景気後退で不満爆発は確実。国民のガス抜きに代理戦争を画策する大国の思惑

これまでも「90%の日本国民が超貧困層に。衰退確実の我が国に求められる『整備』とは?」の等記事で、退潮の一途を辿る日本の現状と今後を分析し考察してきた、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。しかし、斜陽化が進行しているのは我が国に限ったことではないようです。今回津田さんは自身のメルマガ『国際戦略コラム有料版』で、米中2国の国内経済事情を詳しく解説。さらに両大国の景気後退が世界にもたらす好ましからざる影響を予測しています。

【関連】90%の日本国民が超貧困層に。衰退確実の我が国に求められる「整備」とは?

 

世界の景気後退でどうなるか?

日本は、人口減少によるGDP縮減を財政出動で国債を大量に発行して、その分の資金を市中に供給したが、インフレにならなかった。

これを見て、米国の似非経済学者は、お金を市中に供給してもインフレは起こらず、インフレになるまで、お金をバラ撒いて、経済を活性化するべきとした。それがMMT理論である。

しかし、日本政府と日銀は、国民にお金を配らずに、政府の予算として活用して、日本国債の金利を下げるためだけに、量的緩和を行い、日銀のお金は銀行だけにわたり、銀行はそのお金を市中に出さずに、日銀の当座預金に積み上げただけである。

このため、お金が直接的には国民に渡らずに、一部の人たちにしかわたらなかったことと、そもそも人口減少であり消費が減っているので、インフレは起こらず、そのため、量的緩和を長期に続けていくことができた。ヘリコプターから国民にお金を撒けというバーナンキの言うことを日本政府は、聞いていなかったのである。

しかし、欧米は、日本がインフレにならないことで状況を勘違いして、コロナで国民に大量のお金をバラまいた。このため、国民は余裕をもってコロナを乗り越えられた。

というように、日本の量的緩和は、お金をバラまくことではなく、政治家の権力維持のため予算確保の裏付けの国債発行を続けられるように、長期金利をゼロにする目的であり、欧米は、コロナで働くことができなくなった人たちに生活資金を直接に供給する目的であり、日本とは目的が違っていた。

しかし、欧米では、国民にバラまいたお金で、国民は株式投資や住宅投資、消費に費やしたことで、株バブルと物資不足によるインフレが起きてしまった。

日本とは違い、米国や欧州は移民がいるので人口が増加している。そのような状況で、おカネをばらまいたことで、インフレになってしまったのである。MMT理論では、インフレが起きないが、もし万一インフレになったら、利上げをするということであり、その方向になったのだ。

米国のインフレを受けて、MMT理論通り、FRBとバイデン大統領は、インフレ退治を優先させて、テーパリングや利上げに走っている。このため、米国金利上昇で、日本は超円安になり、輸入物価が上がり、インフレになっていくようだ。

しかし、日銀の黒田総裁は、超円安になりインフレになっても利上げを考えないとした。そして、すでに日銀はテーパリングをしているが、それを公表すると金利上昇になるので、公表もしない。金利ゼロ維持を目的としているからである。

国債発行高がGDPの200%以上もあり、金利上昇が怖いのである。それは正しいし、もし、金利上昇したら、国債費の増額が大変なことになるので、国家財政の破綻になる可能性もあるし、破綻しなくとも、大幅な財政縮小をしないといけなくなる。年金の大幅なカットなど、日本国民は大変、貧しくなることは確かであるので、そのような事態を避けるしかない。

 

書家・武田双雲が教える、どんな時でも前向きになれる魔法の言葉

とかく人は自分が置かれた状況に不満を抱きがちなものですが、不平を口にしてばかりいても改善が望めるものではありません。そんな時に思い浮かべるべき言葉を紹介しているのは、人気の書家・武田双雲さん。双雲さんは今回、自身のメルマガ『武田双雲の極上機嫌になるための言葉』で、クリエイティブなアイデアを出せるようになる「魔法の言葉」の使い方をレクチャーしています。

