なぜスーパー「生鮮館やまひこ」は、高い総菜を買うための入場整理券を求めて行列ができるのか?

安売りのスーパーに行列ができるのはよく聞く話ですが、高い食品がどんどん売れるスーパーで「入場整理券」を求めて長蛇の列ができると聞いたら驚く人は多いのかもしれません。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者、佐藤きよあきさんが、そんな愛知のローカルスーパー「生鮮館やまひこ」尾張旭店について詳しく紹介しています。

入場整理券の必要なスーパー!高い食品がガンガン売れる理由

愛知県のローカルスーパー「生鮮館やまひこ」。

テレビでも何度か紹介されている、非常に面白いスーパーです。

特に、「尾張旭店」が有名で、このお店独自の惣菜やお弁当、デザートに、毎日行列ができるほどです。

惣菜コーナーだけの入場整理券が発行され、買うためだけに、テーマパークのような行列に並んでいるのです。

行列の先に陳列されているのは、「ほぼ具オニギリ」「ほぼ具福巻き」「ほぼ具キンパ」「ほぼ具茶碗蒸し」「ほぼ具グラタン」「ほぼ具のり弁」「ひたすら丼」「イナライス弁当」「デカ盛りど~ん」などのご飯&おかず系に加え、フルーツスムージー、フルーツサンド、ロールしきれないケーキなどなど。

ローカルチェーンとは思えない種類と数がありますが、これらのほとんどが、昼ごろにはほぼなくなってしまいます。

たとえば、「ほぼ具オニギリ」は、穴子、ベーコン、鮭いくら、海老、牡蠣、筋子、飛騨牛、スパム、明太子、合鴨ロース、サバ、肉巻き、焼豚など。

オニギリを包むように、まわりに具が張りついています。

大きさはソフトボールほどですが、おにぎりには見えず、丸めたおかずのようです。

1つ298円(税抜き)からとやや高めですが、販売開始30分で500個も売れてしまいます。

「ほぼ具のり弁」は、とにかく豪華版。

海老天、和牛ローストビーフ、飛騨牛、明太子、牡蠣などをそれぞれメインにしながら、他のおかずが容器いっぱいに並べられています。

1680円(税抜き)などですが、これもすぐに売れてしまいます。

「ひたすら丼」の中の「痛風丼」は、超特大明太子、生ホタテ貝柱炙り、鮭の筋子、あん肝がのっていて、まさに身体を心配してしまうような、ユニークな商品です。

また、このお店はフルーツスムージーが大人気となっています。

カップに入ったスムージーの上に、串に刺さったフルーツが丸ごとのっていたりして、驚きと笑いを提供してくれます。

スイカのスムージーの上にデラウェア(ぶどう)が1房のっている「デラスイカ」。

桃スムージーの上に丸ごと白桃がのった「だって桃が好きだもも」。

イチゴ1パックすべてを使った「イチゴろう」。

ぶどうのスムージーと粒がたくさんのった「シャインマス男」と「ナガノパー子」。

桃スムージーの上にピオーネがのった「桃ピー」。

柿スムージーの上にピオーネがのった「柿ピー」。

梨スムージーの上にピオーネがのった「梨ピー」。

スムージーは598円からと、これも高めの価格となっています。

安倍晋三氏が指示か?馳浩知事ポロリ、東京五輪誘致でIOC委員の買収に「官房機密費」が使われていた

汚職にまみれた大会となってしまった東京オリンピックですが、自民党の招致推進本部長を務めていた人物がポロリと漏らした発言により、新たな疑惑が明るみに出てしまったようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、馳浩石川県知事が講演で自慢気に明かし、そしてなぜかすぐに撤回した、内閣官房機密費を使った五輪招致を巡る「買収作戦」を詳しく紹介。さらに野党議員に対しては、知事発言の真偽の確認を促しています。

