院のLokman Tsui助教授は、この規制がもし採用されれば、特定のサイトをブラックリストに入れるかわりに、政府がホワイトリストに載せたウェブサイトへのアクセスだけを容認するということになる、とブルームバーグに語っている。

(田所秀徳)

 

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【アナタはどっち?】叱られる人が、叱られない人より恵まれている理由

あなたは誰かに叱られた時、「事情をよく知らないくせに!」「こっちにだって言い分があるのに!」なんて思ってイライラした経験はありませんか? しかし、メルマガ『伝授!潜在意識浄化法』によると、このような態度は「一番やってはいけない」とのことです。著者の齋藤翔さんが、上手な叱られ方と、その重要性について詳しく解説しています。

上手な叱られ方

こんなメールが届きました。

  上司の怒りに油を注ぐ部下と鎮火させていく部下のお話がありまし
  たが、できればもう少し詳しく教わってみたいです。
  私はまさに油を注ぐタイプなんです。
  お説教から始まったのに、いつの間にか談笑になるような同僚もい
  て、羨ましいし正直ズルイと思ってしまって、そんな自分が嫌です。

毎日の仕事が気持ちよくできるか、ストレスが大きいかは、人間関係の能力次第です。

人間関係の能力が高ければ、仕事そのものの能力に多少難があっても、全体としては不思議とうまく事が進みます。

人間関係の能力が低いと、仕事そのものの能力が少々高い程度では、まったく埋め合わせになりません。

どのくらいの差が出るか。

前者なら「エクセルはそのくらい使えたら十分だよ。あとは使いながら覚えていったらいい」とフォローしてもらえる。

後者は「エクセルができるからといって、仕事ができるわけではない」と責められる。時には「ちょっとできると思ってイイ気になってる」と理不尽な言いがかりをつけられることも。

あまりにも理不尽と感じますが、仕事をこなす能力に人間関係の能力まで含まれるとしたら、あながち理不尽とも言い切れないのかもしれません。

人間関係はすなわち会話であり、会話は考え方によって決まりますから、「成熟した大人の話し方」トレーニングとしては格好の題材です。今日はもう少し詳しく掘り下げてみましょう。

「上手な叱られ方」です。

プーチン、習近平とそっくり。トランプ氏が大統領に適していない理由

アメリカ大統領選の共和党候補指名争いで独走の勢いを見せるトランプ氏。しかし、その過激な発言や具体性のない政治ビジョンには大統領としての適性を疑問視する声も少なくありません。これについて、静岡県立大学グローバル地域センター特任助教の西恭之さんは、メルマガ『NEWSを疑え!』で、トランプ氏に類似する外交政策で成功を収めている例を挙げながらも、それはあくまで「短期的」な目標達成でしかなく、民主国家の大統領に適していない、と一刀両断しています。

プーチン、習近平と似たトランプの外交姿勢

米大統領選の共和党予備選をリードしているドナルド・トランプ氏は、外交政策を詳しく語らない理由として、米大統領は「予測不可能」であること、外国に「本心を知られない」ことが重要だと主張している(ニューヨークタイムズ紙ウェブサイト3月26日、ワシントンポスト紙ウェブサイト3月21日)。

トランプ氏は、NATO(北大西洋条約機構)加盟国のエストニアにロシアが進攻した場合は、条約に従ってエストニアを守るが、日本の尖閣諸島を中国が占領した場合は、「信じがたい侵略、米国に対する信じがたい無礼」ではあるものの、「どうするかは言いたくない」と答えている米国の対応が予測不可能であるほうが中国の行動を抑止できるというのである。なお、オバマ大統領は2014年4月以後、日本の施政下にある尖閣諸島は、日米安全保障条約第5条に基づく共同防衛の対象であると明言している。

実は、トランプ氏のように予測不可能性を重視した外交と実力行使によって、短期的な目的を達成している国もある。プーチン大統領率いるロシアと、習近平国家主席率いる中国である。

シリアでは2015年夏、アサド政権が支配地域をIS(自称「イスラム国」)やアルカイダ系のヌスラ戦線に奪われる一方、トルコと米国は、トルコ国境付近のIS支配地域上空におけるアサド政権軍機の飛行を禁止することで合意していた。トルコも米国も、ロシア軍の介入を予測していたようにはみえない。

