【W杯】日本代表、ベルギーに2-3で逆転負け。ベスト8進出ならず

3日未明に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア(ロシアW杯)で、日本代表は対戦相手のベルギーに2-3で敗れた。

0-0のまま前半を終えた日本は後半3分に原口が、後半7分に乾がそれぞれゴールを決め、2-0とリードしていたが、ベルギーに後半24分、29分と立て続けにゴールを決められ、同点に追いつかれた。

アディショナルタイム4分の表示で後半49分、ベルギーにさらに1点を追加され2-3に。そのまま試合終了となり、日本はベスト8進出を逃した。(随時更新)

image by: charnsitr / Shutterstock.com

外国人労働者に「日本語試験」を。ロシアの惨状を知る識者から警告

6月27日の党首討論で安倍首相は、外国人労働者受け入れ拡大方針を巡り「受け入れ先職場の平均賃金を保証すべき」と表明しました。これについて無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは賛意を表しつつ、ロシアの先例から「言語検定」などで一定基準を設けた賃金設定をすれば良いとし、人種に括らずに、努力をしたものの賃金が報われると実感できる法整備が必要との持論を展開しています。

外国人労働者の賃金を上げろ!にまつわるパラドックス

安倍総理は、「外国人労働者の賃金を職場の平均賃金まで引き上げる」方針を示しました。

首相、外国人労働者の賃金確保表明…党首討論

読売新聞 6/27(水)22:15配信

 

安倍首相は27日の党首討論で、国内の外国人労働者の処遇について、受け入れ先の職場の平均賃金を保証すべきだとの考えを表明した。外国人労働者の不当な処遇を防ぐとともに、外国人受け入れに伴って日本人が職にあぶれたり、賃金水準が低下したりしないようにする狙いがある。

この記事を読んで、「外国人より、もっと日本人を大切にしろ!」と思われた方はいますか? しかし、実をいうとこれ、まさに「日本人にとってとてもよいことなのです。

ある会社に二人の男性が面接にきました。一人は日本人。もちろん、日本語ネイティブで、ペラペラです。もう一人は、日本語カタコトの外国人です。ところが、この会社は、外国人を採用しました。なぜ? 日本人は、「時給1,000円」を要求した。一方、外国人は、「時給500円でいい」といった。それで採用されたのです。

こういうことがつづくと、そのうち低い賃金水準がスタンダードになってしまいます。最初は、「日本人は1,000円、外国人は500円」だったのが、いつの間にか、「日本人も500円、外国人も500円」になってしまう。それで、日本人の賃金水準が下がっていきます。もう一つ、「労働市場に、毎年何十万人も新しい労働力が供給される」という問題もありますね(安倍総理は、50万人の外国人労働者を受け入れると宣言している)。

この受け入れの件はともかく、「外国人の賃金を、職場の平均にあわせる」という話。これが実行されるとどうなるでしょうか

日本人と、日本語カタコトの外国人が面接にきた。会社は、日本語カタコト外国人を500円で雇うことができません。日本人と同じ給料で雇わなければならない。するとどうなります? 面接している人は、「そりゃあ日本語ペラペラの方がいいよな」となり、日本人を採用するでしょう。

このように、「日本人と外国人の賃金水準を同じにすること」は、日本語ネイティブの日本人を有利になるのです。

自動車だけじゃない。ここまで来たシェアリングビジネスの現場

ライフスタイルの変遷等により、今やすっかり市民権を得たシェアリングビジネス。メルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』では著者でMBAホルダーの理央さんが、自動車やオフィスにとどまらないシェアリングビジネスの現状と今後、そしてそこから学ぶべきことをプロの目線で分析・考察しています。

シェアリングビジネスの今後は? ~最新の事例に学ぶこれから準備すべきこと

今号の特集は、このメルマガでも、これまでなんども取り上げてきた「シェアリングビジネス」。ここのところ、毎日のようにテレビや新聞はもちろん、ネットニュースやSNSの投稿などで、見ない日はないくらいの頻度で話題になっている。

私は、2つの理由がこの傾向に拍車をかけている、見ている。1つは、モノへの所有に関する意識が変化していること。「持つよりシェア」といった具合に、市場全体が動いている、と感じられる。