安倍晋三氏が指示か。東京五輪誘致でIOC委員の買収に使われた官房機密費

もう5日も経っちゃったので「今さら感」があるかもしれませんが、この問題を取り上げないわけには行かないので、あちこちの記事を読んで食傷気味の人にも、お付き合いいただけると幸いです。で、それが何かと問われれば、バカボンのパパ…じゃなくて、石川県の馳浩知事が口を滑らせちゃった東京五輪招致に関する「内閣官房機密費」を使ったワイロ疑惑です。

11月17日、東京の日本体育大学で、全国の自治体関係者による地域のスポーツ振興などを話し合う意見交換会が行なわれたのですが、そこに馳せ参じた馳知事は講演会で、いつものように自分の自慢話を始めました。馳知事は自民党の衆議院だった時代から、講演や演説のたびに自分の自慢話や手柄話をするのが大好きで、自民党候補の応援演説に行った時も、候補者のことにはほとんど触れず、自分の自慢話を長々と話していたと言われています。

で、今回の講演では、自民党の東京五輪招致推進本部長をつとめていた自分が、2013年に東京五輪の招致に成功したという自慢話を披露したのです。そして、こうしたエピソードには付き物の「当事者しか知りえない裏話」として、当時の安倍晋三首相からの指示や、実際に自分が行なったロビー活動について、次のように話したのです。

「私は当時総理だった安倍晋三総理から『馳、国会を代表して五輪招致を勝ち取れ。必ずやってくれ』と叱咤激励されました。今からしゃべることは、メモを取らないようにしてくださいね。総理は『金はいくらでも出す。出せる。官房機密費もあるから』と」

「それで、私は周囲に話を聞き、作戦を練りました。私は大して英語もしゃべれませんが、招致はIOC委員の投票で決まります。そこで、五輪招致のためにアルバムを作ったんです。IOCの委員が選手としてオリンピックに出場した時の良い場面、活躍している写真を、K社という会社がごまんと持っているわけですよ。IOC委員は全員で105名、その全員のアルバムを作ってお土産として持参したんです。この話は外で言っちゃダメですよ、官房機密費使って作ったので」

「K社に『なんでこんなに高いのか』と聞いたら、肖像権などの問題があり、K社はそれをぜんぶ管理して、持っているから作成できたと説明されました。今、オリンピックは肖像権とか権利関係がいろいろとうるさいんですね。写真が20枚か30枚くらいのアルバムで、1冊20万円ですよ。それを私は世界のIOC委員に持って行きました」

「ウクライナでは、陸上のファンならご存じでしょう、(棒高跳びの金メダリストの)セルゲイ・ブブカ選手にアルバムを渡しました。こんな感じで世界のIOCの委員をまわって五輪招致を勝ち取ったのです。2013年9月7日のことでした」

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

なぜ、経験を積んだ会計士や税理士の書く会計本はわかりにくいのか?

ビジネス書を長年読み、紹介してきた無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者土井英司さんが気づいた、とある法則。今回は、その法則が見事にハマっているという一冊の「わかりやすい会計本」を紹介しています。

【これでバッチリ】⇒『コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計』

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コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計

和仁達也・著 かんき出版

こんにちは、土井英司です。

長年、ビジネス書を読んできて、気づいた法則があります。

それは、「会計士・税理士の書いた会計の本はわかりにくい」ということです(笑)。

一方で、『財務3表一体理解法』や『「1秒!」で財務諸表を読む方法』、『会計天国』など、売れている会計本は、コンサルタントが書いていることが多い。

(『会計天国』は、経営コンサルタントと会計士の共著)

財務3表一体理解法

「1秒!」で財務諸表を読む方法

会計天国

会計士が書いている本でわかりやすいものもありますが、大体そういう場合、著者は会計士になりたてで未熟だったりする。

つまり、目線が読者と近いかどうかがわかりやすさのポイントなんだと思います。

本日ご紹介する一冊は、完璧に初心者目線で書かれた会計の本。

しかも、経営コンサルタントが起業準備中の大学生の娘に教える、というコンセプトですから、現在学生の方にとっても、サラリーマンにとっても、起業家にとってもわかりやすい。