 

2021年はどんな年でしたか?魔法の言葉を教えます

今日も二度と戻らない貴重な1日を丁寧に味わっていきましょう。

さて、今年も残りわずかですね。みなさんにとって2021年はどんな年でしたか?みなさんにとって上機嫌率が少しでも上がっていたら幸いです。

新型コロナが世界中に広まって約2年が経ちますが、まだ先が見えない中で、多くの人がライフスタイルの変更をせまられたと思います。

世界中で起きてるこの現象を個人が止められたり変えられるわけもなく、僕らはこのことをどのように受け止めればよいのでしょうか。

政府のせいにしてもウィルスのせいにしても現状は変わりません。そう変えられるのは自分だけ。

起こってる現象をどうとらえるかどう活かすかは自由です。

世界が急変してるのだからこれを活かして自分のライフスタイルを変更するチャンスと捉えましょう。

たとえばステイホームならば家の中をより素敵な空間に変える工夫をする。オンラインで仕事するしかないならオンライン仕事をどれだけ楽しめるように工夫するか。

こんな時に魔法の言葉

「ダカラコソデキルコト」

を武田双雲さんに教えてもらいました(笑)。

「ステイホーム、ダカラコソデキルコト」
「オンライン仕事、ダカラコソデキルコト」
「先が見えない、ダカラコソデキルコト」

というように、ダカラコソデキルコトをふりかけるだけで脳は、クリエイティブなアイデアを出せるようになります。

僕らはほっとくとついつい

「できないこと」
「できなかったこと」

を考えてしまいます。

「できること」には自然とはいきません。

ダカラコソデキルコト

という魔法の言葉を使えば、自然とこれまでのこと、今の環境を活かすことに向かえます。

さぁ2022年

「あなたダカラコソデキルコト」

を探していきましょう。

よいお年を!素晴らしいお年を!極上機嫌なワンダフルイヤーを( ?o? )/

今年もありがとうございました。

 

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コロナとマスクで見えてきた一番恐ろしい「同調圧力」という世間

日本ではマスクをするのが当たり前になって約2年。テレビなどの中を除けば、赤の他人のマスクを外した顔を見ることはすっかり少なくなってしまいました。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、CX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの池田清彦教授が、マスク姿の女性が美人に見え、「妖しさ」を感じる理由を語ります。さらに、マスクを着用したままだと注意されるケースもあった銀行が、今では真逆になるなど、180度変わった当たり前を受け入れられない人がパージされてしまう「同調圧力」の恐ろしさについても言及しています。

 

マスクがおしゃれのアイテムになる日

前回、一人で自動車を運転していたり、誰もいない道を歩いていたりする時に、マスクをする必要なんてないと書いたが、もしかしたら、マスクをする癖がついてしまったので、マスクをすることが苦にならなくなったのかもしれない。新型コロナウイルスが流行り始めた2020年の初めごろは、専門家は、マスクはほとんど役に立たないと言っていたが、いつの間にか、マスクこそ感染を防ぐ重要なアイテムだと言い出して、真面目な日本人のほとんどは、他人がいるところでは、マスクをするようになった。

確かにマスクは感染者が、咳をしたりくしゃみをしたり、大声で話したりする際に、口から出る飛沫を減らす効果はあるけれども、非感染者が感染リスクを減らすのにどれだけ効果があるかは疑問である。最近まで厚労省は、飛沫感染と接触感染が主で、空気感染はほとんどないと言っていたが、デルタ株が猛威を振るうようになって、実は、空気感染が主で、次に飛沫感染、接触感染はむしろ稀という話になってきた。ましてや今流行り出したオミクロン株は、一説によると、デルタ株の4倍も感染力が強いということなので、まず間違いなく、ほとんどは空気感染によるものだろう。

