渋沢栄一の子孫が説く、日本が国際社会の中で果たすべき「天命」とは

「天命」という言葉がありますが、多くの人は個人に使うものだと考えています。「天が人間に与えた使命」「天のめぐりあわせ」と解釈されますが、これを日本という国に置き換えた時、日本の「天命」とは何を指すのでしょうか。現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一の子孫で、世界の金融の舞台で活躍する渋澤健さんが、世界の中で日本が果たすべき「天命」について述べています。

プロフィール:渋澤 健(しぶさわ・けん)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ(株)を設立し、2008年にコモンズ投信会長に着任。日本の資本主義の父・渋沢栄一5代目子孫。

「人事を尽くして天命を待つ」には想像力が必要

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

地球が拳を上げているのかもしれません。永遠に晴れない靄がかかっているようなコロナ禍。日本列島を襲った記録的な豪雨。ハイチの大地震と台風。そして、アフガン情勢。世界中の多くの人々が苦難や悲劇に陥る様子がニュース画面に次々と映し出され心が痛みます。まるで人類の冒とくに対して、天罰が人間社会へ下されているようです。

およそ2500年前に、孔子は「罪を天に獲れば、祈るところなし」という言葉を残しています。天から罪を受ければ、どの神に祈っても無駄であるという意味です。

イメージ的に「天」とは神様であり、その神様がお怒りである、だから人々は処罰されているということになるでしょう。我々は天からの処罰を、首を垂れて受け続けるしかないのでしょうか。ますます憂鬱な気持ちに陥りそうです。

しかし渋沢栄一は、「私は天とは天命の意味であると信じている」と孔子の訓を解釈しています。「天の命令」と聞くと中世の十字軍や現代の原理主義テロリスト等、多くが血を見るシーンを連想してしまいますが、栄一がここで言う天命は違います。

「人間が世の中に活き働いているのは天命である、草木には草木の天命があり、鳥獣には鳥獣の天命がある。」「草木はどうしても草木で終わらねばならぬもので、鳥獣に成ろうとしても成りえるものではない。」「されば孔子が曰れた「罪を天に獲る」とは、無理な真似をして不自然の行動に出ずるという意味であろうかと思う。」「無理な真似をしたり不自然な行動をすれば、必ず悪い結果を身の上に受けねばならぬに極っている。」【「論語と算盤」天は人を罰せず】

要は、己を知れということを渋沢栄一は指摘しています。そして、己を知った上で、自分に見合った行動をすべきである、と。一方で、「不自然な行動をしない」とは何もしない受け身の状態ではないというが大事なポイントです。

自分に限界があることを知りながらも、むしろ自分が与えられた特徴や能力を駆使して活き活きと生きることが天命です。草木は草木でも活き活きとしたほうが天命を全うしているでしょうし、鳥獣もそうで、人も同じでしょう。

とは言いながらも、「天命」を知ることは容易ではなく、自分自身の天命がわかると言える人はほんの一握りです。また、自分の限界と考えると狭い世界に閉じこもってしまうかもしれません。

しかし「天命」=「自然体」と考えたとき、我々には限界があるかもしれませんが、宇宙まで含む自然は限界がなく、我々が知るのは大自然のごく一部にしかすぎません。わからないから存在していないということではなく、わからないからお手上げで降参することでもない。わからないから問いが生じ、問いに答えようとするからこそ新しい世界が拓けてくるのです。

つまり儒教が唱える「人事を尽くして天命を待つ」の「人事」にはイマジネーション、想像力が要されると言えます。

松本潤&井上真央の結婚後に嵐再結成?「2025年グループ復活説」が有力、櫻井&相葉の入籍で見えたジャニーズ真の狙いとは

日本中を驚かせた嵐・櫻井翔(39)と相葉雅紀(38)の“ダブル結婚”。お相手はどちらも一般女性ということだが、櫻井は慶應大学時代の同級生、相葉は交際歴10年の元タレント女性だという。二宮和也(38)の時とは異なり、ファンの間では祝福ムードが広がっているが、一方で気になるのが残された2人の結婚。どうやらそこには嵐の活動再開にも関わる重大な決断がありそうだ。

