現役教師が提案。日本人の同調圧力を逆用し「いじめ」を無くす方法

今、全国のいじめ認知件数が過去最多になったというニュースが話題となっています。なぜ、いじめがここまで増えているのでしょうか? 現役小学校教諭の松尾英明さんは自身の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』で、「これは学校が陰湿化しているわけではなく、その逆」で、些細なことまで学校が「いじめ」として取り上げるようになったからだと、その理由を解説。さらに、いじめ行為は「同調圧力」をうまくつかうことによって減らすことができるのではないかと提案しています。

同調圧力は「使い方」次第

他人と近づく空間では、必ずマスクを付けるようになった。誰しもが、そうする「当たり前」の話である。

なぜマスクをするのかというと、自分の身を守るためでもあるのだろうが、他人のためにもなる。周りの人の安全・安心のためである。手洗いもそうで、自分のためだけでなく、他人のためでもある。

みんながそうしている。これは、みんなが他者への思いやりがあるから、と思いたい。

しかしながら、そうではないのかもしれない。空気である。そうしないと、自分が白い目で見られる、という意識である。同調圧力というものである。

そう考えると何だかよくないもののように聞こえるが、これは意味がある。同調圧力は、心の在り様に関係なく、一定の行動を引き起こす。逆にここへの反発心が強い人は、そのせいで無益な諍(いさか)いを起こす傾向もある。

ところで、「心の教育」が叫ばれて久しいが、一向に望ましい効果が出ていない。それもそのはず、心というものが外部から変化させられるものではないからである。

一方で、行動というものは、心とは別に外部からの働きかけで変化が起こせる。卑近な例を挙げると、優先席が必要と思われる人が近くにいる場合、そこにほとんどの人は自ら座ろうとしない。周りの目が気になるのが普通だからである。

常識や同調圧力は、本人が道徳的であるかどうかとは無関係で、社会的に望ましい行動を引き起こす。ここが一つポイントである。

要は、どこを変化させるか、というところである。心のようにコロコロ変わって、かつ外からは支配・コントロールができないものがある。そこを直接どうにかしようとするから、無理が生じる。

変えられるのは、行動である。道徳的どうこうは関係なく、慣習に沿って動いている。新しい慣習ができれば、そこに合わせた新しい行動様式をとる。

「何をやろう?」が命取り。仕事で成功する人はまずコレを決める

もっと仕事で成果を上げたいと思った時、そのために何か新しいことを始めようと考えるのが一般的ではないでしょうか。しかし、それ以前に「決めるべきこと」があるようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、「まずはやることよりもやらないことを決めるべき」として、その理由を解説しています。

売上を上げたければ

売上を上げたいと思う人がいるなら、最初にやるべきことは、「やることを決める」のではなく、「やらないことを決める」ことです。

売上だけではなく、仕事で成果を出したいと思う時全般に言える話なのですが、ほとんどの人はまず「よし、これから何をやろうか」ということを考えようとします。ですが、これでうまくいくという人は、思いのほか多くはありません。なぜなら、今すでにやるべきことで溢れかえっているからです。

今の自分の仕事、そしてプライベートでの行動を思い返してみてください。1日は24時間しかなく、これはすべての人類にとって平等に与えられています。その24時間という時間の中で、仕事をしたり、プライベートを充実させたりとしているわけですが、24時間で満ち足りているということはほとんどなく、誰もが時間に追われています。

終わらない仕事があり、友人、知人との約束があり、人によっては育児や家事がありと、やることは山積みなはずです。

そんなところへ、「よし、何かやろう」と意気込んで、勉強をしようとか、何かのトレーニングをやってみようとかしても、すでに時間に追われているのですから、結局何日かすれば、他のことに時間を圧迫されてできなくなっていきます。これでは、いくら売上を上げようと努力をしようとしても、一向に前へ進みません。

だから、まず最初にやらないことを決めてしまうのです。

例えば、今やっている仕事の中で、惰性でやっているようなことや、もはや必要性のなくなったこと、自分ではなく、他の誰かに任せてしまう方が良いようなことというのがあります。これらを見つけて、自分がやらなくて良いようにしてしまえば、その分、自分には余裕が生まれてきます。そこを、何かを学ぶ時間に充てたり、何かトレーニングをする時間に充てたりすれば良いのです。