主たる感染源が空気感染ということになるとマスクはN95といった完全防御のもの以外はあまり役に立たない。特にウレタンや布製のマスクは役に立たない。不織布のマスクも隙間がないようにぴったりつけてないとあまり役に立たないかもしれない。床に落ちたウイルスを含む飛沫は、暫くすると少し乾いてエアロゾルという微粒子(0.001μm~100μm)となって空中に3時間ほど留まる。これを吸い込んで起こるのが空気感染だ。

繁華街やスーパーではほとんどの人がマスクを付けているが、杜撰な付け方をしている人が多く、感染予防の役に立っているとは思われない。とりあえず、付けていれば文句はないだろう、という感じの人も結構沢山いる。女の人の中には、マスクを付けている方が化粧をしなくて済むので、有難いと思っている人がいるみたいで、いざ、マスクを外してもOKということになっても、外したくない人もいるかもしれない。特に、顔の全体の作りには自信はないが、目の美しさには自信があるという人は、このまま、マスクを付けるのが習慣である日々が続いてほしいと思っていることだろう。

 

中国系マレーシア人が猛反発。マハティール元首相「箸」批判のワケ

入院が伝えられたマレーシアのマハティール元首相。96歳と高齢で心臓に持病があるため、多方面から心配の声が上がりましたが、どうやら回復基調にあるようです。一方で、マハティール氏の最新の著書の記述が物議を醸していると伝えるのは、メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』著者で国際政治経済学者の浜田和幸さん。マレーシア国内にいる中国人が箸を使うことを批判し、猛反発を受けているようなのですが、マハティール氏の意図はどこにあるのでしょうか。

 

マハティール元首相は新著で中国人の箸文化を批判:各方面から猛反発

現在96歳のマレーシアのマハティール元首相の健康状態が危ぶまれています。通算24年間も最高指導者として君臨してきましたが、2度目の首相の座に就いた時は92歳でした。世界最高齢の国家指導者としてギネスの記録を書き換えたものです。

そんなマハティール氏ですが、12月16日、クアラルンプールの国立心臓病センターに緊急入院することになりました。これまで何度か心臓病の治療を受けており、バイパス手術も経験しているため、与野党問わず、早期の回復を願う声が多方面から聞かれます。

幸い、入院先の病院からは「容体は安定してきたので、ここ数日以内には退院できるだろう」との説明がありました。

本人はブログでの情報発信に力を入れており、最新のコメントは「多くの皆さんにご心配をおかけし、申し訳ありません。一刻も早く元気を回復し、大水害で困っている皆さんの元へ支援に駆け付けたいと願っています」とのこと。96歳にして、国民のことを思う、この情熱には頭が下がります。

そんな熱血漢のマハティール氏は、去る12月12日、新著『Capturing Hope: The Struggle Continues for a New Malaysia』(希望を失うな:新生マレーシアのための戦いは続く)を世に問うたばかりでした。

この304ページに及ぶ大書を通じて、マハティール氏は2018年に誕生した連立政権では内部対立に足を引っ張られ、思うような改革を実現できなかったことへの反省と悔しさを率直に語っています。

と同時に、この本の中では一部の人々が「まさか!」と驚いた意外な発言が記載されていました。それは中国人の箸文化に関する批判的な見方です。

マレーシアは多民族国家で、中国系も多数暮らしています。マハティール氏曰く「マレーシア人は食事の際には指を使って食べます。ところが、中国人は箸を使っています。マレーシアでマレーシア人として暮らすなら、マレーシアの伝統文化に従って指で食べるのが、民族融和の大原則です」。

この中国人の箸文化への批判には中国系マレーシア人をはじめ、各方面から反論が殺到してしまいました。ナジブ前首相に至っては自らのFacebookにマハティール氏が中華料理の「ユーシェン」(野菜の上に生の魚を載せたサラダ)を箸で食べている写真をアップし、「二枚舌」を批判する有様です。

退院した後のマハティール氏が、この「箸騒動」にどう決着をつけるのか、大いに興味をそそられます。

 

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警視庁が目黒区役所から預かったフロッピーディスク紛失にネット「まだ使ってたのか」「ドクター中松かよ」