嵐・櫻井翔&相葉雅紀のW結婚に日本中が驚き

公式ファンクラブサイトでそれぞれ結婚を発表した櫻井と相葉。2人は今年の年明けから事務所幹部と結婚について話を進め、少しでもファンのショックを和らげようと異例の同時発表となった。

東京五輪・パラリンピックのNHKスペシャルナビゲーターとして大役を務め上げたこと、また発表した9月28日は大安で、一粒万倍日という縁起の良い日だったこともあり、この日のサプライズ発表になったという。

まさかの結婚にメディア各社は一斉に報道。櫻井の“元カノ”である小川彩佳アナ(36)がメインキャスターを務める『news23』(TBS系)でもこのニュースを報じた。

小川アナがどう報じるか注目されたが、ニュースを紹介する際、画面に映りこんだものの言及することはなく、無表情のまま番組は新型コロナのニュースに切り替わった。

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松本潤と井上真央の結婚は2024年が濃厚か

櫻井と相葉が結婚したとなれば、当然残る2人の動向に耳目が集まる。

松本はドラマ『花より男子』で共演した女優・井上真央(34)と長年にわたって交際しているとされ、一時は結婚秒読みだと言われていた。

しかし、2016年の年末にセクシー女優の葵つかさと4年にわたり浮気をしていたことが発覚。松本の不誠実極まりない行為で、井上とは破局したという報道が出たものの、交際はまだ続いているとされている。

嵐が昨年末で活動を休止し、今年1月の井上の誕生日に入籍するのではとみられていたが、何も動きはなくスルー。松本が再来年までスケジュールをびっしり入れたことで、結婚は再び遠のいたとみられる。

「2023年は松本さん主演の大河ドラマが放送されます。NHKは大河の撮影期間中に結婚を発表するというようなことを嫌うため、2022年から2023年にかけて松本さんの結婚は絶対にありえません。そのため松本さんの結婚は2024年になるのではとの情報があります。その頃には松本さんも40歳になりますし、さすがに事務所も認めざるを得ません」(ジャニーズ事情に詳しい芸能記者)

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交際説と破局説が入り乱れる松本と井上。40歳という節目を迎え、大きな選択をする可能性は十分にある。

一方、リーダーの大野は活動休止中の間、度々女性との交際が報じられている。8月には30代前半くらいの女性と千葉県にある人気観光施設「マザー牧場」でデートしている様子をスクープされた。

また、4月には30歳前後の女性と京都旅行へ出掛けていたことも報じられており、どの女性が本命とは言い難い。一部ではさまざまな女性と遊んでいるという話もあるが、この女性と決めれば、自由の身である大野の結婚は早いとみられる。

「ジャニーズの幹部は嵐のメンバー全員の結婚を認めているといいます。年齢的なこともありますし、これまでトップを走ってきた彼らを解放してあげようという気持ちもあるようです。大事なのは発表の仕方。ジャニーズは何よりファンを第一に考えますから、いかにショックを和らげるか、祝福してもらえるかが重要です」(前出・芸能記者)

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松本の仕事が立て込んでいることから、櫻井&相葉の次に結婚を発表するのはリーダーの大野かもしれない。

自民党総裁選・岸田文雄前政調会長が当選。決戦投票で河野太郎ワクチン担当相に勝利

自民党本部で29日午後1時からおこなわれた総裁選挙で、党所属国会議員の投票ならびに28日締め切りの党員・党友票と合わせて即日開票された結果、一回目の投票で岸田文雄・前政調会長が、河野太郎・ワクチン担当相を1票差で上回り、決戦投票の結果、岸田氏が新総裁に選出された。NHKおよび民放各社が速報で伝えた。高市早苗・前総務大臣は3位、野田聖子・幹事長代行は4位に終わった。