高度な分析や決算書の作成などには向きませんが、その分ざっくりと要点を学ぶことができます。

著者が「お金のブロックパズル」と呼ぶシンプルな図を使って、損益計算書も貸借対照表も理解できるので、会計初心者の方はぜひ読んでおくといいでしょう。

本書が有用なのは、このブロックパズルを使って、経営をどう改善すればいいか、分析のポイントが書かれていること。

特に小さく起業したいと考える人、中小企業経営者には、うってつけの内容だと思います。

糸引く“デスマフィン”や焼肉店で注目。食品工場の工場長が教える「食中毒を出さないためのポイント」

デザインフェスタに出品したマフィン屋の「糸引きマフィン」や、焼肉店「牛角」での集団食中毒が問題となっています。今回は、メルマガ『食品工場の工場長の仕事』の著者である川岸宏和さんが、食品を扱う工場において「生卵で食中毒を出さないようにするためのポイント」などを伝授。食品を扱う仕事はもちろん、それ以外の方も必見の内容です。

マフィン屋が閉店騒動。食中毒を出さないようにするポイント

●食中毒を出さないこと

あなたの工場で使用している食材の潜在的危害を(potential hazard)を把握していますか。従業員教育においても、潜在的危害の教育が必要です。

「新鮮な食材には危害は無い」「うちで取り扱っている食材には危害なんか無いよ」と思うのでは無く、生卵にはサルモネラ菌という潜在的危害がある物と思って取り扱う事が必要なのです。

食品を食べて食中毒を起こすためには一定数以上の食中毒菌を体内に取り込む必要があります。

食材に潜在的に付いていた細菌などが増殖し一定数以上に増えて、菌が増えた食材を体の中に入れる事で食中毒になるのです。

工場で取り扱う食材の菌が増えないような管理が必要なのです。

生卵の潜在的危害はサルモネラ菌になります。サルモネラ菌は、5℃を超えると増殖してしまいます。

生卵を保管するときには、5℃以下で保管することが大切なのです。

卵にサルモネラ菌が付くのは、殻の周り、もしくは黄身の中に直接付いている場合もあるとされています。

卵は産まれてから直ぐに5℃以下の状態で保管することが、卵によるサルモネラ中毒を防ぐ事になるのです。

●作業者からの汚染を防ぐ

食中毒菌は、原材料からだけでなく、作業者から食中毒菌が製品を汚染する場合があります。「何故帽子をかぶる必要があるか」「何故マスクをする必要があるか」「何故手をあらっても手袋をする必要があるか」など具体的な事例をあげ従業員教育を行う必要があります。

●賞味期限、消費期限前に変質しないこと

賞味期限、消費期限まで変質しないことが最低条件です。カビが生える、開封したら臭う等といった事例は、食中毒を起こさないまでも、クレームになってしまいます。

特に、賞味期限が長期にわたる商品は、保存温度を36℃程度にあげた虐待検査を行い、市場よりも早く品質異常に気がつく事が大切です。

チェックのポイント

  1. 潜在的危害がある食材を把握し、教育を行っているか
  2. 従業員からの汚染を防ぐ教育を行っているか
  3. 市場変敗クレームを事前に気がつく体制が取られているか

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日中首脳会談で少し緩んだ習近平の口元。そこから日本が読み取るべき“サイン”は

アメリカで現地時間の11月16日、1年ぶりとなる岸田文雄首相と習近平国家主席の日中首脳会談が実現。「笑顔なき会談」と報じる日本メディアもありましたが、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授は、習氏の少し緩んだ表情に注目しています。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』で富坂教授は、ここ数年の両国の関係を考えれば、少しの口元の緩みであっても中国側の歩み寄りのサインと受け取るべきと解説。両国の関係を大きく好転させる好機が来ていると伝えています。

会談の「可否」だけに拘泥して好機を逃し続ける日本の対中外交

アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のため米カリフォルニアを訪れていた岸田文雄首相は、現地時間16日午後、中国の習近平国家主席と会談した。会談を終えた首相は、「(双方が)理解を深める上で、大変有意義なやり取りだった」と記者団に語った。