この傾向は若年層の間で顕著で、私のようなバブル世代が消費に対し積極的だったのと対照的に、草食系男子、さとり世代、ゆとり世代をといった、消費することに、ともすれば罪悪感を覚える世代が、買うより借りる所有より共有、といった考えをするようになっているといえそうだ。

もう1つの理由として、ITの進化による提供可能サービスの多様化が挙げられる。ほんの少し前まで、シェアリングといえば、ウーバーのようなタクシーや、シンプルなシェアオフィスといった具合だったが、今では百花繚乱、なんでもシェアリングビジネスになるのではないか、というくらい、業種や企業の歴史に関わらず、多岐にわたって多様化している。

スマホをはじめとするモバイルツールに代表されるハードウエアと、アプリをはじめとする、コンテンツとしてのソフトウエアが、それぞれ進化しさらに市場に浸透していることが、後押しをしている。

シェアリングビジネスはどう進化しているのか?

このような状況の中で、シェアリングビジネスがどう進化しているのかを、シェアオフィス外食のシェアリングそして移動のシェアリング、という3つのカテゴリーでの事例の中で、これまでと比較して変わってきた点、傾向、そして新しく何が付加されているのか、について挙げていく。

まずは、シェアオフィスについて。これまでシェアオフィスといえば、個人事業主や起業家、スタートアップが初期に借りる、というイメージだった。

しかし、今では企業もシェアオフィスを活用しているとのこと。この背景には、働き方改革の影響と浸透もあり、場所を固定して働くことが困難な従業員に、各所に「サテライトオフィス」として用意する、といったニーズもある。

そこには早くも大企業が目をつけており、日本経済新聞(3月20日)によると、多くの企業が参入を開始したとのこと。

三井不動産は「ワークスタイリング」という、シェアオフィスを手がけている。キャッチフレーズは「力になる空間、成果になる空間」契約企業は100社以上、拠点は都内中心に30箇所以上あり、契約した企業の社員は、その全ての拠点を使うことができる。

東急不動産の「ビジネスエアポート」が7箇所、ザイマックスが運営するちょくちょくは、首都圏中心に31拠点といった具合だ。さらに日系企業のみでなく、米国ウィーワークは都内中心に来春までに、10箇所以上に展開を予定するなど、外資系企業も参入している。

大企業が参入してくる、ということは、市場が拡大傾向にあることを示している。そうなるとさらに参入企業が増え、競争が激しくなる。各社、値引きに頼ることなく付加価値で勝負をするという状況に早くも突入したと言える。また、シェアオフィスの台頭により、今の段階では潜在需要が顕在化し、それ伴って、既存テナントの賃料も上向き傾向にあるらしいが、これから参入が増え供給が増加すると、賃料そのものが下がってくる。これこそが、値引き合戦の始まりになるであろう。

同時に市場が増減する可能性も含んでいることにも、現段階から対応しなければならないであろう。

【動画】女性だらけのホテルの部屋にサルが侵入のハプニング!

旅先ではイレギュラーな出来事やハプニングはつきもの。

こちらの動画では、とある女子旅をしていたグループが遭遇したハプニングが収められている。

 

 

ベランダから室内を覗き込むサル。予想外の来客に室内の女性たちもびっくり。

すると人間を恐れることなく、サルは堂々と室内に侵入してきた!

これにはさすがに女性たちもびっくりした声をあげる。

幸いにもサルが女性たちに危害を加えることはなく、化粧台にあったフルーツを拝借して窓の外に逃げていった・・・。

少々危険ではあったがケガがなくて良かった。こんなハプニングも旅の素敵な思い出の1つとなったことだろう。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(RM Videos)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

祇園祭や送り火だけじゃない。 京都通が推す夏の「みたらし祭」

「夏の京都」といえば、祇園祭や送り火がまっさきに思い浮かびますが、その他にも知る人ぞ知る「夏越しのお祭」があるのをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』では、著者で京都通の英学(はなぶさ がく)さんが、「みたらし祭」や「京の七夕」など夏の京都の魅力がたくさん詰まったイベントを紹介しています。

