夢診断「見知らぬ異性と性行為」は何を暗示?心理学者の意外な回答

正夢、逆夢、悪夢に吉夢。毎日見ているらしい夢でもすぐに忘れるものもあれば、心に引っかかってずっと覚えているものもあります。見知らぬ男性とSEXする夢を見たことに不安を感じた30代の女性が相談相手に選んだのは、メルマガ『富田隆のお気楽心理学』著者の富田隆教授でした。その夢の内容から富田先生が導き出したのは、実際の性行為とは何の関係もない意外で前向きな見立てでした。

見知らぬ男性とSEXをする夢を見てしまいました

Question

shitumon

女性、36歳、教育関係の仕事をしています。見知らぬ男性とSEXをする夢を見てしまいました。現実には2年間交際している男性がいて、結婚も考えています。しかし、夢に出て来た男性はその人とは別人で、これまでどこかで会った記憶もありません。

夢の中の男性は政治家で、選挙の準備をしており、ベッドの上でも政治的な話をしていました。実際には、政治家の知り合いは一人もいません。起きた後、考えてみても、まるで、心当たりのない男性なのです。

現実の彼氏に不満がある訳ではなく、私は浮気願望を持ったこともないのに、夢の中では見知らぬ男性とのSEXに悦びを感じていました。心の底では、別の男性を求めているということなのでしょうか。心配になり、相談させていただきました。

富田隆先生からの回答

SEXの夢には、ストレートに性的な願望が象徴されている場合もありますが、別の可能性もあります。たとえばそれは、貴女が「新しい可能性」や「新たな資質・能力」などを「受け入れる」(自分のものとする)ことを象徴しているのかもしれません。

今回の場合、お相手が「見知らぬ男性」なので、この人とひとつになるという行為は、その男性が象徴している何かに対して、貴女が興味を抱いたり、今後、そうした何かに関わる可能性を受け入れるということを表しているのではないでしょうか。

今回、夢に登場した見知らぬ政治家の男性は「政治」を象徴しています。これを貴女の身体に「受け入れた」ということは、貴女が今後、政治に関連した分野へも積極的に関わっていく可能性を象徴しています。

最近、政治に関心を持ったり、政治的な活動に参加したりと、政治というものに目覚めた(あるいは再認識した)というような体験がありませんでしたか。貴女が政治の世界に関わる可能性を、あなたの心の深い部分(無意識領域)は、夢を通して「受け入れた」つまり肯定的に認めたのです。もしかしたら、将来、貴女自身が政治家として活躍する可能性もあるのかもしれません。

人は、大人になった後も、様々な社会的活動に関連する能力や関心などを増やしながら、さらに成長し成熟していきます。そうした過程で、このような性的な夢を見ることも少なくないのです。

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木村拓哉、身勝手な工藤静香に激怒か。イタリア滞在中に夫婦仲にヒビ?koki,は炎上&cocomiは大コケで絶体絶命のピンチ

2022年に全世界で配信予定の海洋SFサスペンスドラマ『THE SWARM』に出演するため、撮影地であるイタリアに滞在中の俳優・木村拓哉(48)。自身のインスタグラムに現地で過ごす日々の様子をファンに紹介しているが、キムタクパパが不在の中、何やら木村ファミリーに異変が起きているようだ。

イタリアからインスタ更新を欠かさないキムタク

7月中頃にイタリア入りしたとみられる木村拓哉。撮影まではまだ時間があるようで、インスタグラムではトレーニングやセリフの練習に励んでいることを報告している。

今回のドラマにかける木村の思いは相当強く、出発前から肉体作りに励むなど意欲十分。現地でも毎日8000歩以上を歩き、ジムではびっしりと汗をかいている。

朝食は毎日ホテルで、キムタク流に言うと“バッフェ”(いわゆるビュッフェ)を食べているようだが、26日には「昨日の夕食、思い切って和食屋さんへ。サービスも、味も本当に”おもてなし”の行き届いたお店でした‼︎ ローマでこんなに美味しい和食に出会えるとは…。ご馳走様でした‼︎ 」と報告し、久々の日本食に舌鼓を打ったようだ。

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イタリアで充実した日々を過ごしている木村だが、日本ではキムタクファミリーにやや問題が…。暴走気味の静香ママに娘たちが振り回され、心配な出来事が起きているという。