しかし、1年ぶりにやっと実現した首脳同士の対話が、今後の日中関係の「大きな前進」を予感させたのか、といえばそうではない。この少し前、カリフォルニア郊外で行われた米中首脳会談で発せられた雰囲気と比較しても、その差は歴然だった。

米中関係の今後は、来年アメリカが大統領選挙を控えていることもあり、決して楽観できる状況にはない。だが、そんななかでも両首脳は少なくとも「競争」をきちんと「管理」するという意思を世界に向けて発信した。そして瞬間風速であっても追い風を吹かせた。

日米では役割が違うとの見方はある。しかし、それにしても見劣りは否めなかった。日本にとって今回の会談の実現は、今年5月のG7サミット(主要7カ国首脳会議)で、中国を露骨にターゲットにしたことなどで冷え込んだ関係を、米中首脳会談に合わせて少しでも改善するためにも不可欠であった。

そのことは会談を実現するために日本側が水面下で奔走していたことからも伝わってくる。秋葉剛男国家安全保障局長を中国に派遣するだけでなく、谷野作太郎元中国大使にも声がかかったというから、大変なものだ。

中国との窓口になるはずの北京の日本大使館がほとんど機能していなかったことも響いたのかもしれない。まさに、かつての流行語でいう「水鳥外交」によってこぎつけた会談だったのだ。

当日も、本当に会談が実現できるか否か、ギリギリまで定まらず、関係者をやきもきさせた。最終的にメディアに情報が伝わったのは会談までわずか5時間余というタイミングだった。中国側に主導権を握られて振り回されていたことがよく伝わってくるエピソードだ。

もっとも日中の行方に注目していた海外のメディアの多くは、そもそもこの会談で大きな進展があるとは考えていなかったようだ。だからたいていのメディアは、福島第一原子力発電所から放出される処理水の問題をめぐる日中の攻防にフォーカスして双方の主張の違いを伝える報道が目立った。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

深刻な人材不足。訪問介護ヘルパーの有効求人倍率が「15倍」という真実

あらゆる業界で深刻化が進む人材不足。それは高齢者介護の分野においても例外ではなく、むしろその切実度は他業種を遥かに上回っていると言っても過言ではありません。そんな現状を取り上げているのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんは自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で今回、介護の現場で起きていることを紹介するとともに、問題解決のためにまず国がなすべきことを提示しています。

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

「人の顔」を忘れた介護政策

厚労省が先日公表した「2022年度介護事業経営実態調査」で、特別養護老人ホームの収支差率が、前年度比2.2ポイント減のマイナス1%、老人保健施設は2.6ポイント減のマイナス1.1%で、いずれも01年度の調査開始から初めてマイナスとなったことがわかりました。「人件費や光熱水費などの費用が増えたことが影響し、経営が悪化している」と分析されていましたが、今後は倒産を余儀なくされる事業者が増えてしまうかもしれません。

すでにその予兆は出ています。22年度の倒産件数は過去最多の143件を記録し、介護の最後の砦ともいわれる「訪問介護事業所」では、220件がこの5年間で「人手不足」などを理由に休止、あるいは廃止。介護を受けたくても受けられないといった深刻な問題に直面するのも、時間の問題といえそうです。

リクルートワークス研究所の推計では、介護職員や訪問介護ヘルパーは、30年には21万人が不足し、40年にはその倍以上の58万人が不足するとされています。一方で、総人口に占める高齢者の割合は、現在の28.1%から31.1%、40年には35%に増えてしまうのです。75歳以上高齢者に絞っても、全人口に占める割合は、2055年には25%を超える見込みです。

これって…すごいことですよ。私も25%の一人ですし…、おそらくきっと。

介護問題はこれまで何度も取り上げてきましたが、介護現場はすでに崩壊の危機に瀕しているのに、国は…どうするつもりなんでしょう。

そもそも日本が「最後は家族で!」といった日本型福祉政策に舵をきったのは1970年代です。50年以上も前です。その間、家族のカタチは変わり、高齢者は増え続けているのに、50年前の「家族政策」をとり続けている。しかも、「カタチが変わった家族」の穴を埋めてくれる「訪問介護ヘルパー」さんの待遇が悪い、悪すぎます。