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一回目の投票では、議員票で岸田氏が河野氏を大きく上回り、高市氏が2位につける「どんでん返し」があった。党員・党友票では河野氏が1位の得票だったが票数は思ったほど伸びず、合計でも岸田氏が1位、河野氏が2位の状態で決選投票を迎えた。

その後おこなわれた決選投票によって、岸田氏が新総裁の座につくことが決定。事実上、次期内閣総理大臣は岸田氏が就任することとなった。同日午後6時から岸田新総裁による記者会見がおこなわれる予定。

image by: 岸田文雄 - Home | Facebook

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二階幹事長が岸田氏と手を組む仰天奇策!勝ち馬作戦で“憎し”から“推し”に変化、土壇場でキングメーカーの本領発揮

自民党総裁選は29日に投開票され、菅義偉首相の後任となる第27代総裁が選出される。各陣営が電話等で国会議員の支持固めを進めるなど最後の追い込みに全力を挙げる中、驚くべき情報が舞い込んできた。「岸田だけは当選させない」としていた、“岸田憎き”の二階俊博幹事長が最後の最後で岸田氏と手を組んだという。

“岸田憎し”の二階氏に異変?まさかの“岸田推し”に変化

総裁選は河野氏が党員票の半数以上を確保も過半数には届かないとみられ、最終盤に入り決選投票を見据えた駆け引きが激化。第1回投票は1位河野氏、2位岸田氏、3位高市氏、4位野田氏の順になるというのが大方の予想だ。

産経新聞によると、岸田文雄前政調会長と高市早苗前総務相の両陣営幹部が28日夜、東京都内で会談し、決選投票で岸田氏と高市氏のどちらかが河野太郎ワクチン担当相と対峙することになった場合、両陣営が協力することで正式に合意したという。

そんな中、動向が注視されていたのが二階幹事長。二階氏は28日の会見で、誰を支持するかについて問われ「まだ決めていない」と明言を避けたものの、決選投票での二階派の対応に関しては「(派閥でまとまって)対応したくない人は出ていってもらうしかない。ちょっと愚問じゃないかな。こういうプロの世界では」と語った。

これまで二階派は自主投票としているものの、「岸田氏だけには絶対入れない」とされていた。「二階外し」のきっかけを作った岸田氏のことは許さないというのが二階氏の考えで、「岸田じゃなければどちらでも良い」というのが、今回の行動スタンスとみられていた。

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二階氏が土壇場でキングメーカーぶりを発揮か

しかし、最後の最後で状況が一変。

29日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演した政治評論家の田崎史郎氏は「28日の夜10時半頃、ある自民党の幹部に電話したら、二階さんと憎き岸田さんが手を握ったと。二階さんには岸田さんに対する不満はあるが、二階さんは『勝ち馬に乗る、負け馬には決して乗らない』。勝ち馬に乗って権力や人事の分け前を味わおうという狙いがある」と語った。

さらに、フジテレビ政治部官邸キャップの鹿嶋豪心氏も取材で「岸田さんに1回目の投票から寄せていき、2回目の決戦投票でほとんどを岸田さんに入れたいという方針になっていることがわかった」とした。

26、27日の2日にわたって安倍氏と二階氏、さらに二階派のベテラン議員の3者会談が行われたといい、この場でそれぞれの意向を確認。

「安倍さんは河野さんには絶対にしたくない、高市さんでいきたいけど、2位になる可能性が低い。そのため、最終的に岸田さんでまとめたいと3者の間で一致した」と解説した。

どうやら二階氏は“岸田憎し”の感情を一旦捨て、岸田氏が首相になった場合の二階派議員のポストを条件に、まさかの“岸田推し”に変わったとみられる。

土壇場での本心転換。総裁選では影が薄いとされていた二階氏が、最後の最後でキングメーカーぶりを発揮したようだ。

果たして、派閥の領袖たちが思い描くようなシナリオになるのだろうか。

党所属国会議員による投票は29日午後1時から都内のホテルで行われ、党員・党友票と合わせて直ちに開票。午後2時20分頃に1回目の投票結果が発表された後、決選投票に移り、午後3時40分頃には最終結果が判明する見通しとなっている。

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なぜ日本人の給料は韓国人より年間38万円分も少なくなったのか?