Koki,大炎上で問われる静香ママのプロデュース力

特に活発な動きを見せているのが、次女でモデルのKoki,(18)。

すでに多くのメディアで報じられている通り、Koki,はホラー映画の巨匠である清水崇がメガホンを取る『牛首村』で、映画初出演にして主役を務めることが発表されている。

女優でもない、演技未経験のモデルがいきなり主役デビューを飾るというのは、もちろん敏腕プロデューサーである母・工藤静香(51)の戦略があってこそ。これに対し、父である木村はどう思っているのだろうか。

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ジャニーズ事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「木村さんはKoki,さんがモデル以外にもさまざまなことを経験することには賛成で、女優業への進出も反対ではありません。ただ、いきなり主演デビューということについては快く思っていないようです。というのも、主役というのは作品の顔でもあり、さまざまな責任を背負わなければならない存在。その役割の重さを木村さん自身が十分知っているだけに反対しているといいます」

静香からすれば、いきなり主演デビューという方がインパクトが強く、Koki,にとってプラスになると考えたのかもしれない。

一方、順風満帆に道を歩んできたと思われがちな木村だが、アイドルから俳優の仕事を始めた当初はかなりの挫折を味わっている。「演技はそんなに甘いものではない」、大切な娘を心配するからこそ、木村はKoki,の主演デビューを快く思っていないのだ。

おまけにKoki,は7月に起きた静岡県熱海市の土石流災害をめぐり、自身のインスタグラムにルイ・ヴィトンの高級バッグを手にして「これ以上被害が出ませんように祈っています」とお見舞いコメントを載せて大炎上した。

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静香のプロデュース力を信じ、これまではあまり口を挟んでこなかったいわれる木村。だが、今回ばかりは見逃せなかったのかもしれない。

現役税理士が伝授。「アポなし税務調査」に慌てず対応できる3ケ条

事前に何の予告もなく、ある日突然税務署員が抜き打ちで現れる「無予告調査」。誰しもが驚き平常心を失ってしまうようなアポ無しの税務調査に遭ってしまった時、どのように対応するのか正答なのでしょうか。今回の無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』では現役税理士の今村仁さんが、そんなシーンに慌てず対応するための3ケ条をレクチャーしています。

アポ無し税務調査、慌てないための3ケ条 ←h3タイトル

■2種類の税務調査

税務調査は大きく分けて、「強制調査」と「任意調査」があります。

強制調査は、「マルサ」で知られる「国税局査察部」によって、納税者の意思とは無関係に行われます。脱税の疑われる納税者に対して、裁判所の令状を得て強制的に行う調査です。

一方、任意調査は、アポ無しで行われる「無予告調査」と、前もってアポを取り付けてから行われる「事前予告調査」にわかれます。

どちらにしても納税者の許可が必要ですが、質問検査権がありますので、結果的に税務調査を拒否することは出来ません。

ほとんどの税務調査が後者の任意調査となっていて、各地の税務署が中心となって実施されています。

■無予告調査

朝会社に行って税務署の方々が待ち構えておられる状況というのは、初めてアポ無し調査(任意調査)を経験される方は驚かれると思います。

事前に顧問税理士などからレクチャーを受けていないと、どうしたらいいのかわからないでしょう。必要もないことをあれやこれやと話してしまい、結果的に傷口が広がってしまうことは、よくあるケースです。

また、社長や本部経理の方だけではなく、店舗にいる店長さんなどにもきちんと対応方法を教えておかないといけません。よくあるアポ無し調査は、会社本部、社長自宅、店舗に同時に入られるからです。

■慌てないで対応するための3ケ条

アポ無しでの無予告調査に遭遇したときは、下記の「慌てないで対応するための3ケ条」を覚えておいてください。

1か条:質問検査章で身分を確認する
2か条:顧問税理士に電話して、税理士の到着を待つ
3か条:先方の雑談になるべく乗らない

とにかく大事なのは、無駄な雑談をせず、店舗にも入れず、顧問税理士に電話を入れることです。

慣れた税理士であれば、税務署の方との電話会議で、「アポ無し調査がなぜ必要なのか」や、「必要なケースでも1時間程度で終わって頂けるような指示」などの対応をして頂けることでしょう。

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嘘つき安倍晋三が世界を騙した。東京五輪の酷暑にアスリートが悲鳴、“虚偽の常習犯”逮捕までのカウントダウン