警視庁が27日、東京・目黒区にある区営住宅の申込者38人分の個人情報が入った「フロッピーディスク」を2枚を紛失したと発表した、とNHKニュース毎日新聞などが報じた。警視庁によると、申込者が暴力団関係者かどうか照会するため目黒区役所から預かっていたという。同組織犯罪対策3課によると、フロッピーには区営住宅に申し込んだ20~80代の男性38人の氏名、生年月日、性別が記録されていたが、38人とも暴力団関係者ではなかったとしている。

このニュースが報じられると、SNSのTwitterには「フロッピーディスク」という言葉がトレンドワードとして上位に浮上。なぜなら、スマホでYouTubeやSNSをやってる令和の時代に、警視庁や目黒区役所がまだフロッピーディスクで個人情報を管理していたということが判明したからだ。

もしかすると、「フロッピーディスクって何それ、美味しいの?」という平成以降生まれの方のために、フロッピーディスクとは何か、Wkipedia「フロッピーディスク」を参考に説明しよう。

フロッピーディスクは磁気ディスクの一種で、磁性体を塗布・蒸着した樹脂製小円盤を樹脂製の保護ケースに入れたもので、「フロッピー」「FD」と略称される場合もある。今から20年ほど前までは普通に使われていた記録メディアだったが、その後「MO」や「CD-R」「DVD-R」などに取って変わられ、最近ではその姿さえ見かける機会がなくなった。フロッピーディスクは2011年3月、ソニーが撤退したことにより生産を終了している。

そんな「過去の遺物」状態のフロッピーディスクを、目黒区役所は住民の個人情報の保存に使い、さらに警視庁がそのディスクを受け取って使用していたという事実に、ネット上ではフロッピーディスクを使っていた元ユーザーから、名前だけは聞いたことある状態の人まで、ニュースの内容を超えて盛り上がっているようだ。

たしかに、いまあえてフロッピーディスクに入れるというのは、だれも読み込めないという意味においては最強のセキュリティ対策かもしれない。ドクター中松さん、出番ですよ。

なぜ大谷翔平は紅白歌合戦のゲスト審査員を断ったのか。外すことができない大晦日の“予定”とは?

2021年も気付けば残りあとわずか。本番まで10日を切ったギリギリのタイミングで、NHK紅白歌合戦のゲスト審査員が発表されました。今年の顔となった有名人の総出演が期待されていただけに、やや拍子抜けという声も…。中でも大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(27)の姿を見られないことにがっくりした人も多かったようですが、そこには驚きの理由がありました。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

大谷翔平も新垣結衣もいない残念な『NHK紅白歌合戦』

第72回NHK紅白歌合戦のゲスト審査員が発表されましたね。スポーツ枠は卓球の石川佳純とパラ・アスリートの谷真海。大河枠からは三谷幸喜と小池栄子、朝ドラ枠からは坂口健太郎、清原果耶でした。

なんだか地味…そう思ったのは私だけではないはず。

せっかく『笑ってはいけない』シリーズが休止なのに、NHKはこの番組のファンを視聴者として獲得する気はないのでしょうか…。

私の失望が大きいのは、コロナ禍に明け暮れた年の最後に、今年を代表する名誉ある席に座るのが大谷翔平でもなく、小栗旬でもなく、新垣結衣でもないからです。

関係者に話を聞けば、大晦日の大谷は“午前中にルーティン・ワーク・トレーニングがあるだけ”だといいます。

まぁ昨年もそうでしたから、年越し~プライベートを誰と何をして過ごすのかを知られるのを嫌う大谷らしいといえばらしいですけれど…。

大河枠では、今更三谷の“生オヤジギャグ”を披露されても誰が喜ぶのか…やはり来年の大河に賭ける思いを小栗本人の口から聞きたかったという思いは拭えません。

司会が大泉洋ですから、もしかしたらリモート含め、サプライズもあるかもしれませんけれど…。

審査員の発表を聞き、私の頭の中は5年前の『紅白』がフラッシュ・バックしていました。

白組が『嵐』相葉雅紀、紅組が有村架純というMCで、ゲスト審査員に大谷とガッキー、高畑充希が座っていた年のことです。

今でも脳裏から消えないのは、渡辺“ビヨンセ・ガガ”直美が大谷に尻を押し付け果敢に絡んでいったシーンと、『恋』を熱唱する星野源と照れながら座ったまま“恋ダンス”を踊るガッキーの愛らしい姿です。