OECD加盟35カ国(2018年以降加盟の3カ国は除く)でこの20年間に賃金が下がったのは日本だけという事実を以前から指摘し、給料のアップがなければ経済成長もないと声を上げてきた、元国税調査官の大村大次郎さん。第2次世界大戦後に奇跡の復興を果たした日本は、なぜ再びこのような惨状に陥ってしまったのでしょうか。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では、「購買力平価」で賃金を比較すると、日本人は韓国人より年38万円分も賃金が安く、それだけ生活が苦しいというOECDの衝撃の調査結果を紹介するとともに、その元凶を「所得倍増計画」の時代から遡り暴くことを試みています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』の2021年9月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

 

日本人の給料が韓国より安くなったワケ(前編)

最近、衝撃的なデータが発表されました。2020年のOECDの調査によると、日本人の給料は韓国より安いということが判明したのです。OECD加盟国の中で、日本の平均賃金は22位であり19位である韓国よりも年間で38万円ほど安くなっているという結果が出たのです。

このOECDの調査は名目の賃金ではなく「購買力平価」です。購買力平価というのは、「そのお金でどれだけのものが買えるか」という金額のことです。賃金の額面とともに、その国の物価なども反映されます。つまり「その賃金の購買力を比較している」というわけです。ということは、日本人は韓国人よりも、38万円分も生活が厳しいということになります。なぜこのようなことになっているのでしょうか?

それはこのメルマガで何度も述べていますように、政治と財界のせいです。バブル崩壊以降、日本の財界は、雇用をおろそかにしてきました。日本は、この20年間先進国の中で賃金が上がっていない、ほぼ唯一の国です。また賃金を上げないだけではなく、非正規雇用も増大させました。先進国の中で、日本は突出して非正規雇用が多い国なのです。その結果が、「韓国よりも賃金が安い」という状態になったのです。

高度成長期の日本は雇用を何よりも大事にしていた

そもそも日本は、「雇用や国民生活を大事にする」ということで、経済成長をしてきた国です。高度成長期を象徴する出来事に「所得倍増計画」というものがあります。所得倍増計画というのは、その名の通り国民の所得を倍増させるという経済政策です。つまりは、国民の懐を潤すことに主題を置いた経済政策であり、こういう国の方針が日本に高度経済成長をもたらしたのです。

昭和35年(1960年)に池田勇人首相によって発表された所得倍増計画は、10年間で国民所得を26兆円に倍増させることを目標にしたものでした。実はこの所得倍増計画が発表された当初、経済学者、有識者の中は「何を馬鹿げたことを」というような意見を言うものも多かったのです。戦争に負けて、大きなダメージを受けた貧しい日本が、そんな奇跡のような経済成長ができるわけはない、ということです。しかし、そういう懸念をよそに、その後の日本経済は予想以上に成長し、国民所得は7年で倍増に達しました。

 

河野氏が総裁選で炙り出した、日本を破滅させる軍拡論者と守旧派の正体

9月17日の告示から13日の選挙期間を経て、いよいよ29日に投開票が行われる自民党総裁選挙。4名の立候補者がそれぞれに独自性を強調した政策を訴えてきましたが、日本の未来を任せるに足るのは一体どの候補なのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住作家の冷泉彰彦さんが、総裁選のこれまでの流れを振り返りつつ、各候補を比較。その上で、選挙戦を通じ日本を破滅に追い込む抵抗勢力を暴き出した河野太郎氏を、高く評価しています。

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※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2021年9月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

 