商品知識をつけるために、1日1冊雑誌を読んでトレンドを学ぶと思っても、その時間をきちんと設けられないとしたら、まず続くことはありません。だったら最初からその分の時間をしっかり確保できる態勢を作ってから取り組めば、できるようにもなってきます。

仕事をしている時も同じで、1日のスケジュールがパンパンで全く空きがないという状態が続けば、今ある仕事を進めることはできても、何か新しいことを考えたり、取り組むということはできなくなります。これも同じ、やっぱりどこかに空きを作っていかなければ、同じことを繰り返していくだけになりかねないのです。

売上を上げるには、新たな接客法を取り入れる、これまでやっていなかったことを練習してできるようにしていくなどの方法が、どこかでどうしても必要になってきますが、それすらできる余裕がどこにもなければ、どうしようもありません。

まずは、やることを決めるよりもやらないことを決めてしまう。その順序で考えてみてはいかがでしょうか。

今日の質問です。

  • 自分の1日の中で、必要のないこと、やめても良いことはありませんか?
  • それらをやめて、次にどんなことをしますか?

image by: Shutterstock.com

嵐・松本潤がテレビから消える?活動休止後に井上真央と電撃結婚か

人気アイドルグループ「嵐」の活動休止まであと2カ月。11月3日に配信される無観客ライブ『嵐フェス』の事前収録で、プロ野球中断騒動を起こすなどしてしまった嵐だが、ここへ来て活動休止後のメンバーの個々の動きが明らかになってきた。しかし、その中で一人だけ、活動が見えてこないメンバーがいる。松本潤だ。

活動休止後のスケジュールが未定の松潤

嵐がどのような形で活動休止に着地するかはまだ不明だが、大方の見方としてはNHKの『紅白歌合戦』の出場を最後にするものと見られている。これから嵐としてのフィナーレを盛り上げていくことになり、ジャニーズも事務所を上げて、年末までは嵐一色で押していくだろう。

気になるのは、活動休止後のメンバーたちの動き。

周知の通り、リーダーの大野智は芸能活動の休止を発表。レギュラー番組を抱える櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也はそのまま出演を継続し、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の後継番組は櫻井が、『VS嵐』(フジテレビ系)の後継番組は相葉が引き継ぐことになっている。

一方、松本潤だけはその活動が明らかになっていない。

主に俳優としての活動をメインとする松本は、個人としてのレギュラー番組がない。それゆえ、現在メンバー全員で出演する2番組が年内で終了すると、松本の姿をテレビで目にする機会がなくなってしまうのだ。

そんな活動休止後の松本をめぐり、ある3つの説が浮上している。

嵐・松本潤 活動休止後の道①「井上真央と結婚説」

松本はドラマ『花より男子』で共演した女優・井上真央(33)と長年にわたって交際しているとされ、一時は結婚秒読みだと言われたこともある。

破局報道もあったが、まだ交際は続いているといい、嵐の活動休止をきっかけに、いよいよ男としてのけじめをつけるのではとの見方が広がっている。

ドラマで出会ってから15年。井上も33歳となり、女性としては答えを求めたくなるだろう。

嵐では二宮が昨年11月に元フリーアナウンサーの女性と結婚。前例もでき、グループも活動休止なら、結婚へのハードルも下がっている。タイミングとして最適なことは間違いない。

松本も来年38歳となることから、結婚をしても何らおかしくはない。松本と同世代の仲が良い俳優仲間たちは続々と結婚しており、活動休止後すぐの決断もあるかもしれない。

被害者はあのセクシー女優!中目黒タワマン強盗、犯人逮捕も深まる謎

26日午前10時半ごろ、中目黒駅前のタワーマンションに男2人が宅配業者を装い、現金600万円を奪った強盗事件で、警視庁は少年3人を逮捕した。被害に遭った女性はセクシー女優として活動する里美ゆりあさんだったことがわかり、その恐怖を証言している。

なぜ犯人はピンポイントで強盗に押し入ったのか

宅配業者や点検業者を装い強盗に及ぶ被害が増える中起きた、東京・目黒のタワマン強盗。高級住宅街にあるタワーマンションが狙われた強盗事件だが、そこにはいくつかの疑問点が生じる。