日本の暑さが東京五輪に挑むアスリートたちを苦しめている。この事態に海外メディアは日本が五輪招致の際、気候について虚偽申告したと批判。当時の首相である安倍晋三氏に説明責任を求める声まであがっている。しかし、安倍氏は東京五輪が開幕してから雲隠れし、知らん顔を決め込んでいる。

安倍前首相が虚偽申告?東京五輪の酷暑に世界中が批判

30度を越える真夏日や、35度以上の猛暑日が続き、史上最も過酷な大会となってしまった東京五輪。23日に行われたアーチェリー女子の予選ではロシア選手が気を失い、テニスの世界ランキング2位のダニル・メドベージェフは「死んだら誰が責任を取るのか」と審判に詰め寄るなど、選手たちからクレームが殺到している。

こうした状況を受け、米ヤフーは「東京は地獄のような嘘を付いた。代償を払うのは選手だ」と大ウソつきだと糾弾。オーストラリアのニュースドットコムも「東京の虚偽主張に世界は謝罪が欲しい」と報道した。

2013年の五輪招致の立候補ファイルには、「この時期の天候は晴れることが多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候」と記されている。

こうした記述が実際の気候とはかけ離れていることから、海外メディアは虚偽申告だと批判している。

選手たちからのクレームを受け、炎天下の中で長時間の試合を行わなければならないテニスは試合時刻や一部ルールを変更。29日から午後3時に開始を遅らせ、試合中には長めの休憩時間を取るようにした。

酷暑の中で行われる東京五輪、世界から大ウソつきだと言われてしまった原因はあの人物にあるかもしれない。

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安倍氏は平気で嘘つく虚偽申告の常習犯

東京五輪を実現するために結成された招致委員会。トップとなる理事長は竹田恒和前JOC会長で、当時の首相は安倍晋三氏だ。五輪を東京へ承知するため、安倍政権はさまざまなバックアップをした。

安倍氏といえば、言わずと知れた「嘘つきの常習犯」。

「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題では、2019年11月~20年3月の間に、安倍氏は国会で計118回の虚偽答弁を繰り返した。

また、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題では、安倍政権が2017~18年に行った国会答弁のうち、事実と異なる答弁を計139回していたことが明らかになっている。

自己保身や政権維持のためであれば、安倍氏は悪びれることなく平気な顔をして嘘をつき続けてきたのだ。

そんな安倍氏に対し、「長期間続いた安倍政権の膿は山ほど溜まっている」と指摘するのは、米シアトル在住の世界的エンジニアの中島聡氏。

中島氏は自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』の中で、「今の自民党のように好き勝手なことをしていると、その悪事が政権が変わった時に白日の元にさらされることになる」とし、「下手をすると、その人たちは牢屋に入ることになります」と述べている。

また、中島氏は「政権交代さえ起こせば、彼らがした悪事を白日の元に晒して、悪徳政治家を政界から一掃し、シロアリのように税金にたかっている電通やパソナにお灸を据えることすら可能なのです」とも語り、政治家が好き勝手なことをさせなくすることが大事だとしている。

詳しくはMAG2NEWSのこちらの記事『「自民の悪事を暴いて牢屋に入れよう」衆院選で政権交代が実現する唯一の公約』をご参照いただきたい。

さまざまな疑惑の真相をうやむやにし、幾度となく虚偽答弁を繰り返しながら、何の責任も問われてこなかった安倍氏。政治を私物化するという前代未聞の罪を犯し、無傷でいる方がおかしいと言わざるを得ない。

安倍マリオにまでなってはしゃいでいたにもかかわらず、招待されていた開会式を欠席し、自身のツイッターの更新も一切ストップしてしまった安倍氏。こうした批判を受けることをあらかじめ想定していて、東京五輪についてダンマリを決め込んでしまったのだろうか。

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逃げるスピードだけは誰よりも早い安倍氏。アスリートたちが東京の酷暑に苦しもうと、知ったことではないようだ。

5年で1000億の異常。政府「すべて丸投げ体質」が招いた五輪開会式の大混乱

先日掲載の「無駄で無謀。東京五輪の開会式はNYタイムズ記者の目にどう映ったか」等の記事でもお伝えしているように、賛否両論が入り乱れる東京五輪の開会式。批判意見の中には「演出の脈絡のなさ」を指摘する声が多く聞かれましたが、何がこのような事態を招いたのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、日本政府の五輪開会式に関する「丸投げ体質」の裏側を紹介しています。