コロナ禍で辛い思いをしていらっしゃる方や医療従事者の胸の内を考えたら、笑顔になるのは不謹慎で申し訳なく思いますが、大晦日の夜の数時間だけでも、来年こそは…と願っても罰は当たらないのではないでしょうか。

私は個人的に、あの5年前のように眩しく、ほっこりして元気になるような“紅白の奇跡”をもう1度観てみたいと思っているのです。

また、『紅白』の企画に関する取材をしていて、ちょっと前に局の関係者から『マツケンサンバ2』の噂を聞いたことがありました。

田舎暮らしで待ち受ける地獄。ハウツー本では語られないリアルな悲劇

近年、都会から移住する田舎暮らしが人気となっていますが、リモートワークがすっかり定着したことでより拍車がかかっています。しかし、理想と現実は異なるもの。失敗してしまう人が多くいることも現実です。そんな地方移住を考えている人におすすめしたい一冊を無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の中でご紹介。ハウツー本ではわからないリアルな体験談が記されています。

地方移住で後悔しないために⇒『地獄の田舎暮らし』

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柴田剛・著 ポプラ社

こんにちは、土井英司です。

長崎県大村市に住んでから1年7カ月が過ぎましたが、おかげさまでとても快適に暮らしています。地元の方も良い方ばかりで、本当に恵まれていると思います。

ただ、これは単にラッキーなだけではなく、土井が決して田舎暮らしをナメていないことが大きいと思います。

リモートワークがすっかり定着した今、地方で快適に暮らしたいニーズは増えていると思いますが、当然移住は良いことばかりではない。本日ご紹介する一冊は、そんな移住のリアルを伝え、失敗しない移住のためのアドバイスをくれるありがたい本です。

著者は、親子三代にわたり、日本全国、世界各地を訪ね歩き、生活史の聞き取りを続けているという、柴田剛(しばた・つよし)氏。数多くの移住者を取材し、移住相談にも乗っているという著者が、不動産の取得から、住まい方、近隣住民との付き合い方、生活費の見積もり方まで、「想定外」を防ぐためのアドバイスをしており、じつに有用な一冊です。

いろんな人の失敗談が出てくるので、不謹慎ながら読み物としても面白い。実際に移住している人間が読んだ場合、「あるある」話として楽しめるのではないでしょうか。

ここまでひどい話ばかりではないと思いますが、移住を考える人は、転ばぬ先の杖として、必読の一冊です。

コメダ珈琲にも「グラコロ」が!?マック「グラコロ」とコメダ「グラクロ」冬の風物詩バーガー食べ比べ

今や冬のバーガーとしておなじみとなったマクドナルドの「グラコロ」。待ち望む人も多い大人気のバーガーですが、そんなマクドナルドに挑戦状を叩きつけるべく、コメダ珈琲店が2018年から「グラクロ」を発売しています。こちらも発売以降大好評で、まさに“冬の風物詩バーガー対決”となっています。そこで今回は2021年もやっぱりおいしかったこの2つのバーガーをテイクアウトし、約20分後に食べ比べてみました。

サクサクもっちりがくせになるマックの「グラコロ」

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マクドナルドの「グラコロ」は1993年発売以降、人気を博しこれを食べないと冬は越せないという熱いファンも多い商品です。エビとマカロニが入ったクリーミーなホワイトソースコロッケに、キャベツ、そしてタマゴソースとコロッケソース2種が挟まっています。