まず、被害者宅に現金600万円もの大金が保管されていたこと。いくらタワマン住人とはいえ、大金をそのまま家の中に置いているということは考えられない。そのため、被害に遭った女性宅に、「現金があることを最初から知っていたのでは」との推測が成り立つ。

もう一つは、このタワーマンションの1階に交番が併設されていること。これから強盗に押し入ろうとする人間が、わざわざ交番があるマンションを狙うはずがない。そんな危険を冒してまで侵入するのであれば、よほど成功率が高いと考えていたということだろう。

これらのことから、初めからこの女性宅に狙いを定め、事前の行動確認や情報収集を入念に行っていた可能性があるといえるかもしれない。

中目黒タワマン強盗の被害者は里美ゆりあさん

そこへ17~19歳の少年3人が逮捕されたとのニュースが飛び込んできたが、事件は意外な方向へと発展した。被害に遭った女性が、セクシー女優として活動する里美ゆりあさんだったことが明らかになった。

里美さんはTBSニュースの取材に対し、「(犯人は)段ボールを持っていた。荷物に目を奪われている間に来た。『ギャー』っと叫んでドアを閉めたんですけど、力づくで入ってきました」と、その恐怖を語っている。

里美ゆりあさんといえば、数々の作品に出演経験のある人気セクシー女優で、長年に渡り業界で活躍。2014年6月には東京国税局から2億4500万円の所得隠しを指摘されたこともある。1億7000万円の追徴課税を受けたことで話題となった。

こうしたことから、犯人は里美さんが大金を持っていることを知り、最初から里美さんに狙いを定めて強盗に及んだ可能性がある。

事件の裏に潜む複数の疑問点

しかし、さらにいくつかの疑問も残る。

いくら里美さんが大金を所持しているとはいえ、まさか自宅に現金を保管しているとは誰も想像できない。この情報を犯人はどこで知り得たのか?里見さんについてなぜそこまで詳しいことを知っていたのか?

また、逮捕された17~19歳の少年がこれらの情報を知っていたことにも首をかしげる。ましてや、里美さんの自宅住所を突き止めることなど簡単なことではない。

今回逮捕されたのは少年3人だが、もしかすると裏にはもっと大きな力が動いていて、里見さんは彼らにターゲットとされてしまったのかもしれない。

昨今起きている宅配便を装った事件とは、少し様相が異なりそうな今回の事件。警視庁が事件の詳しいいきさつを調べている。

二階幹事長「聞いてない」17連休に不快感。国民唖然の自民内輪もめ

自民党の二階幹事長は年末年始が最大17連休になる休暇案について、「まだ西村経済再生相から聞いておりませんから、真意がどこにあるのか、まだ十分理解しておりません」と述べ、不快感を示した。

二階幹事長が17連休案に不快感

これは西村康稔経済再生担当相が23日、「年末年始の休みを1月11日の成人の日まで延ばすよう企業に要請する」と発表したことを受けたもので、二階幹事長の発言は党内で意見がまとまっていないことを露わにした。

【関連】年末年始の17連休案は「空気読めてなさすぎ?」菅内閣の盲点とは【2020-2021】

西村経済再生担当相の突然の発表には、二階幹事長のみならず複数の自民党幹部から「いったい、どうなっているんだ」「西村経済再生相から報告は全くない」などという声が上がっていて、政府と自民党内で亀裂が発生しているとの見方もある。

スケジュールの調整次第では17連休も可能となる今回の休暇案は、恩恵を受ける業種がある一方、派遣社員やパート・アルバイトで生計を立てている人たちにとって死活問題となるため、否定的な意見も目立つ。

帰省や初詣など人が集中しないように分散させるとの意図の休暇延長案だが、個人消費を喚起させるための景気拡大が狙いではないかと指摘する専門家もいる。

【関連】休暇の皮をかぶった自粛要請?突如浮上した年末年始17連休に「給付金は?」の声

西村経済再生相は真意が十分に伝わっていなかったとして、改めて年末年始の休暇について説明する考えを示したが、「思いつき」の連休案は今後さらに波紋を広げそうだ。

image by: 自由民主党 - Home | Facebook

「学術会議を悪党に」暴かれた菅首相とその仲間たちの7大デマゴギー

首相から会員任命拒否についての納得できる説明がなされるどころか、閣僚経験者や一部識者等から猛烈な批判を浴びるに至った日本学術会議。しかしその多くが、「ウソやデマ」であることが判明しています。ジャーナリストの高野孟さんはメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で今回、それらの中から菅首相本人の言を含む「7つのデマゴギー」を徹底検証。さらに、学術会議が首相の足元に置かれた真の意義を改めて記しています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2020年10月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

学術会議問題で嘘を撒き散らす菅義偉首相とその仲間たち――7大デマゴギーを検証する

1.105人の推薦名簿は見ていない?