総裁選直前、各候補を比較する

自民党総裁選は、本日29日に投開票となります。小規模な党内選挙にしては異例に長期間に渡ったこと、総選挙を目前に控えていることから議席の危機を感じた各地方組織や各議員が「間接的に民意を強く意識」したという条件が加わったことで、「面白い」選挙になっています。ですが、自民党がより有権者にアピールする党に脱皮するには、やはり時間をかけた本格的な予備選というのが必要なのだと思います。

今回の総裁選は、残念ながらその点で「尻すぼみ」といった印象は免れません。というのは、終盤に来て「いつもの病気」、つまりテクニカルな「2位・3位連合」がどうとか、「票の貸し借り」がどうとかいう低レベルの議論が出てきたからです。この種の議論というのは、正に党員や民意をバカにしたものであり、こうした姿勢が何度も再現されては党への有権者の信頼は崩れてしまうと思います。

それはともかく、これまでの選挙戦を通じて見えてきた、各候補の特徴に関して、選挙直前のこの時点で寸評という形で議論の材料をご提供しておきたいと思います。

河野太郎候補

善戦していると思います。選挙戦を通じての予想外の風圧にもよく耐えていると思われ、今回は他の候補に譲るにしても数年後の河野政権へのステップとなったと思います。

改めて思うのですが、無駄な軍拡競争という経済破滅の道を断ち切り、同時に経済、とりわけ生産性向上を目指した徹底した構造改革を行うというのは、現在の日本に置いて、国家生存のための「唯一のセット定食」だと思います。

これを断行することに対しては、勿論、軍拡競争の拒否というのは軍需という公共事業に群がる人々、そして軍拡しないと安心できないという対外恐怖症世論による激しい抵抗に合うのは予想できた問題です。

また構造改革への抵抗というのは、改革により失職する可能性を感じている層と、改革により過去の自分の栄光(例えば「紙を操作するだけの事務員として40年勤め上げた」など)を否定されるようで嫌だという層が想定できます。更に世の中が変わることへの漠然とした恐怖ということもあるでしょう。

いずれにしても「軍拡論者+守旧派」というグループが、日本を破滅に追い込むであろう最大の抵抗勢力であり、このグループをいかにして「切除する」のかが、喫緊の課題だということを、河野氏は暴き出したと思います。そして、その抵抗勢力が実はそれほどシャープでもないし、パワーがあるわけでもないことも暴露できたのではと思います。

その意味で、今回の選挙戦というのは手応えがあったという総括で良いのではないでしょうか。尚、個人的には日本の改革に関して言えば、エネルギーと財政規律を中心に良い議論ができた一方で、教育や公用語の問題は手がついていませんでしたが、この2つの問題は、生半可な格好で世論と対話するのではなく、権威と権力を獲得した時点で進めるしか道はない種類のものですので、今回争点化させなかったのは、それはそれで上策だったのではと思っています。

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真夜中のオアシス「ラーメン屋台」が絶滅危機。このまま消えてしまうのか

かつては夜鳴きそばとして親しまれ、全国至るところで見られたラーメン屋台。しかし今、そんな日本の食文化のひとつが絶滅の危機に瀕しているようです。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、昭和40年代には200軒を数えた関西の屋台数が、今やたったの10軒を残すのみとなってしまったというショッキングな事実を紹介するとともに、その行く末を憂えています。

絶滅!?屋台ラーメン。真夜中の小さな幸せは、いつまで続く?