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電通利権が招いた五輪開会式直前の演出陣ドタバタ解任劇

午後8時から始まって、終わったのが12時前。光の絵巻物をながめるうち、途中で眠くなり、終盤は二人の会長の挨拶が長くてイライラ…。東京オリンピックの開会式を見た筆者の感想である。

当然、評判はさまざまで、海外メディアでは絶賛もあれば酷評もある。日本の識者にも、「金返せ」(北野武氏)だの「開会式は金メダル」(木村太郎氏)だのと、極端な言い方をする人がいる。

ただ、あえて不足をあげるなら、“統一感”の無さだろう。個々には見ごたえのあるショーがあり、感激するシーンもあったのだが、全体を貫く“美学”のようなものが感じられなかった。

お家芸となったサブカルチャーを多用すれば重厚感に欠け、伝統にこだわれば渋みが強すぎる。しかし、日本を表現するにはどちらも必要だ。そこに、総合的な演出力を発揮すべき余地がある。

もう亡くなってしまったが、長野五輪を演出した劇団四季の浅利慶太氏や、国際的な評価の高かった演出家、蜷川幸雄氏のような存在が全体を見渡し、混然一体とした美しさに昇華できれば、よかったかもしれない。

新型コロナ緊急事態宣言下の東京で幕が開いた東京五輪。周知の通り、開会式直前にいたって、演出や音楽にかかわる重要なスタッフが辞めたり解任されたりするドタバタ劇があった。

開会式の楽曲を担当していた小山田圭吾氏は、若いころ、障害者に“いじめ”をしていたのを自慢するかのように話していたことが表ざたになり、辞任した。総合演出の小林賢太郎氏は、お笑い芸人時代にユダヤ人虐殺をネタにしていたカドで解任された。

小山田氏や小林氏を式典演出の重要なポストに起用したことで、サブカルチャー色を強める狙いがうかがえた。小山田氏の実験的なロックミュージックといい、一風変わった小林氏のコントといい、現代的、かつ個性的だ。

彼らがいなくなったことで開会式の演出が変わったのか、あるいは変わらなかったのか、よくはわからない。しかし、何の影響もないのなら、彼らはいったいどんな存在だったのか、ということになる。

パナソニックが東京五輪用に開発したプロジェクションマッピング。1,824台のドローンが国立競技場の夜空に浮かび上がらせた“地球”の輝き。荒事の演目「暫(しばらく)」の衣装をまとった市川海老蔵さんの豪快な見得と、上原ひろみさん奏でるジャズピアノのコラボ…それぞれ見事だった。王貞治氏、松井秀喜氏とともに元気な姿を見せた長嶋茂雄氏や、大坂なおみ選手の聖火点灯シーンも感動モノだった。

それで十分と思う老ジャーナリストにすれば「開会式は金メダル」。いや、もっと凄いものができたはずと思う世界的映画監督にすれば「金返せ」になるのだろう。

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中国の大誤算。五輪開会式「台湾」どころか自国選手団も放送カットの赤っ恥

東京五輪開会式の各国選手団入場行進で、チャイニーズタイペイオリンピック委員会旗を掲げ登場した台湾選手団に対して、中継を担当した女性キャスターが「台湾です」と紹介、式中に一度も「チャイニーズ・タイペイ」という名称を使わなかったことが大きな話題となっています。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、こうした台湾の扱いを「画期的」としてその理由を解説。さらに変化しつつある国際社会の「台湾観」についても詳しく紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年7月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

 

【台湾】五輪開会式で日本が「台湾」を連呼した背景

五輪開会式で「台湾」として行進 50音順の入場めぐり「屈辱」と中国は怒りも NHK和久田アナ「台湾です!」に「粋な計らい」の声

開催に否定的論調が強かった東京五輪ですが、日本のメダルラッシュですっかり世論の流れも変わったようです。日本勢の活躍に、毎日が感動の連続という方も多いのではないでしょうか。

台湾も、2004年のアテネ五輪のときのメダル5個を更新し、過去最多のメダル数(7月27日時点で6個)となったことで、大盛りあがりを見せています。59kg級女子重量挙げで優勝した郭婞淳は、台湾先住民族アミ族の血を引いています。

また、目をみはる日本勢の活躍も、台湾では大きく報じられていますが、それに先駆けて7月23日に行われた五輪開会式での台湾選手団の入場行進も話題となりました。

ご存知の方も多いと思いますが、開会式での選手団入場は「あいうえお」順位で行われました。台湾は「チャイニーズ・タイペイ」ならばチェコの後の行進であるにもかかわらず、実際には大韓民国の後の行進となりました。つまり「台湾」という名称での入場行進になったということです。