オバマ大統領は2015年10月、シリアへのロシアの介入は泥沼化すると警告した。しかし、ロシア軍は地上部隊を前線にほとんど投入することなく、アサド政権軍の支配地域を維持・回復し、有利な部分的停戦を発効させるという目的を果たしたうえに、これまた突然、「主力部隊」の撤退開始を発表した。その結果、ロシアは欧米諸国にとって、シリアから欧州への難民流出を抑制するために、協力が欠かせない国となった。

中国政府は、ロシアの介入は国際法上正当だとして支持している。中国のメディアが伝える評価は、ロシアが作戦目的を明確に認識し、決心と主導権をもって達成した結果、中東での影響力と欧米諸国に対する立場を強めたという評価が多い。

作戦目的の明確な認識、決心、主導権の掌握は、中国が2014年8月から15年6月にかけて南シナ海の岩礁を埋め立てた際に発揮した能力であり、中国人民解放軍が1999年に発令した『聯合戦役綱要』でも強調されている。中国の南シナ海埋め立てにおいて、主導権の掌握とは、埋め立てが一段落するまで中国共産党・政府・メディア・学者などが秘密を守り、国際社会に対する一種の奇襲に成功したことにほかならない。

このようにプーチン大統領と習近平指導部は、秘密に基づく予測不可能性によって、短期的には目的を達成している。

しかしながら、この行動様式は、領土拡大およびすでに始まっている戦争における兵力の投入には適しているが、戦争の抑止を通じて国際秩序を維持するためには適していない。また、同盟国との共同作戦にも適していない。さらに、政策を有権者に説明する責任のある民主国家の大統領・議員(候補)にも適していない。

それゆえ、米大統領選候補のトランプ氏が、予測不可能であることが重要だとして外交政策を語らないことは、米国の民主主義と国際的な法秩序を守るうえで問題となるのは避けられないのである。

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

image by: Action Sports Photography / Shutterstock.com

 

NEWSを疑え!』より一部抜粋

著者/小川和久
地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。一流ビジネスマンとして世界を相手に勝とうとすれば、メルマガが扱っている分野は外せない。
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日本の武士道に世界が感動。大戦中、敵兵を命がけで救った日本海軍

第2次世界大戦中から現在に至るまで、元英国海軍兵たちから感謝され続けている日本海軍軍人がいます。その人の名は、工藤俊作。沈没した敵艦の兵士たちを、艦長として、そして武士道を重んじる日本人として懸命に救助した感動秘話が、無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』で紹介されています。

人物探訪:工藤俊作 ~敵兵422人を救助した武士道

1998(平成10)年4月、英国では翌月に予定されている天皇の英国訪問への反対運動が起きていた。その中心となっていたのは、かつて日本軍の捕虜となった退役軍人たちで、捕虜として受けた処遇への恨みが原因であった。

その最中、元海軍中尉サムエル・フォール卿がタイムズ紙に一文を投稿した。「元日本軍の捕虜として、私は旧敵となぜ和解することに関心を抱いているのか、説明申し上げたい」と前置きして、自身の体験を語った。

大東亜戦争が始まってまもなくの1942(昭和17)年2月27日、ジャワ島北方のスラバヤ沖で日本艦隊と英米蘭の連合部隊の海戦が始まった。連合部隊の15隻中11隻は撃沈され、4隻は逃走した。3月1日にスラバヤ沖で撃沈された英海軍の巡洋艦「エクゼター」、駆逐艦「エンカウンター」の乗組員4百数十名は漂流を続けていたが、翌2日、生存の限界に達した所を日本海軍の駆逐艦いかづち)」に発見された

「エンカウンター」の砲術士官だったフォール卿は、「日本人は非情」という先入観を持っていたため、機銃掃射を受けて最期を迎えるものと覚悟した。

ところが、駆逐艦「雷」は即座に「救助活動中」の国際信号旗を掲げ、漂流者全員422名を救助したのである。艦長工藤俊作中佐は、英国海軍士官全員を前甲板に集め、英語で健闘を称え、「本日、貴官らは日本帝国海軍の名誉あるゲストである」とスピーチしたのだった。そして兵員も含め、全員に友軍以上の丁重な処遇を施した。