■ 菅義偉@朝日新聞ほかとのインタビュー、10月9日

日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人を任命しないという判断は安倍前政権ではなく現政権で下した。6人を除外する前の推薦者名簿は見ていない。

● これは、自身の責任を免れたいという心情から口走ってしまった大失言。じゃあ6人を名簿から削ったのは誰なんだということになるに決まっているのに、それへの答えを準備することなくその場で口走ってしまったことは明らかで、つまり彼の答弁能力の貧しさというよりも、はっきり言って余りの頭の悪さを露呈してしまった。6人を名簿から削ったのは杉田和博官房副長官であることがたちまち判明し、今度は安倍・菅両政権の官邸を実質取り仕切っているのは警察官僚であるという「警察国家」的な実態が晒されることになった。

2.現会員が後任を指名できる?

■ 菅義偉@内閣記者会会見、10月5日

現在の会員が自分の後任を指名することも可能。推薦者をそのまま任命してきた前例を踏襲して良いのか。

■ 菅義偉@ジャカルタでの記者会見、10月21日

日本学術会議の会員選考は、現在の会員が後任を推薦することも可能な仕組み。

● 菅首相が一知半解の法律知識で判断し発言していることの証拠。当初、彼は学術会議からの推薦通りに任命しなかった理由として、「現在の会員が自分の後任を指名することも可能」になっていて、そのような閉鎖的仕組みで指名された人が推薦され、それを首相がそのまま任命してきた前例を踏襲する必要はないという趣旨のことを述べた。これはまるっきり事実誤認で、実際には現会員210人と連携会員約2,000人が各自2人まで推薦し、そうすると4,000人超ものリストとなり、それを選考委員会が明確な基準に従って学術的業績などを吟味した上で、105人のリストを9カ月かけて作り上げるので、現会員の個人的な恣意によって後任を指名するなどということはあり得ない。

● それをさんざん指摘されたので、菅首相はジャカルタで、後任を「指名」ではなくて「推薦」できるだけだと発言を修正したのだが、そうであればこのことが任命拒否の理由になるはずがないことにも触れ、自らの法解釈の誤りを謝罪し、6人の任命拒否を撤回すべきであるけれども、そこには踏み込まない。

最悪のシナリオ。「バイデン不況」で4年後にトランプ再登場の悪夢

いよいよ11月3日に投開票日を迎えるアメリカ大統領選。その結果は蓋を開けてみるまで分からないのは当然ですが、バイデン氏勝利を見越し「準備」を進める企業や国家も多いようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者で日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、バイデン大統領誕生で米国や各国の対中政策に生じる変化や、巷間囁かれる「バイデン不況」が訪れる可能性を考察。その上で、4年後の「トランプ氏大統領返り咲き」も否定できないとしています。

バイデン大統領でどうなるか?米国および世界の状況

米国の11月3日の大統領選挙で、バイデン氏が勝つ予想が多数を占めている。よって、バイデンが大統領になった時の政策を検討して、それに備える必要がある。バイデン政権の政策を検討する。

NYダウは、2月12日29,568ドルまで上昇して史上最高株価になった。そして3月23日18,591ドルまで急落して、9月2日29,099ドルまで上昇したが、10月16日は28,606ドルで、19日は410ドル安の28,195ドル,20日は113ドル高の28,308ドル、21日は97ドル安の28,210ドル、22日は152ドル高の28,363ドル、23日は28ドル安の28,335ドル。

追加経済対策の進展具合で、株価が上下に振れている。また、大統領選挙では、バイデン当選、上下院ともに民主党となるトルプル・ブルーとなる予測も出て、市場もバイデンシフトになっているが、楽観的展望のまま。