NHKの和久田麻由子アナウンサーも、台湾の入場行進について「台湾です!」と紹介し、一度も「チャイニーズ・タイペイ」という名称を使いませんでした。これは画期的なことです。

こうした台湾の扱いが、日本と台湾のSNSで大きな反響を呼びました。とくに台湾では感動する声が多く上がり、日本に感謝する声が溢れていたようです。

五輪開会後に台湾からは「日本ありがとう」 感謝のコメントが続々の理由とは

蔡英文総統も、自身のフェイスブックに次のようなコメントを書き込みました。

どんなに大きな挑戦であっても、スポーツの力、オリンピックの価値は揺るぎません。開催国である日本の皆様、ありがとうございました。

 

世界が流行から立ち直ろうとしている中、世界中のアスリートたちがオリンピックスタジアムに集まって、その回復力を示しました。国境や人種に関係なく、彼らは人間の存在に対する文明的価値を示し、平和、多様性、統一性に対する信念を示しました。

 

同じように、どんなに大きな困難があっても、台湾が世界の一員になることを止めることはできません。盧彦勳選手と郭婞淳選手が旗を持って行進した瞬間、台湾は世界の舞台に立ち、私たちは皆、誇りに思いました。

蔡英文 - Home | Facebook

さらには、

台湾と日本は近い隣国であり、困ったときにはお互いに助け合ってきました。今回は、そのお手伝いをさせていただきます

 

現地には行けませんが、すべてのレースを中継で追いかけて、選手たちの活躍を一緒に見守りたいと思います。

と投稿し、日本への感謝と連帯を表す動画とともに「ありがとう!日本!東京オリンピック、一緒に頑張りましょう」
と日本語で書き込みました。

來自台灣的祝福!一起為東京奧運加油!ありがとう!日本!東京オリンピック、一緒に頑張りましょう!

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小学校高学年の長男が「家庭内暴力」を…悩む母親が心がけたこと

昔から問題となっている、子供から親への「家庭内暴力」は何が原因で起こってしまうのでしょうか。今回の無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』では、著者のパピーいしがみさんが「長男の行動が家庭内暴力に発展してしまうかもしれない」という母親からのお悩みを紹介、その後の良い変化と理由にも触れています。

家庭内暴力

こんばんは。パピーいしがみです。

今日のメルマガはバンビさんからのご報告をご紹介したいと思います。バンビさんが勉強を始められたのは、2019年の1月でした。その理由は、激しい兄弟げんかと、家庭内暴力への懸念。

当時、長男さんは小学校5年生。次男さんは3年生。そしてまだ小さい妹さんがおられました。長男さんの態度がどんどん悪化していくことが気になっていて、最初に頂いたメールはこんな風でした。

長男は、学校ではおとなしいほうではありますが、友達もいて宿題も頑張っています。おしゃべりで、学校のことも話してくれます。時には優しく、時には頼りになることもあるのですが、幼いころから怒り続けていたせいもあり、自分に自信がなく消極的な性格です。

また、機嫌が悪い時は、何か気に障ることがあると、家族に対し、舌打ち、暴言、反抗的な態度を見せます。次男が生まれて生後半年が経ったころから、長男に怒ることが増え、常に長男・次男のケンカが絶えず現在に至ります。

長男には常に怒っていましたが、次男は可愛く、次男には幼いころはあまり怒ることはありませんでした。

長男と次男のケンカが始まると、時には殴り合ったり物に当たり散らしたり、大変なことになります。その都度、私は怒ってきました。長男に対しては、私は言葉と力でねじ伏せてきました。だからそんな私のように、長男は弟に対し言葉と力でねじ伏せようとします。

今まではそれで弟が泣いて終わっていたケンカですが、弟も小学3年生になり、物をくしゃくしゃにしたり大声で威嚇したり、時には殴りに行ったりと、長男に対抗するようになりました。その結果、私が怒り、長男と次男に怒鳴り散らし、ゲーム禁止・○○禁止と言い放ち、泣き怒りながら自分の部屋に逃げ込んだ長男を力任せに引っ張り出し、「出ていけ」と外に追い出す。こんな最悪な状況でした。

2021年、全人類は「異世界」に転移しました。コロナ五輪の次は何が待ち受ける?