飲みに行った後、残業の帰り、眠れない夜。ラーメン屋台の灯りを見つけたり、チャルメラの音を聞くと、なぜか嬉しくなったものです。夜遅く食べることは、ほんの少し罪悪感はあるものの、独特な楽しさがあり、その魅力を一度知ると、もうやめられません。また、屋台のラーメンは、専門店や町中華のそれとは違い、屋台でしか味わえないものです。しかも、夜中に食べることが多いので、美味しさも倍増します。

誰もが知っている、この屋台ラーメンが……と言いたいところですが、若い人たちは知らないようです。それは時代の流れで、屋台が減ってきているからです。少なくなっているだろうとは思っていたものの、まさかそこまで、というほど激減しているのです。

昭和40年代。関西には約200軒のラーメン屋台がありました。ところがいまでは……。これが驚きの数字なのですが、そうなった理由は、どうすることもできない、仕方のないことかもしれません。

コンビニの出店・拡大。何かを食べたい、何かを飲みたい時は、近くのコンビニに行けば、すぐに手に入ります。しかも、24時間。そんな便利なお店があっては、ラーメン屋台を待ち望む人が少なくなるのも当然のことです。

その結果、関西のラーメン屋台は、10軒となってしまいました。関西全体で、たった10軒です。想像を超えていました。普段は食べないものの、ふとした時に食べたくなるものなので、そこまで少なくなっているのは、寂しくもあり、悲しくもあり。このまま無くなってしまうのでしょうか。

その中の1軒。兵庫県尼崎市から伊丹市にかけて走る「阪神軒」は、いまなお多くのファンを持っています。創業46年。午後7時~午前2時ごろまで、懐かしいチャルメラを流しながら、ファンの待つ場所へ向かいます。

ほぼ7時間の営業に加え、仕込みに3~4時間掛かっているので、11時間働き通し。しかも、豚と鶏の骨からスープを作り、チャーシューも自家製。他の屋台では、粉末スープを使うところもあるのですが、ここの店主は一から手づくりしています。決して楽な仕事ではありません。

昔ほど売れるわけではないので、かなり厳しい状況に陥っています。しかし、もうすぐ70歳を迎えようとしている店主は、やめようとはしません。お客さまは、ほぼ常連さん。決まった曜日、決まった時間、決まった場所で待つお客さまもいれば、営業している場所にわざわざ車で向かうお客さまもいます。

また、居酒屋から電話が入り、「お客さまが食べたいと言っているので、来て欲しい」という依頼もあります。個人宅からの電話依頼も。昔のように、“流す”というスタイルではなくなっています。それだけ常連さんが多く、常連さんで持っているとも言えます。中には、週に5回食べるという人もいます。何年も前から週に1度の楽しみだという人も。

あの書道家・武田双雲が指南、“ラッキーが集まる人”が普段考えていること

力強い書と親しみやすいキャラクターで、幅広い層からの人気を得ている書家の武田双雲さん。そんな双雲さんのメルマガ『武田双雲の極上機嫌になるための言葉』が9月20日に創刊されました。今回はその記念として、双雲さんが仏教の説話をわかりやすく解説するとともに、「恵み」が集まる心の持ち方を指南している創刊号を特別に公開します。

 

仏教説話「天国と地獄は自分の心が決めている」の物語と独自解説

おはようございます。いよいよ始まりました!メルマガ『武田双雲の極上機嫌になるための言葉』。『上機嫌のすすめ』という本の中からあらためて意味深い箇所をピックアップして解説していきます。

仏教にはこんな説話があります。

 

天国と地獄の話。3人1組で自分の腕より長いスプーンを持ってスープを飲まなければなりません。

 

スプーンの柄が長いので自分ではスープを飲むことができません。どうすればスープを飲めるのか。

 

地獄では、そのうち奪い合いが起こります。3人でスープを奪い合って結局、自分たちのスープをみんなこぼしてしまい、隣のスープを奪いにいく。次々にスープを奪い合い、みんながガリガリに痩せていくのです。

 

逆に天国では、「どうぞ」とお互いに声をかけ合い、それぞれがスプーンでスープをすくって相手に飲ませ合っているのです。たまに隣のスープと交換したり、うまく混ぜ合わせたりするのです。そうしたらスープは味に深みが出てより美味しくなっていくのです。