夏の京都を楽しもう

春の桜、秋の紅葉と比べると夏の京都はオフシーズンです。ある時期を除いてはどこも比較的ゆっくりと観光することができます。ある時期とは祇園祭です。これに関しては次回以降シリーズでお伝えします。

モーレツに暑い京都盆地の夏を訪れたい方にいくつか夏の京都のイベントをご案内します。くれぐれも7月の祇園祭8月の五山の送り火期間には宿泊代が非常に高くなるので気をつけて下さいね。京都三大祭で日本三大祭のひとつ「祇園祭」は7月17日に行われる前祭の山鉾巡行と、その直前の宵山行事は大賑わいです。

さて京都では夏越しのお祭がいくつか行われます。有名なのは下鴨神社土用の丑の日前後に行われている「みたらし祭」です。

地元の人はよく「足つけ神事」と言っていますかね。平安時代、貴族が季節の変わり目に禊をして罪や穢れを祓っていたことが起源だと伝わります。真夏にみたらし川に足を浸しロウソクを献灯して無病息災を願う神事です。ちなみに下鴨神社のみたらし川は「みたらしだんご」発祥の地です。

みたらし祭は早朝から夜まで行われています。陽が落ちてからはロウソクの灯りが幻想的に辺りを照らします。参道に露店も出てお祭りムード満天です。今年は行ってみようかと思います。

・開催期間:2018年7月20日~7月29日
・時間:5:30~22:00

いかに嘘つきか浮き彫りにした、加計理事長たった25分の緊急会見

各メディアが大阪北部地震に力を入れる最中の6月19日、さまざまな疑惑の渦中ある加計学園理事長・加計孝太郎氏が緊急で記者会見を開きました。以前より「モリカケ問題」を追及し続けている元全国紙社会部記者の新 恭さんは、自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、この会見について「たった25分で中身はなく、安倍総理の責任を背負う姿勢をみせるためだけに開かれた会見」と指摘。答弁でウソをついた内閣が転ぶのは時間の問題だと分析しています。

加計理事長の「不意打ち会見」に翻弄された地元記者クラブ

渦中の人、加計学園理事長、加計孝太郎氏がようやく「記者会見」らしきものを開いた。

安倍官邸と自民党が、野党のたび重なる証人喚問要求を拒否してメディアから遠ざけてきたその人が、突然、カメラの前に現れたのだ。

会見の時間は、わずか25分だった。最初の5分は学園のあいさつや宣伝のようなもので、実質的な質疑応答は20分だけ。「このあと、公務がありますから」と、加計理事長は足早に会場を去って行った。

午前11時からの会見設定。その2時間前にFAXで記者会見開催の知らせを地元記者クラブ加盟の本社、支局に送りつけ、あたふたと駆けつけた50人ほどの記者を、たった20分の会見でほったらかしにして出ていく

 

地元放送局記者から「なぜこのタイミングで会見を?」と質問された加計理事長は「理事会の中で私も含めた処分をしていただいた。その報告をさせていただくということで」と答えた。

処分というのは、同学園の渡辺良人事務局長が愛媛県にウソの報告をしたと急に言い出したことについてだ。

3年前、加計理事長が安倍首相に面会して獣医学部新設計画を説明した愛媛県の記録文書に記されている。昨年1月20日まで加計孝太郎理事長とは獣医学部新設について一度として話したことはないと言い張る安倍首相の発言と明らかに矛盾する。

これについて渡辺事務局長は「たぶん自分が言ったのだろうと思う。ウソというか、その場の雰囲気で…」と、愛媛県庁へ奇妙な謝罪に訪れ、記録の内容を否定した。

このままでは安倍首相を加計学園が窮地に追い込んでしまうから、渡辺氏がウソをついたことにして、3年前のことはなかったことにしよう。そんな加計理事長の意向を受けて渡辺事務局長が泥をかぶったのだろう。だからこそ、学園として理事長と事務局長の処分をし、恰好をつける必要があった。

その処分内容の発表という名目で、地元記者を集め、加計理事長が記者会見をしたという実績もつくってしまう。姑息な考えだ。

違って当たり前。夫婦ゲンカにならない「自由な時間」の使い方

家族の中で、唯一血のつながっていない関係が「夫婦」です。長いこと夫婦でいると顔つきや喋り方まで似てくるとは言われますが、それでも生まれも育ちも違うのが夫婦。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、お互いの違いを認め合うという、ちょっとの思いやりで日々の時間を心地よく過ごす夫婦のあり方を紹介しています。