そのため、2.8兆ドルの経済対策や多額の公共事業などの多額の財政赤字で国債増発を見越して、国債金利が上昇し、ドル安に振れて104円台になった。

また、GAFAに対する独占禁止法の一環として、米司法省は、グーグルを独占禁止法で提訴した。ハイテク規制が民主党政権前から、一部始まっていることになる。しかし、米中ハイテク覇権の米国の中心的な存在に、どこまで規制をかけられるのか疑問を呈する人たちもいて、株価は大きく下落しない。

しかし、追加の経済対策がなく、ロビンフッダーたちも資金枯渇で、投資資金を積み増すことができないで、株価停滞になっている。

金価格も株に連動しているために、高値で上値も重い状態になっている。VIXも30前後で高くはない。皆がリスク回避のため、11月3日の大統領選挙結果待ちになっているとも見える。

日本の状況

日経平均株価は、2018年10月02日に24,448円でバブル崩壊後高値になり、3月19日16,358円まで下げ、10月16日は23,410円、19日は260円高の23,671円、20日は104円安の23,567円、21日は72円高の23,639円、22日は165円安の23,474円、23日は42円高の23,516円。

コロナワクチンの安全性に疑問が出てきたことや、104円台の円高で株価が一時下落したが、23,500円を維持している。22日マザーズは4.51%の下げで1,259p、23日一時4.8%安の1,199.05pと1,200p割れしたが、最終的には1,247pまで戻した。マザーズ人気が剥落したようだ。

ということで、日本も11月3日までリスク回避の様子見の状態になっている。このようなことを受けて、商い閑散で、出来高が2兆円割れが続いている。

先週までは、海外投資家が菅政権への期待から出遅れの日本株に投資していたが、菅政権の支持率が下がって、日本株先物の売りが出てきた。

そして、日米での実質金利では、日本のほうが金利が高いので、104円を下抜けすると、100円まで円高が進むことも考えられる。円高注意が必要である。

円高で日本株売りになる可能性もあるが、中国の景気は良いので、日本企業、特に自動車関連や機械関連の企業の業績はよくなるために業績が上振れる可能性もある。

今期は、前期比でマイナス33.5%の減益予想を出しているが、それが上振れると、株価は上昇する可能性もある。

ということで、米大統領選結果と決算発表待ちになっている。

飯塚叩きが示す日本人の劣化。なぜ高齢ドライバー問題の本質を見誤る?

高齢者による自動車事故がニュースなどで頻繁に報道される昨今ですが、高齢者以外の事故の方が日本全国で発生していても、なぜ高齢者ドライバーによる逆走事故や交通事故ばかりがマスコミで大きく取り上げられるのでしょうか。精神科医にして映画監督でもある和田秀樹さんは、自身のメルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』の中で、年収の高いテレビ局社員の思考と報道姿勢を批判しながら、SNS等で加害者を叩く風潮が強くなった日本人の「不寛容さ」と「思考の不自由さ」について考察しています。

「高齢者ドライバー叩き」にみる日本の病理

このメルマガで高齢者の免許取り上げ問題を何回かやっているが、高齢者から免許を取り上げようとするのは警察とか財務省(取り上げたほうが確実に早く死ぬので年金財政が楽になる)の陰謀ではなく、マスコミの連中の本音なのではないかと思うようにもなった。

たまたま、新宿御苑の近くにおいしいラーメン屋を見つけたのだが、隣の駐車場が15分300円とバカ高い。

で、御苑に併設した半官半民のような駐車場が30分310円とリーゾナブルだったのでそこに停めた。運よく、行列もなかったので、24分で帰ってくることができた。

駐車場に入るときに、出ようとする車が戸惑っていたので悪い予感がしたが、その車が5分以上も、駐車場の出口の機械の操作がわからないようで戸惑い続けている。

見ると80くらいのおじいさんが運転している。どうにか出てくれてほっとしたら、次の車が5分以上待たされているのに、駐車券の用意も小銭の用意もしていないで、やはりまごまごしている。こちらは70代くらいのおじいさんでやはり2分くらいかかっている。