バンズは通常のマクドナルドバーガーと同様のもの。1人でも食べやすいサイズで、ポテトやサラダなどと一緒でも余裕があります。しかし物足りないと言うことは決してなく、もっちりとしたホワイトソースでおなかをしっかり満たしてくれます。衣はサクサクとした軽めのところも食べやすい印象です。

また、2種のソースが使われていることで食べている間も最後まで飽きさせません。ほっこりとする優しいタマゴソースと、酸味がきいたスパイシーな特製コロッケソース、それぞれのソースの味わいだけではなく、2つのソースの調和もぴたりとはまります。

バンズはバター香るふかふかのもの。軽い食感で、重めになりがちのコロッケバーガーと良いバランスとなり完食してもほど良い満腹感となってくれます。

2021年は「コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ」というボロネーゼソースを合わせたグラコロが登場しました。ネット上ではこちらもおいしいという声が多数上がっています。「グラコロ」「コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ」ともに販売期間は12月1日から2022年1月上旬までの予定です。

ボリューム満点ザクザククリーミー!コメダ「グラクロ」

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まず圧倒されるのはその大きさ!

「グラクロ」だけでしっかりおなかを満たしてくれる安心感があります。「グラクロ」の名称はグラタンクロケットが由来。クロケット(フランス語で円盤型や俵型の衣をつけた揚げ物のこと)と使われているコメダ特製ドミグラスソースの色である黒の2つの意味が込められているそうです。

コメダ特製ドミグラスソースはコクがありながらもさわやかな酸味が感じられる上品な味わい。大きなグラタンクロケットを包み込んでもしつこさを感じさせず、それでいてしっかりと染み渡る存在感がありました。

コロッケはサクサクというよりはザクザクといった食べ応えのある食感。そのためテイクアウトして少し時間が開いてしまってもザクザク感が残っていました。

2021年の「グラクロ」は、ゴーダチーズ、モッツァレラチーズ、チェダーチーズ、パルメザンチーズの4種にエダムチーズをくわえた5種。時間がたってもクリーミーでとろりとしており、複雑なチーズのコクがたっぷり! これだけ大きなサイズであっても単調になりません。

コメダのバンズもやっぱりふかふか!

「グラクロ」のテイクアウトはパックに入っていることで持ち歩くときにうっかり潰すことがないのもうれしいですね。「グラクロ」の販売期間は2021年12月15日から2021年2月下旬までの予定です。

新年1発目のミーティングで最高のスタートを切るために意識すべき3つのこと

毎回時間をかけてきちんとミーティングを行っているにもかかわらず、その効果が実感できないという企業があるとしたら、それは意識すべき方向に誤りがある可能性が高いようです。今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』では、6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家であり建設会社の役員も務める石川和男さんが、ミーティングを実のあるものにするため意識すべき3つのポイントを紹介。さらに本物の「ミーティング力」をつけるため、毎回かならずすべきことをレクチャーしています。

 

年初めのミーティングで、最高のスタートをきるために意識するべき3つのこと

2021年があと少しで終わりを迎えようとしています。どのような1年だったでしょうか。

今年の目標は、会社として達成できましたか。まとまりあるチームで仕事を円滑に進めることができましたか。

仕事をチームで進めるにあたり、必要なのは利益に直結し、実りのあるものになっているミーティングです。今回は、ビジネスパーソン必須の「ミーティング力」についてお伝えします。

ミーティングは参加者の時給分よりも利益をもたらしているか?

以下のような会社は、ムダなミーティングをしています。

  • ミーティングになってから議題を考えはじめる
  • 事前に資料が配られていない
  • ミーティングの内容を事前に参加者に伝えていない
  • 議題の内容に対して、参加者の人数が多い
  • 今後のスケジュールや業務連絡、懇親会の場所などを伝達する

ミーティング時間はバカにできません。まずは、参加者の時給を考えることから始めてみましょう。総支給額を出勤日数掛ける出勤時間で割れば、おおよその時給が計算されます。