これは、説話に双雲が脚色しています。

たとえ話としてわかりやすいですが、僕らが生きている現代社会も同じことが起きています。

奪い合えば、大変なことが次々と起こります。地獄の始まりです。

奪い合いというと、そんなことしてる人少ないんじゃないかと思いがちですが、現代語でいううと「テイカー」と言われる人も実は奪い合いの世界にいます。

たとえば

  • 会社から給料をもらうことばかり考えている
  • 自分の評価ばかり気にする
  • 人から褒められるために頑張ってる

これらもテイカーとなります。敵だらけ、疑心暗鬼、不安でいっぱいになります。常に緊張状態が強いられます。

一方で天国に住んでいる人はいつも分かち合ってるので、どんどんラッキーが集まっています。

たとえば

  • 人が喜ぶことばかり考えている
  • 自分が貢献できることをいつも探っている

これが天国めがねをかけている人の世界です。

味方だらけ、良縁に恵まれ、安心と喜びで満ち溢れています。

同じ日本という現代社会に生きていても天国と地獄に分かれていくのです。

これも仏教用語にあるのですが

「天国と地獄は自分の心が決めている」

先程のスープの説話でも環境は同じでしたよね。

なんであの人はやってくれないんだと不満でいっぱいの人よりどうやってあの人を喜ばせようとワクワクしている人のところに恵みは集まります。

今いちど、自分の心の中にある天国と地獄を客観的に見て整理し直しましょう。

できれば天国の方が良いですもんね\( ?o? )/

武田双雲でした!

 

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我が子を「親ガチャ」などと言い出す子どもにはさせない方法

テレビでもよく取り上げられる、中高生の間で流行している言葉「親ガチャ」。子供が自分の親を非難する際に使われる言葉のようですが、親からするとショックの大きい言葉であることは間違いありません。そこで、今回の無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』では、著者であるパピーいしがみさんが「我が子が親ガチャのようなひどい言葉を使っていたらどう対応するか」について論じています。

親ガチャ

こんばんは。パピーいしがみです。

お彼岸と十五夜が終わって、朝晩がかなり涼しくなりましたね。暗くなるのもどんどん早くなって、秋が訪れているな~と感じます。

コロナも収まってきて、急激に感染者が減っているようですが、そこで今、よく耳にするのが「親ガチャ」という言葉です。テレビでも取り上げられて、議論をされているので、ご存知の方も多いと思いますが、私が初めて聞いたのは、約半年ぐらい前の事でした。

「親ガチャ」とは、カプセルトイの呼び名「ガチャ」と、子供は親を選べない、という意味を掛けて、子供が親を非難する言葉として「親ガチャ失敗」のように使うのだそうです。

これを聞いた時、なんと酷い言葉が生まれたものだと、久々に落胆というか、怒りを通り越した虚しさを感じました。もし子供からそんな言葉を聞いたら、親としては膝から崩れるほど大変なショックを感じると思います。

私がその言葉を聞いたのは、ヒロさんからのこんなご相談でした。

パピーさん、こんにちは。今日は、お聞きしたいことがあってメールを差し上げました。お急ぎやお困りのご相談が多かったら後回しで結構です。

コロナになって、あまり人と会うのもはばかれるので、姉とズームで話をするようになりました(姉には高校生の女の子と中学生の男の子がいますが、パピーさんを紹介してくれたのはこの姉で、二人の子供もいい子たちです)。

「実家で暮らす父母を時々見に行きたいけど、今年もちょっとね~」なんて話をしていた時、姉が「そうそう。親ガチャって知ってる?」と言い出しました。

もちろんそんな言葉は初耳だった私は「え、何それ?」と聞くと、「今ね、高校生ぐらいで普通に使っている言葉みたいで、もっとお金がある親だったら?とかもっと美形な親だったら?とか、もっと自由にさせてくれる親だったらよかったのに…みたいに親を『当たり』とか『はずれ』の意味で使っているみたいなんだよ。『親ガチャはずれ』とか『親ガチャ失敗』みたいに。どう思う?」と。