そのきっかけが、2012年の介護保険制度の改定です。

訪問する時間を短縮することで、より多くの人のサービスをするという国の方針により、「生活援助」のサービスは1時間から45分に短縮され「身体介護」の時間区分に「20分未満」が新設されました。その結果、高齢者に満足なサービスもできず、一方で、ヘルパーさんの移動時間が増えてしまったのです。

この頃から訪問介護ヘルパーの人材不足は深刻化し、13年度の有効求人倍率3.29倍から、16年度には9.3倍に増え、22年度には15.53倍に跳ね上がりました。施設で働く介護職員の有効求人倍率が3.79倍ですから、その深刻さがおわかりいただけるのではないでしょうか。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

新型コロナのパンデミック期間中「摂食障害」の受診や入院に変化はあったのか?

新型コロナウイルスによるパンデミック期間中には、多くの精神状態の悪化が指摘されてきました。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、そのなかでも摂食障害の救急受診や入院の変化について調べた研究を紹介しています。

パンデミック期間中における摂食障害

COVID-19によるパンデミック期間中に、うつ・不安・物質依存等、様々な精神状態の悪化が指摘されてきました。

今回は、パンデミック期間中に摂食障害による救急受診と入院にどのような変化があったのかを調べた研究をご紹介します。

Acute presentations of eating disorders among adolescents and adults before and during the COVID-19 pandemic in Ontario, Canada

COVID-19パンデミック期間中における摂食障害の急性症状(思春期と成人の場合)

カナダのオンタリオ州における研究で、パンデミック以前と以後について、幅広い年代(10~105歳)での摂食障害に起因する救急受診や入院がどのように変化したのかを調べています。

結果として、以下の内容が示されました。

  • 救急受診については多くの年代で増加していました(例:10~17歳:2.21倍、18~26歳:1.13倍、41~105歳:1.15倍)。
  • 入院については、増加していたのは思春期(10~17歳)のみで、他の年代では減少していました。

要約:『パンデミック期間中、摂食障害に起因する救急受診は増えていたが、入院については傾向が年代によって異なる』

パンデミック期間中の医療サービス利用については、精神状態のみではなく、解釈には様々な要素(感染の回避、入院した際の厳しい行動制限等)が関与するのではないかと思われました。

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過去に『嵐』二宮和也との交際で受けた“酷い仕打ち”が関係? 長澤まさみ「突然インスタほぼ全削除」が意味するもの

女優の長澤まさみが11月19日頃、突然インスタグラムの投稿を1つを除き削除したことが話題になりました。同じく女優の戸田恵梨香も、当時交際していた成田凌と破局した際にインスタ削除の過去があり、長澤に何か心境の変化があったのかもしれないと語るのは芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さん。恋愛なのか、破局なのか、芋澤さんは長澤が過去に交際していた『嵐』二宮和也の「新会社設立」発表が100%関係していないと言い切れないとして、その理由を明かしています。

長澤まさみ、たった1枚を残してインスタ削除…は何を意味するのか

昨日、顔見知りの大学生と話をしていて「そういえば長澤まさみのインスタが消えたんですよ、何かあったんでしょうかね…」と聞きました。

急いで確認すると、確かにすりガラスの向こう側に物憂げな表情が読み取れる1枚の写真以外、一切空っぽになっていました。

これに「交際相手との関係を清算して心機一転…とか?」と後輩の芸能記者は言いますが、たった1枚の写真に長澤は、私たちに何を伝えようとしているのでしょうね…気になります。