 例:600万÷(250日×8時間)=@3,000円

社員、提携先スタッフ、外注スタッフと立場は違いますが、働いているということは時間に対する対価が発生しています。

仕事にとって「時間はお金」。個人事業者は強く意識していますが、組織で働く人間がつい忘れがちな原則です。

ミーティングによって失う時間、言い換えればミーティングをしなければ生まれたはずの仕事の時間を、実際に計算したらどれだけの金額になるのか、私はそんなことを常に考えています。

もちろん、会社にとってミーティングは必要です。ミーティングで決めるからこそ組織が一丸となって行おうとする。ビジョンへの意識も高まります。

だからこそ、社員は参加することによって支払う時給分を意識して、ミーティングを有意義なものにしていく必要があるのです。

 

絶望的な魔都「北杜市」の恫喝に屈せず。被災者いじめ事件の報告書に記された驚愕の事実

以前掲載の「いじめ自殺未遂に開き直り。教育委の呆れた逆ギレと逃げた北杜市長」をはじめとする記事で、当時の山梨県北杜市長や同市の教育行政および加害保護者や地元紙の異常ぶりを告発してきた、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さん。そんな今なお被害者が苦しむいじめ事件の第三者委員会による記者会見が先日開かれ、驚くべき事実が明らかになりました。阿部さんは今回、自身のメルマガ『伝説の探偵』でその内容を詳しく紹介。さらに彼らが発表した報告書を「画期的なもの」として高く評価しています。

【関連】いじめ自殺未遂に開き直り。教育委の呆れた逆ギレと逃げた北杜市長

 

「山梨県北杜市被災者いじめ事件」公表された第三者委員会報告書に書かれていた驚くべき事実

2021年11月4日、山梨県北杜市被災者いじめについて調べていた第三者委員会と北杜市の会見が山梨県弁護士会館で開かれた。

被害保護者と私がその後すぐに記者会見を行ったわけだが、この一連の動きはニュースとなり記事などで確認できるようになっている。

伝説の探偵ではその経緯をその都度この誌面で報告している。

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さて、今回は、第三者委員会の報告の一部内容について言及したい。

ちなみに、今のうちはこの報告書の公表版をダウンロードできる。220ページもある報告書であるため、じっくり読むとより詳しい内容がわかるだろう。

● 「北杜市いじめ問題専門委員会調査報告書(公表版)」 北杜市教育委員会HP

委員会は一度解散した

以前に『伝説の探偵』で触れたが、北杜市被災者いじめでは、北杜市教育委員会が、黒塗りにした委員会メンバーを示し、教育委員会が信用できる人ですから大丈夫ですと被害者側に言って、半ば強引に委員会開催をしようとした。

平成29年3月、文部科学省が発行した「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」にはこのように書いてある。

被害児童生徒・保護者に対して、調査組織の構成について説明すること。調査組織の人選については、職能団体からの推薦を受けて選出したものであることなど、公平性・中立性が担保されていることを説明すること。

つまり、北杜市教育委員会は、被害側に十分な情報を与えずに強引に第三者委員会を形成し、便宜上の同意を何とか得れば勝手に進められると考えていたのである。

しかし、この段階ではすでに私が被害側の依頼を受けて対応に入っていた。

そこで、私は北杜市役所で行われた会議に、被害保護者と共に出向き、旧第三者委員会に、第三者委員会設置の経緯に瑕疵があり、委員個々人のお人柄などは第三者委員会における中立公平性の担保にはならないので、重大事態ガイドライン違反状態を、被害側として容認することはできないと意見したのだ。

その実、このように被害側の説明を省き、ガイドライン違反でも平気で進める第三者委員会は腐るほどある。私個人としては、仮に自分が委員であったらこの不正義にも立ち向かうのにとも思うのだが、そうではない人もたくさんいるのだろう。

しかし、この旧第三者委員会は気概があり、特に委員長であった弁護士さんは、その場で解散を決めたのだ。

その上で、委員については再任をしてもらい、被害側推薦の他県の専門家が2名加入することになったのだ。

これは、北杜市教育委員会が第三者委員会の設置に問題があったことをしっかりと意味することを示すこととなった。