私はびっくりして「なにそれ?ひどくない?」「〇ちゃんがそんな風に言うの?」と聞きましたら、「ウチは言わないけど、この前部活のメンバーを車に乗せた時に、子供たち同士で盛り上がっていて、後で〇に聞いたら、そういう意味なんだって。私もびっくりしてさ、何~親を当たりとかはずれとか言ってんの?それっておかしくない?」と言ったら「だから私は言ってないじゃん!」と怒って、話はそこで終わったそうです。

深田恭子、再び休養か。スピード復帰が裏目で再発の危険性、噂のお相手との結婚も破談?強すぎる責任感が仇に

女優の深田恭子(38)が27日、都内で行われた映画『劇場版 ルパンの娘』(10月15日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。今月2日に活動再開を報告して以降、公の場に現れるのは初。約4か月ぶりとなる公の場で笑顔を見せた。しかし、見るからに体調は万全とはいえなそうで、早すぎるスピード復帰に疑問の声があがっている。

映画『ルパンの恋』PRで深田恭子が復帰も心配の声

深田は2020年春ごろから体調を崩しがちになり、2021年5月に入り医師から適応障害と診断され、芸能活動を休止していた。

復帰までは時間がかかるとみられていたが、自身のインスタグラムで2日、突然の復帰報告。胸元が大きく開いたセクシーなドレスで登場したことから、多くの人たちを驚かせた。

「公開を間近に控えた映画『ルパンの娘』に合わせた復帰とみられます」と語るのはスポーツ紙の芸能記者。

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「映画が公開するのに主役が不在のプロモーションとなれば、興行的に大きく影響するのは目に見えています。制作したフジテレビとしては『戻ってきてもらわなければ困る』というのが本音でしょう。事務所側はもう少しゆっくり休ませてあげたいと思っていたはずです」

『ルパンの娘』は2019年と2020年に連続ドラマとして放送されているが、第1シリーズの平均視聴率は7.1%、第2シリーズは5.7%とお世辞にも数字が良い作品とは言えず、打ち切り説まで出ていたほどだ。

にもかかわらず、それをごり押しして映画化した経緯がある。そのため、制作サイドとしては何が何でも映画を成功させなければならない。ドラマの視聴率が悪かった『コンフィデンスマンJP』を映画化してヒットした前例がフジテレビにはあり、『ルパンの娘』は二匹目のドジョウを狙った形だ。

「適応障害は一般的な認知度はあまり高くありませんが、うつ病と同じくらい多く見られる病気です。なので、本来はしっかりと休養させてあげなければなりません。でも、フジテレビにも失敗できない事情がありますから、早期の復帰を相当粘って交渉したはずです」(前出・芸能記者)

そこには事務所としても断り切れない理由もある。

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深田恭子が早期復帰を決断せざるを得なかったワケ

深田は主演する予定だったドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)を降板。突然の事態に大慌てとなったフジテレビは、代役として女優の比嘉愛未(35)を立てたものの、平均視聴率は4.8%と大惨敗した。

病気とはいえフジテレビ側に迷惑をかけてしまったことは事実で、深田の早期復帰を断れない事情もあった。いわば“借り”があったのだ。

「おそらく責任を一番感じていたのは深田さん本人でしょう。深田さんはのほほんとした性格ですが、誰よりも責任感が強い女優。長年、第一線で主演を張ってきただけに、相当なプロ根性を持っています。逆をいえば、その思いが仇となり、無理をし続けてしまったことが適応障害の原因でもあるわけですが…」(同・芸能記者)

また、女泥棒にこの2年間どっぷりハマったこともあり、深田の『ルパンの娘』に対する思い入れは強烈。ドラマは視聴率が振るわなかったため、映画版で挽回したいとの思いもあったようだ。

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強い責任感と自信を取り巻くさまざまな事情から、早期の復帰を果たした深田恭子。しかし、今後はさらに大変な出来事が待ち受けているかもしれない。