このフォール卿の投稿によって、以後の日本批判の投書はことごとく精彩を欠くことになった。

朝の満員電車、もしも気分が悪くなったら…の対処法

電車通勤時に「体調が悪くなったお客様の救護活動を行ったため……」というアナウンスを耳にすることがあるかと思いますが、あなたも万が一の時に備えて、電車内で体調が悪くなった時の対処法を確認しておいた方がいいかもしれません。

ただでさえ人が多い時間帯にダイヤが乱れると、車内やホームが過密状態になり、気分が悪くなってしまう人もいます。
万が一に備え、電車内で体調が悪くなった時の対処法を覚えておきましょう。

満員電車は、まさに「気分が悪くなりやすい」環境

過密状態の電車内、私たちの体調に直接的に影響を与えるのは気温と湿度です。

蒸し暑さを表すには不快指数という指標があり、湿度75%、気温26度の時で、不快指数は75程度。75では半数以上の人が不快感を抱き、80を超えるとほとんどの人がその環境を不快に感じると言われています。

満員電車では過密のため空調が十分に効かず、車内の空気が高温・多湿になりがちです。

特に雨の日は湿度が80~90%にもなるため、満員電車内の不快指数は優に80を超え、誰もが不快感を抱いている状態にあると言えます。

これは気分の問題だけでなく、身体的な面でも危険です。熱中症になりやすい条件として「高温多湿」「無風」「過密」があります。

満員電車はこの条件をすべて満たしており、極めて熱中症なりやすい環境と言えるのです。

健康状態も気分不良の原因に

電車内で気分が悪くなるかどうかには、普段の体調も関係します。

貧血など、もともと体調不良気味の人、健康状態に不安のある人はリスクが高まります。また、過労や二日酔い、睡眠不足の場合は、特に熱中症の症状が出やすくなります。

健康面に特に問題はないという人も、まるで四季がなくなったような近年の天気では、日々の体調管理がとても難しくなっています。

まさに誰もが体調を崩しやすい状況にあると言えます。また、妊娠中女性はつわりの時期など、特に気分不良を起こしやすい状態であることを意識しておくことが必要です。

さらに、閉鎖的な環境で起こりやすい「パニック障害」という精神疾患もあります。

パニック障害の発作は突然、動悸や発汗、息苦しさ、胸の不快感といった身体の症状が出るのと同時に、強い不安感に襲われるもの。人が密集する状況で発作を起こす人も多いため、満員電車はリスクが高い環境なのです。

よくある体調不良の症状と対策

では、実際に満員電車で起こりやすい体調不良として、どのような症状があるのでしょうか? 熱中症に近い状態だった場合、めまいや意識がボーッとする感じ、ふらつきなどの症状が見られます。

これらの症状が悪化すると、吐き気やけいれん、失神が起こることもあります。

また、パニック発作やそれに近い症状として、息苦しさや過呼吸、不安、動悸などが生じる場合もあります。

電車に乗っている際にこのような症状が起こった場合、可能なら席を譲ってもらったり、もたれかかることができる壁側などに移動したりして、少しでも身体への負担を軽くすることが最善です。

とはいえ、満員の状態では難しいこともあるでしょう。その場合は無理をせず、次の停車駅でいったん降り、それでも症状が治まらなければ、駅の係員や周りの人に助けを求めることが大切です。

電車内やホームにある非常停止ボタンは事故を防ぐためのものなので、気を失った人がいるなど緊急性の高い場合を除いてみだりには使用せず、少し気分の悪い段階で早め早めに対処していくことが必要と言えるでしょう。

 少し早目の対処を!