「特に意味はありませんよ~イッシッシ(笑)」byダー子…なのかもしれませんけれど。

人気タレントが突然それまでのインスタを削除したといえば、私は真っ先に戸田恵梨香を思い出します。

2017年10月、戸田と6歳下の成田凌はドライブ・デート中、運悪く~相手方の『FRIDAY』は大喜びだったでしょうが~事故を起こし、それを同誌が報じました。

その翌年、SNSには2人お忍びのセブ島旅行もリークされ、芸能マスコミの間ではゴールインも近いのか?という空気が流れたものでした。

しかしこの旅行から数ヶ月後、2人は破局してしまいます。

そしてそれを決定付ける明確な根拠と言われているのが、戸田がインスタのそれまでの投稿を突然一切合切削除したことでした。

成田と一緒に呼吸した、1年少々の思い出を全てこの世から抹殺したかった…と私は勝手に推測しています。

もちろん何があったのかは本人同士でないと解るはずはありませんが、心境としては十分に理解できますよね。

これ以外でも有名無名かかわらず、何かそれまでの自分から心機一転、リ・スタートを意味する時にインスタを削除…過去を清算というのが、ほぼほぼ芸能記者たちの間では共通する解釈です。

さて、では長澤の“真意”を探ってみましょう。

南野陽子の夫“ついに”逮捕。元警察官と1500万円横領の疑い、過去には銀座クラブママ妊娠騒動や借金トラブル、暴行…ナンノも「許さんぜよ」と三行半か?

妻はそれでも「ナンノこれしきっ!」と思えるのだろうか。大人気ドラマ『半沢直樹』の最新作で大手IT企業の副社長役を熱演し話題となった、女優で元アイドルの南野陽子(56)。その夫・金田充史容疑者(52)が21日、現金約1,500万円を横領したとして業務上横領の疑いで元警察官の迫丸卓哉容疑者(43)とともに逮捕されたのだ。金田容疑者といえば以前より借金トラブルや自社従業員への暴行、そして女性問題等で週刊誌を賑わせてきたとあって、その逮捕を「ついに」という文字を冠して報じたメディアさえある。元スケバン刑事の夫は何をしでかしたのか。そしてこれまで何をやらかしてきたのか。

結婚直後から次々と暴かれた金銭トラブル

南野陽子の夫で団体職員の金田充史容疑者が逮捕されたのは21日。特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人「誠心会」の前理事長・迫丸卓哉容疑者とともに、同法人の資金1,500万円を横領した疑いが持たれている。2人は昨年10月頃、誠心会の口座から彼らが関係する別会社の口座に1,500万円を送金し横領したとされる。

金田容疑者は2011年に女優で元アイドルの南野陽子と、出会いから6ヶ月で結婚。しかしその直後からメディアにより数々のトラブルが暴かれることとなる。当時住んでいた港区のマンション、経営していたバー、IT関連企業の家賃滞納や億単位の借金疑惑等、金銭問題は数知れず。その後も運営するクリニックの内装工事費を巡る裁判に敗訴したことなどが報じられている。

過去には銀座クラブママとの隠し子騒動も

さらに2015年には不倫関係にあった30代後半の銀座クラブママを妊娠させたと「デイリー新潮」が報道。同トラブルの裁判で命じられた2,000万円の支払いも滞納していると伝えられていた。

運転手だった元部下への暴力沙汰も明るみに出ている。被害者によれば、仕事のミスや金田容疑者の意に沿わないことがあると1時間の正座を命じられたという。さらに顔面を平手や拳で殴られる、傘の先端で胸を突かれる、挙げ句無理やり丸刈りにされたこともあったというから悪質だ。

「PL学園出身」を最大限に利用

そんな金田容疑者はPL学園の剣道部出身で、部の後輩に当たる迫丸容疑者をあたかも舎弟のように使い詐欺まがいの行為を繰り返していたと見られている。またPL学園といえばかつては野球の超名門校で、金田容疑者自身もプロ野球界に顔が利いたといい、同校出身の桑田真澄や松坂大輔との交友を吹聴していたとも伝えられる。

テレビ業界が長かった関係者は、南野陽子についてこう語る。

「かつては美人慣れしているテレビ業界の人間の誰しもが驚くほど綺麗な方で、それでいて気さく。アイドル時代は定かではありませんが、少なくともその後、一緒に仕事をした方に彼女を悪く言う人はいませんでした。ただ男運の悪さを指摘する業界人がいたことは確かです」