かつては「十年一昔」などと言われましたが、今や1年前ですら遥か昔のように感じられるほど、あらゆる物事が猛スピードで進化する時代と言っても過言ではありません。しかもそれらすべてが想像を大きく超える変化ばかりのようも思えてしまえます。そんな状況について、「人類は全員、異世界に転移したのでは」と見るのは、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さん。坂口さんは自身のメルマガ『j-fashion journal』で今回、そう判断せざるを得ない理由を列挙するとともに、世界の行く末の予測を試みています。

 

異世界転移の時代か?

1.人類は異世界に転移したのか?

アニメには、異世界転移ものというジャンルがある。主人公が突然異世界に転移してしまう物語だ。

アニメの異世界は、ある程度共通した設定がある。魔法が使えたり、経験値を獲得すると新たな能力を獲得したり。また、中世風の町並みに自然豊かな森、エルフやドワーフ、獣人や魔人が登場するなど。したがって、主人公は転移しても、すぐに異世界に転移したことに気がつく。

もし、景色は今まで通りの町並みのままで、そこにいるのも普通の人達だとしたら、異世界だと気がつくだろうか。

現在、我々が住む地球は、異世界ではないはずなのに、不思議なことが次々と起きる。

世界中の政治、経済が揺らぎだし、コロナ禍はワクチン接種が進んでも感染は収まらない。世界のあちこちでクーデターや紛争が起き、指導者が死亡したり、代している。

中国は、日本と友好関係だったはずなのに、現在は牙を剥いている。中国国内のWEBには、「日本が台湾を軍事的に支援するなら、無条件降伏するまで核兵器を使い続ける」という宣言が掲載されているらしい。

そんな中国の鄭州市は、突然のダムの放水により水没。地下鉄やトンネルでは、数えきれないほどの死者が出た。噂では、地下の軍事基地も水没したとか。中国も異世界になりつつある。

アメリカも昨年の大統領選挙以来、異世界に突入しているように感じる。

そして、日本は、コロナ感染者が過去最高を記録しそうな状況の中で、オリンピックを開催した。開会式で入場した選手は全員マスクを着用。これがフィクションではないのだから、異世界としか言いようがない。

人類は全員、異世界に転移したのではないか。

2.世界は分断し、分解する

現在の状況は、先行き不透明とか、将来が見通せないという状況を超えている。気がついたら、世界が変わっていたのだ。

どこに異次元ポケットが開くか分からないし、突然、魔法使いが登場するかもしれない。

最も空間がひずんでいるのは、やはり中国とアメリカではないか。世界第1位、第2位の経済大国として、共に投資や貿易を重ね、共存共栄の関係だったが、トランプ前大統領就任以来、徐々に対立の度合いを深め、現在では完全に敵対するまでになっている。更に習近平総書記の態度も豹変した。まるで毛沢東の生まれ変わりのように、中国を力で支配し、世界を共産主義で染め上げる野心を隠さない。

米中が敵対することで、世界は分断した。同時に、アメリカも共和党と民主党で分断している。イギリスはEUから離脱し、EUという組織も揺らいでいるようだ。

この状況は何だろう。世界は一つであるというグローバリズムが突如求心力をなくし、むしろ、遠心力が作用している。まとまっていたものが分断され、さらに分解が進む。

この遠心力に例外はないのかもしれない。そうであるならば、日本も分断するだろうし、中国も分断するだろう。あらゆる国で分断か始まり、分断が分断を呼んで、分解が始まるのだ。

異世界はまとまらない。分解が進んでいく世界だ。

 

五輪ソフトボール代表を優勝に導いた宇津木麗華監督が恩師と語る「闘う意義」

予選リーグでは逆転負けを喫した宿敵・アメリカを決勝で破り、2008年の北京五輪以来13年ぶりの金メダル獲得となったソフトボール日本代表。チームを率いた中国出身の宇津木麗華監督は、来日後、恩師である宇津木妙子さんの指導の元、選手として人間として、大きな変化を遂げたと言います。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、そんなお二人が「プロの条件」について本音で語った対談が再録されています。

日本女子ソフトボール、その強さの原点

東京オリンピックで米国との頂上決戦を制したソフトボール。白熱した試合に、手に汗を握りながらテレビ画面に釘つげになったという方も多くいらっしゃったことでょう。その強さの原点はどこにあったのでしょうか。