そもそも満員電車を避けるための工夫としては、荒天などで混雑が予想される場合は早め(遅め)に家を出てラッシュの時間帯を避けることや、同じ電車でも階段付近など混み合いやすい位置を避けて乗車することが有効です。

また、水分をしっかり摂っておく、食べ過ぎない、通気性のいい衣類を身につける、満員電車のにおいで気分が悪くなる場合はアメやガム、ミントなどを携帯しておくといった対策も効果的です。

都市部の通勤・通学者で満員電車を完全に避けることは困難ですが、

症状と対策を予め知っておくことで、少しでも快適に乗り切りたいですね。

執筆:井上 愛子(保健師)
監修:坂本 忍(医学博士、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)

 

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何かに迷ったときほど「サイコロ」で決める方がよい理由

「あなたは1日何回悩みますか?」こう質問されたとしたら、あなたはどう答えますか? 問題の大小の差はあれど、人生において悩む瞬間は誰しもが経験するものでしょう。 ところが、メルマガ『★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は、「悩んだ時は、小さなギャンブルで決めてしまうのがいい」と驚きの提案をしています。果たしてその理由とはなんなのでしょう?

迷ったら……

みなさんこんばんは。ゆうきゆうです。
さて今夜も、セクシー心理学GOLDの世界をお届けいたします。

今夜はこんな話をお読みください。

僕がもっとも伝えたいこと。

ここでは、僕がもっとも伝えたいことを書きます。

たとえば僕が誰かに何かを譲るとき…。

もしくは、僕を目指す人が万が一いたとき…。

または僕の大切な誰かに、僕の気持ちをすべて伝えておくために、自分がここまで生きてきた中で、もっとも大事だと思ったことを、書いておきます。

自分自身の人生観、そしてすべての心理学知識を凝縮してお届けします。
多少、以前の内容にかぶるモノもあるかと思いますが、それだけ伝えたいこととご理解いただければ幸いです。

迷ったら、サイコロで決めろ

さてあなたは、何かで迷ってしまうことはありますでしょうか?
または何か行動するときに、最初の一歩でつまずいてしまったことは、ありませんでしょうか?

もし思い当たることがあるのなら…。

今夜の話は、何かのヒントになるのではないかと思います。

楽しさと、速度

実はアメリカのインディアナ大学の心理学者である、エドワード・ハートは、こんな実験を行いました。

まず彼は被験者たちを二つのグループに分けて、

A 楽しい映画を見せる
B 悲しい映画を見せる

としました。

そしてその上で、それぞれにある作業をやらせたところ…。

A 楽しい映画を見せたグループは、

B 悲しい映画を見せるに比べて、20%以上も、作業効率がアップしていたのです。

まぁ、ある意味、当然といえば当然かもしれません。
人間、気持ちが落ち込んでしまうと、色々とスピードは落ちてしまいます。

実際に自分自身、SAWというサスペンス映画が好きなのですが…。
その映画を観たあとは、しばらくは気持ちが落ち込み、何かをやろうとしても、なかなか手が着きません。
にもかかわらずつい観てしまうのは、やはりM属性だからかもしれませんけども。

いずれにしても、人間の気分と、作業というのは一致します。

気持ちが楽しければスピーディになり、落ちてしまうと遅くなってしまうわけです。

これ、実は逆でも同じです。

作業や行動を早くすれば、無意識に気持ちはイキイキしてくるもの。
逆にゆっくりしていると、どんどん判断も鈍ってきて、気持ちだって落ちてしまうことも多いのではないでしょうか。

また実際、多くの心理学調査によって、「判断や行動が早い人ほど、気持ちも明るい」ということが示されています。

とにかくすべてにおいて、行動は早い方がいいわけです。

東京駅の床に謎のマークを発見。調べてみたら●●現場だった…!?

1914年に開業した東京駅。

激動の時代に首都・東京の玄関口として機能してきたので、当然の如く多くの歴史が刻まれている。

とあるTwitterユーザーが、東京駅を利用した際になんとなく気になった『1枚だけ他と異なる“床のタイル”』。

これが、予想外のモノだったことが話題となっている。

 

 

え、銃撃現場!?

そして、さらにもう一箇所。

 

あなたはご存知だっただろうか?

ちなみに、現場にはきちんと説明プレートもあるようだ。

まさに歴史のワンダーランド!

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

参考・画像出典:@yuna8313

記事提供:ViRATES

 

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