スケバン刑事を演じていた南野陽子の夫が、事もあろうに元警察官と共謀して横領を働き逮捕されるとは、一体何の因果だろうか。ナンノは今度こそ堪忍袋の緒が切れ「おまんら許さんぜよ!」と叫ぶ可能性が大きいだろう。「吐息でネット」どころか青息吐息の日々であろうナンノには、ぜひとも幸せを掴んでほしいものだ。

羽生結弦の祖母「ゆづを叩いてください」の衝撃。妻を紹介せず電撃離婚に苦言…ネットで議論沸騰「お子様すぎる」「マスゴミは祖母に突撃するな」

羽生結弦(28)がたった105日で妻との離婚を決断したと公式X(旧ツイッター)で発表してから5日が経過した22日、またも衝撃的な発言が身内から飛び出した。現代ビジネスが、羽生の母方の祖母へのインタビューを掲載し、その内容があまりにも衝撃的だと大きな話題となっている。同インタビューは2記事に分けて掲載され、どちらにも「ゆづ」こと孫・結弦への厳しい言葉が多く並んでいるから驚きだ。その内容から、羽生が祖父母に妻の名前も明かさず、会わせてもいなかったことが判明。ネット上では祖母に同情する意見や、そもそもメディア取材のせいで離婚したのに祖母へ取材することへの批判など、賛否両論の渦が巻き起こっている。

羽生は「お子様婚」だった?祖父母に妻の名前も言わず、紹介もせずの衝撃

現代ビジネスの記事によると、羽生の母方の祖母は今回、今まで取材を断ってきたにも関わらず衝撃的な電撃離婚の発表を受けて、あえて孫「ゆづ」に苦言を呈するつもりでインタビューを承諾した旨を明かしている。

【関連】「ゆづは子供でした」…「羽生結弦」の祖母が語る、孫への「思い」と「ゆづの今」《電撃離婚の深層》

その上で、事前にお相手(羽生の妻)の名前も聞かされておらず、もちろん直接紹介されることもなかったと暴露。祖母は自身を「昭和の人間」とことわった上で、順番が逆ではないかと不満をあらわにした。

そして、すでに28歳になった羽生を「子供だった」とし、今回の結婚&スピード離婚騒動について、羽生本人との電話で、

『自分のしたことでしょ。自分で決めてやったことだから、もっと強くなりなさい』

と、叱ったという。さらに、インタビューでは「ゆづは叩かれて当然」「やっぱりゆづは子供」「ゆづは大目に見ないで、叩くところは叩いてください。そうすると本人も大人になりますから」などと、孫への苦言を連発。まるで世間からの批判に追い打ちをかけるかのような告白に、ネット上は祖母の叱咤激励に賛否の声があふれ議論沸騰。

すでに世間で羽生への批判が出ていることを察知してたかのように、孫「ゆづ」への厳しい発言が続いた今回インタビューの反響は想像以上に大きいようだ。

祖母の苦言は正しい? そもそも「取材するな」という要望を無視しているとの意見も

今回の祖母「ゆづ」インタビューについて、ネット上では「祖母のいうことが正しい。羽生はお子様すぎた」「孫を甘やかしすぎ」「あれだけ取材するなと言ってるのに、なんで祖母にインタビューしてんだよ」と、祖母の発言の賛否のほか、離婚原因のひとつとされるマスコミによる過剰な取材をまだ続けているということへの批判の声も相次いでいる。

あえて「ゆづを叩いてください」と厳しい言葉を発した祖母の本心は、果たして羽生本人に届いているのだろうか。前回の記事でもあるが、これがマスコミ対策の「偽装離婚」であることを願ってやまない。

【関連】羽生結弦は「8歳年上妻に捨てられた」説の真偽。たった105日で電撃離婚のナゼ、熱狂的ファンとマスコミが“責任押し付け合い”の修羅場