自由な時間

さて、本日はみんな大好きなもののお話

西日本は梅雨だというのに大して雨が降りません。それどころか結構暑いので、もう夏みたいな気がします(*^ー゜)。

最近の日本の夏は暑すぎるので、家事も仕事も能率が上がりませんよね。いや、パフォーマンスが上がらないのは、効き過ぎているエアコンのせいかな。

ま、たまの休日には、是非

  • ゆっくり休んで充電

と考えたいですよね。

ところがね(〇_◎)

「ねえ、たまにはお出かけしよう♪

とパートナーに誘いをかけると、

「えー、どこぉ? 家にいたい~

なーんて言われる(T-T)ことがありませんか。

仕事や家事以外の時間、休息やシュミに当てたいわけですが、これをどう使うのか。つまり

  • 時間の使い方

が夫婦間でモンダイになってしまうんです。

夫婦で対立しやすい価値観

  • お金の使い途
  • 子供の教育
  • 衛生観念

だと言われています。ここに時間、特に自由な時間の使い方は含まれていませんが、ワタシ的にはこの三つと同じくらい

  • 大事なテーマ

なんじゃないかと思っています。だってものすごく忙しい日本人にとって、自由な時間はそんなに豊富にあるわけじゃないですからね。しかも、お金や衛生観念などと同じように、時間の使い方って無意識ですからね。

【書評】「脱原発の先進国ドイツを見習え」という考えの大間違い

東日本大震災で発生した原発事故を受け、「原発」と聞くだけで「廃止すべき」と答える「脱原発」な人々は意外と多いと思いますが、原子力エネルギーを日本からすべて失わせることは本当に正しい選択と言えるのでしょうか? 今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、実際に脱原発をしたイギリスなどの事例を挙げてわかりやすく説明した、ある一冊の本を紹介しています。

81tMJVOgQnL

小池・小泉「脱原発」のウソ

金子熊夫・小野章昌・河田東海夫/著 飛鳥新社

金子熊夫・小野章昌・河田東海夫『小池・小泉「脱原発」のウソ』を読んだ。タイトルは版元がつけたのであろうが、小池・小泉などイントロに過ぎない。現在日本の「反原発」の強い逆風の中で、あえて信念をもって「原子力は日本にとって必要不可欠だ」と主張することが、日本人としての務めであると考える、極めて真摯でバランスのとれた内容の本である。

東京都知事、元首相の「原発ゼロ」は非常に無責任である。「一国の長期的なエネルギー政策は、国家百年の命運にかかわる大問題であり、一度や二度の総選挙の争点で終わるテーマではなく、そもそも目先の政争の具にすべきではありません」。小泉は元首相という立場上、それなりの影響力があるから問題だ。

小泉は、いわゆる「核のゴミ」の永久処分場を見つけられないことを挙げて、即時「原発ゼロ」を提唱し、原発問題を争点にして総選挙をやれば自民党は必ず負けると、野党や反原発派を煽りまくる。ならば、日本のエネルギー政策はどうすべきか、原発の穴埋めを何でするのかと聞くと、再生可能エネルギーでできるというだけで、具体的な代案を全く示さない。無責任な言説である。

原子力発電は、郵政民営化といったチープな話とは次元の違う重要問題なのだ。原子力発電は決して制御不能な技術ではない。著者らはもちろん再生可能エネルギーの一層の普及には基本的に大賛成であり、在来の火力、原子力、水力とバランスよく効率よく使っていくことが必要だという。ただし火力の燃料はすべて海外からの輸入であり、毎年3兆円もの国費が海外に流出している。

我々は40数年前の石油ショックのとき、国家的危機を原子力発電で乗り越え、経済大国の地位を得たことを忘れている。燃やせば必ずCO2が出る化石燃料は、地球温暖化の観点から今後一層の規制強化が行われるし、安定して輸入できるかは分からない。原子力は日本にとって必要不可欠なエネルギーなのである。

なぜ中華チェーン「ぎょうざの満洲」は温泉旅館を経営するのか?