監督の宇津木麗華さんは、かつて『致知』誌上で師である宇津木妙子さんと対談されました。厳しい練習や逆境を乗り越え、世界の強豪に打ち克つための“プロの条件”について語り合われた記事の一部を紹介します。


麗華 「代表監督になったばかりの頃、宇津木さんへの誹謗・中傷が出回っていました。随分いやがらせを受けたことも知っています。でも宇津木さんは負けなかった。その強さ、ソフトボールへの執念、勝利への執念には本当に頭が下がります。

私は中国にいた頃は、自分が打てなかったり点差が開くと、諦めてしまうこともありました。日本に来て、宇津木さんから怒られ、指導され、勝利に対して執念を持つようになったと思います。

私たちはきつい練習を乗り越え、怪我を抱えながら、生活のすべてを捧げてソフトボールをやっています。何のためかといえば、それは勝つためです。

勝った瞬間のわずか10秒。あのめまいとも似つかない10秒間のために戦っているといってもいい。それは勝った人しか分からない喜びであり、楽しさです。その楽しさを知り、勝つための執念を燃やし続けられる人が本物の『プロ』だと思います」

妙子 「最近よく、『オリンピックを楽しみたい』とか『ゲームを楽しむ』という言葉を耳にするけど、ちょっと違うんじゃないかなと感じます。どうも逃げのニュアンスが含まれている気がする。本気で金メダルを目指し、勝ちにいくなら『楽しみ』より『苦しみ』のほうが断然大きいですよ。それでも勝ちたいから戦いに挑むのです」

麗華 「勝った瞬間の10秒間以外はすべて苦しみかもしれませんね」

DX推進を決めた経営者が実践すべき、日報よりも効果的な「ハイパーアウェアネス(察知力)」活用法

先日掲載の「最低10年続けられるか。話題のDX推進のために必要な経営者の覚悟」では「経営改革こそがDXの本質」と説いた、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さん。アメリカに本社を置く世界的なコンサルティング会社で14年間もの勤務経験を持つ赤羽さんは、自身のメルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』で今回、「経営改革」を進める上で重要な「7つの鍵」について詳しく解説するとともに、その各々についての解錠のヒントをレクチャーしています。

【関連】最低10年続けられるか。話題のDX推進のために必要な経営者の覚悟

※本記事は有料メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』2021年7月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

赤羽雄二の視点:今話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か、何を知っておくべきか その2

先週は、時価総額で世界的な企業と圧倒的な差をつけられた日本企業の危機的状況と、DXへの誤解、間違った期待についてお話ししました。その上で、DXの本質とは、「経営者主導の事業構造改革」であることをご説明しました。

【関連】最低10年続けられるか。話題のDX推進のために必要な経営者の覚悟

今週はこの「経営者主導の事業構造改革」、すなわち「経営改革」について重要なポイントを解説するとともに、GAFAをひとくくりにせずどう分けてみるべきかお話しします。その上で、DXの重要な可能性の1つ、ハイパーアウェアネスの活用方法についてご理解いただき、読者の皆さんにヒントをご提供できればと考えています。

経営改革を進めるには7つの鍵を同時に開けること

経営改革を進めるには、1つのドアに7つの鍵がかかっている状況を思い浮かべると、イメージをつかみやすいと思います。7つの鍵を全部同時に開けて、初めてドアは開きます。

こんな感じです。真っ暗の部屋に閉じ込められ、ドアを開けようとしても動かない。鍵がかかっていたので、鍵束から合う鍵を探し、苦労の末やっと鍵穴に合うのが見つかったので、ガチャっと回します。それでドアが開くかと思ったら、うんともすんとも言わない。おかしいなと思って、真っ暗の中で上のほうとか下のほうを触ってみると、どうももう1つ鍵穴がある様子。また鍵束から合う鍵を探し、苦労の末やっと鍵穴に合うのを見つけて、ガチャッと回します。今度こそドアが開くと思ったら、まだ、うんともすんとも言わない。

もしあきらめずにこれを繰り返し、7つの鍵を同時に開けることができたとき初めて、ドアを開くことができる、こう理解しておくと、経営改革の大変さがよくわかります。

当然ながら、こういった経営改革は経営者の本気のコミットメントが不可欠で、しかも5~7年はゆうにかかると思ってください。これまでの10年から数十年の習慣、慣性を大きく変えていく必要がありますので、簡単にいくものではないのです。