結局、私が出られたのはちょうど31分後。要するに1分超えて追加料金を払うことになり、ラーメンを食べるために620円も駐車料金を払うことになった。

こういうときに、高齢者は運転するなと私も本音では思う。

高齢者が暴走したり、逆走したりするのが、ときどきニュースで流れるが、それはめったにないことだからニュースになるのだろう。

通常のドライバーが高齢者の運転に対して感じるのは、トロいということだ。たらたらと制限速度を守り、黄色になる前から停車する。

最近は高齢者の運転が危ないキャンペーンが始まって、なおのこと彼らがゆっくり走るようになった。まさに邪魔以外の何者でもない。

おそらくテレビ局の連中もそう思っているのだろう。彼らの多くは年収1500万円を超えたり、親のコネで入るような金持ちの親から援助を受けられる人たちだ。

今、フジテレビのえらいさんになっている人が、有名女優とフライデーかフォーカスされたときも、駐車場にポルシェとベンツがおいてあった。私生活より、なんで彼らがこんなリッチな暮らしができるのかを問題にしてほしかった。芸能事務所からキックバックをもらうのが常態化しているとしたら、公共放送として許されることではない。

「高齢者の運転はむかつく」それはなぜだ?

こういうポルシェに乗るようなテレビ局の連中にしてみたら、高齢者の運転はむかつく以外何者でもないだろう。

ポルシェが人をはねてもニュースにしないくせに、高齢者の運転をことさら取り上げるのは、彼らから免許を取り上げるいい口実ができたということだろう。

免許保有者の2割が高齢者なら年間700件の死亡事故が起きても不思議でない。毎日2件ずつニュースにできる(実は死亡事故の4分の1しか人をはねていない。多くは実は運転者のほうが死ぬ、自爆などの事故だが)。

かくして、高齢者の免許狩りが始まる。そのほうが将来の要介護率をはるかに高め、高齢者を早く死なせるというのに。

自分たちの年収1500万円の維持のためには、年間5万人のアルコール関連死が出ても、WHOの再三の勧告を無視して、飲酒シーンのCMをやめないテレビ局の社員たちのやりそうなことだ。

【関連】山口達也を破滅させた“本当の容疑者”フジテレビと警察の欺瞞を暴く

あるいは遊び相手にやせ形が好きだという理由で、毎年100人の拒食症の死者(多くは若い女性)が出ても、やせすぎモデルの追放をやらない連中のやりそうなことだ。

命が大事と言ってコロナ騒ぎを起こしているが、彼らが人の命を大事に考えているとは思えない。

私だって、高齢者の運転にはいらつくが、それが彼らの自立生活と命を救っていることがわかっているので、我慢して、車の中で窓をしめきって「このくそジジイ、トロい運転やめろ」と叫んでいるだけなのに。

もはや倒錯。ホンマでっか池田教授が指摘する「ビーガン」の傲慢

乳製品や卵を含む動物性食品を一切食べない完全菜食主義者ビーガン。最近ではファストフード店でもビーガンメニューが開発されるなど、その存在が話題となることも増えてきました。しかし、中にはその主義主張を他者にまで強要するケースがあり「倒錯している」と異を唱えるのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でもお馴染み、メルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』著者の池田教授です。池田教授はさらに、人が口にする農作物は、牛や豚の命は奪わなくても、虫など多くの命の犠牲の上に成り立っていると、その倫理感の矛盾を鋭く指摘しています。

ビーガンという倒錯

ドミニク・レステルという初めて聞く名のフランスの哲学者が書いた『肉食の哲学』という本を読んだ。原題は『Apologie du carnivore』(肉食者の擁護)である。帯には「肉食は我々の義務である。ビーガンの心がけは立派だ。だがその道は地獄に続いている」と過激な文言が書きつけてある。帯の後半は「地獄への道は善意によって敷き詰められている」という有名な箴言のもじりだな。

ところで、ビーガンとはどういう人か。基本的に植物食の人はベジタリアンと呼ばれるが、ベジタリアンにもピンからキリまであって、忌避する食べ物の種類によって5通りくらいに分けられる。

  1. ビーガン 植物性食品のみを食べ、動物性食品は一切食べない。最も極端なベジタリアンである
  2. ラクト・ベジタリアン 植物性食品に加え牛乳や乳製品は食べる
  3. ラクト・オボ・ベジタリアン 2に加え卵は食べる
  4. ペスコ・ベジタリアン 3に加え魚は食べる
  5. ポーヨー・ベジタリアン 4に加え鳥肉は食べる、獣肉は食べない