埼玉を中心に展開している中華料理チェーン「ぎょうざの満洲」というお店をご存知でしょうか。中華屋なのに旅館を経営したり、餃子がふるさと納税の返礼品になっていたり、とてもユニークな手法で地方や農家の活性化に貢献しているそうです。無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、そんな「ぎょうざの満州」の「愛される企業像」について紹介しています。

「ぎょうざの満洲」は、なぜ“旅館”を経営しているのか?

「3割うまい!!」というキャッチフレーズの中華料理店チェーン「ぎょうざの満洲」をご存知でしょうか? やや古くさい女性店員さんのキャラクターはどうでしょう?

このお店を知っているのは、関東の人と大阪の人兵庫の一部の人だけではないでしょうか。直営店が全82店舗(2017年)もあるのですが、この地域に集中しているため、他の地域の人はほとんど知らないはずです。

ここは、餃子を売りにした、普通の中華料理店なのですが、マーケティングの視点から見ると、ユニークなアプローチをしている、興味深い存在なのです。

有名な中華料理店チェーンであれば、問屋と提携し、大量発注することを条件に、できる限り安く食材を仕入れようとします。しかし、このお店は全国の一般農家と直接取り引きしています。できた作物はすべて買い取ることを条件に、委託栽培しているのです。

これは、食の安全・安心を考えてのことで、自分たちの知らないところで作られたものは使いたくないという思いからです。手間もコストも掛かりますが、農家を助けるためにも、やらなければならないことだと考えています。食べる側のお客さまにとっても、安心の担保となります。

ワールドカップで「賭け」は仲間内でも違法?常習犯には懲役も!

ロシアワールドカップが開催中ですね。ワールドカップは、4年に一度の大きなイベント。サッカー好きの人はもちろん、普段サッカーに興味がない人も夢中になってしまうほどの大きな影響力があります。

ワールドカップの試合を、居酒屋やバーなどで仲間と一緒に試合を観るのも楽しいですよね。その際、『どっちのチームが勝つか』、『どのチームが優勝するか』で賭けをしたことはありませんか?実はそれ、犯罪かもしれません。

ワールドカップの勝敗予想で賭けをするのは法律的にOKなのか調べてみました。

賭け事を禁止する『賭博罪』という罪がある

実は、日本には賭けを禁止する法律があり、公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、宝くじなど)以外では賭け事をしてはいけないことになっています。それは刑法第185条に定められています。

第百八十五条  賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭(か)けたにとどまるときは、この限りでない。

【引用:刑法 – 電子政府の総合窓口 e-Gov

賭け事をしたら50万円以下の罰金に処される可能性があります。どうでしょうか?今まで賭けをしていた人、がっかりしてしまいましたか?

『じゃあ子どものころにやった、勝った方がお菓子を食べていいみたいなじゃんけん、あれもダメなの?』と思う人もいることでしょう。賭け事すべてが犯罪ならこの世のほとんどの人は犯罪者ということに…。

仲間内でたしなむ程度の賭けは認められている。

刑法185条をもう一度読んでみてください。後半部分に『一時の娯楽に供するものを賭けたにとどまるときは、この限りではない』と書かれています。

過去の裁判によると『お金以外のちょっとしたもの、その場で楽しむもの』を賭けるのであれば、一応OKということになっています。

例えばタバコや食べ物、飲み物などが代表的でしょうか。またお金であっても遊び程度の極めて少額での賭けであれば同様に犯罪にはならないと考えられています。

ただし、どこまでがセーフでどこからがアウトなどの具体的な基準はありませんので、積極的に賭けを行うのはおすすめできません。

まとめ

賭けは基本的には認められていないが、その場で楽しめるものを賭ける分には一応認められていることがわかりました。

「予想が当たったら、一杯おごりな。」程度なら問題にならないかもしれませんが、絶対に大丈夫というわけでもありません。

また、

・ネットで賭け仲間を募集する

・高額なお金を賭けてサッカー鑑賞をする

・1日だけ、一度きり、など単発ではなく、繰り返し賭けを行う

・違法なカジノ等で賭博に興じる

上記のような行為は立件されて刑事責任を問われるおそれが大きいため絶対にやめましょう。