ベジタリアンの意識の底に流れる基本的な倫理として、生きた動物を殺して食べるのは残酷だという思いがあることは確かだろうが、4や5は健康志向あるいは個人的な趣味の問題で、倫理的な問題とはあまり関係ないだろう(だからいけないと言っているわけではない)。牛や豚を殺して食うのは残酷だが、魚や鶏を殺して食うのは残酷ではないというのは、どう考えても合理的でないからだ。

牛乳や乳製品は殺さなくても入手できるので、これを食べるのは上の倫理に照らして許されるという2の人の考えは理解できるが、3は微妙である。鶏の卵には有精卵と無精卵があり、前者は鶏に育つので、これを食するのは発生途中の鶏を殺すことになり、鶏の生命が至上のものとの考えに立てば、人間でいえば堕胎と同様な倫理的問題を孕む。無精卵は厳密には生きていないとは言えないが、発生を始めることはないので、単なる細胞だと考えれば、これを食するのに倫理的抵抗感は少ないだろう。尤も有精卵と無精卵を見た目で判断するのは不可能に近いが。

「再雇用で給与が大幅ダウン」貰える年金額も下がってしまうのか?

60歳以降も再雇用や継続雇用で働く人が多くなっていますが、気になってくるのが年金の問題。再雇用で今までよりも給与が大幅に下がった場合、厚生年金はどうなるのでしょうか?今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、そんな気になるケースを詳しく解説しています。

高い給与平均で厚生年金貰ってる人が、再雇用等にて低い給与で働いたら年金が下がってしまうのか

厚生年金って年金貰うまでに加入してきた時までの給与と、賞与の総額を平均して年金額を計算します。だから、入社した時から引退するまでの給与や賞与がすべて足されて、それが平均されるわけですね。

例えば若い頃は20万円くらいの給与で1年間働いて、その後50万円の給与で1年間働いた場合の平均は(240万円+600万円)÷24ヵ月=35万円になりました。この35万円を用いて年金額を計算します。単純に年金額を計算すると、35万円×5.481÷1,000×24ヵ月=46,040円の年金になります。

ところで定年後も働いてる方は多いのですが、再雇用とか継続雇用をする時に大幅に給与が下がるケースが大半です。そこで一つの疑問を持たれるのですが、低い給与で働く事になると、その結果として全体の給与平均が下がって年金額を下げてしまう事になるのではないか?と。

確かに、過去から今までの給与の全体の平均を取るので、せっかく高い給与だった人が低い給与で働く事になると給与の平均を下げて年金額を下げる事になりそうですよね。果たして年金額は下がってしまうのかを検証していきましょう。

1.昭和32年8月生まれの女性(今は63歳)

(令和2年版)何年生まれ→何歳かを瞬時に判断する方法!

絶対マスターしておきたい年金加入月数の数え方。

20歳になる昭和52年8月時点では外国に在住していたため(国籍は日本)、国民年金には加入できなかった。昭和61年3月までの海外在住期間は国民年金には加入不可だった。昭和61年4月以降の海外在住期間は任意で国民年金加入は可能にはなった。昭和52年8月から昭和57年5月までの58ヶ月間はブラジルで過ごす。

なお、この58ヶ月間は国民年金には加入できなかったので年金額には反映しないが、年金受給資格期間最低10年には組み込むカラ期間にはなる。

昭和57年6月からはサラリーマンの男性との婚姻を機に日本に帰って住むようになる。婚姻したのがサラリーマンの男性だったので、この女性は引き続き国民年金には加入する必要は無かった(昭和61年3月31日までの時代は)。

昭和57年6月から昭和59年3月までの22ヶ月間は国民年金には加入する必要は無かったが、将来の事も考えて任意での加入をした。一緒に付加保険料毎月400円も22ヶ月間納めた。

昭和59年4月からは民間企業に就職し、60歳前月の平成29年7月までの400ヶ月間は厚生年金に加入した。なお、昭和59年4月から平成15年3月までの228ヶ月間の給与平均(平均標準報酬月額)は25万円とし、平成15年4月から60歳到達月前月の平成29年7月までの172ヶ月間の給与と賞与の合計を平均したもの(平均標準報酬額)は48万円とする。